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ハンガーノック [近況]

昨日のブログ、、冒頭にカレーの写真が誤って貼られてしまっていた。
(今は直しました)
ただ、冒頭にカレーの写真があるのは、
インパクトがある、良い構図だと思った。
写真に依るかもしれない。。
いろいろな、ちょっとしたイベントでも、学ぶことはあるようだ。
紅茶の由来も、たしか、腐ってしまったがおいしかったというやつだ。
失敗しても、それがなんなのか?
いろんなことに使えるか?は、吟味・精査の必要がありそうだ。

何でも教訓に結び付けようとするのは、お年寄りの悪い癖らしい。
会社でも、いかにもという感じで、くどくどとコメントしてしまう
私がいる!
(他の人の事じゃなくて、俺なのか、、恥ずかしいわ!)
「勉強になります」
という、スタンプを押してくれる部下がいるのだが、
(いや、もう、スタンプの時点で、見下されているだろう)
あまりそういう事はやめておこうと改めて思う。

今、会社の上司のおすすめの「失敗から学ぶ…」という本を読んでいるが、
なるほどなー、と思う事や、
ちょっと違うよなー、、と思うことが沢山書かれている。
どちらにしても、良い刺激を沢山受けているので、
ついつい、みんなに教えてあげたくなるのだが、自粛しておこう。
このブログには、、、私の記録の為なので、
書いても怒られることはあるまい。

一方的な話と言えば、
金曜日の朝礼は、何となく集まった人でおしゃべりをする会にしているが、
あるテーマを説明し、次々に参加者にコメントを求める。
が、
「すみません、聞いていませんでした」
「何を言えばいいんでしょうか?」
という質問が普通に帰ってくる。
これが、普段の状態なのである。
これを別の会社の役員の方にお話をしたら
「え?!そんなことあるの?」
って、驚愕された。
うちの会社は、フランクな会社です。

さて、今日、書きたかったのは、今日の自転車ランの話である。
(前置きが長いな、しかも、ぜんぜん関係ない話だ)
長距離を走るコツは、年を取ったら、ゆっくり走ること。に限る。
今日、追い越した自転車サークル(学生っぽい)は、
先輩が後ろを走る後輩(若い女性)に
「このくらいのゆっくりで走り続けるのが大切なんだよ」
って、上から目線で諭していた。

ちょうど私は、横浜から小田原往復の、小田原から20kmほどを
”全力疾走”で爆走していた最中だったので、
「50過ぎたオッサンでも、走る時は走るんだよ!」
って思いながら、追い越して行った。

ちょっとだけ言い訳すると、
湘南の海岸線沿い(葉山~小田原は、ほぼ海岸線沿いのフラットな道)
は、スピードが出せる。
海からの風も、街(北側)からの風も、防風林で遮られ、
片道2車線の道路の路肩は幅広で走りやすく、信号機も少ない。
多くのチャリダーが、追い越し、追い越されながら走っているのだが、
似たようなスピードのチャリダーを追い越した時に、
そのチャリダーが、必死になってついてくると、
ついつい、スピードアップを行い、
気がつけば全力疾走しているのである。

この年齢で、全力疾走で、どのくらい走れるだろうか?
と、不安になりながらも、
延々と走り続ける。
あとで地図で確認すると10kmちょっとしかなかったのだが、
(地獄の時間が30kmぐらい走っていた感覚があるが)
ほぼ、その区間で体力を使い果たしていた。

・・・
使い果たした?
・・・
使い果たしました。
そこから50km、忍耐の自転車乗りが開始される。
休憩するコンビニは、30km先の峠の上と決めているので、
江ノ島~鎌倉は、多くの元気なチャリダーに抜かされながら
(悔しかったが、ぜんぜん追いつかない)
だんだんと、意識が遠くなりながら走り続ける。
たぶん、
足とか心臓とかは、まだまだ元気なのだが、
頭の糖分が足りなくなったのだろう、
眠くなるような状況になり、ボーーーっとしてしまい、反応も遅い。
(そういえば、昨日、左折車に巻き込まれそうになったが、
一瞬の判断で、大声を出して、歩道に乗り上げて回避して、事なきを得た。
今日、あれがあったら、事故に遭っていただろう)
脳のハンガーノック状態であった。

峠のコンビニで、暖かいコーヒーや、甘い菓子パンなどを沢山買って食べる。
(よっぽど見てくれも悪かったのだろうか?店員がおしぼりをくれる)
モノを食べてからと言って、
そんなに急激に体力が回復するわけではない。。。と思うのだが、
コーヒー(糖分多目)が効いたのだろうか、意識が戻ってきた。
甘い菓子パンやおにぎりを胃袋に放り込み、
まだまだ食べ足りない感じだったが、家まで15kmぐらいなので
少し休んでから家に向かう。
残り15km、休憩無ではしれたか?というと、絶対無理な状態だった。

そこまでして家に帰ったのは、もしかしたら、
次女が「ドライブに行っても良い」と言ってくれるかもしれないからだ。

家に着くと、車は無かった。
(奥さんが、、、)
次女に外出しようか?とLINEを送る(←直接声をかけない微妙な温度感、ご理解ください)
「さむいからやだ」
とだけ帰ってくる。

着替えて横になったら、
寒いのに、そこから2時間、ボロ雑巾のように眠ってしまった。
こんなに疲弊したのは、久しぶりである。
年老いたら、やはり、無理をしてはいけないのだ。
たかだか10kmの全力疾走であったが。。。


疲弊の話と、冒頭の失敗の話を結び付けなさい?
まぁ、言わなくても分かるっしょ。

240211.jpg
逗子から見た江ノ島方向

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