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風が強い [近況]

昨日の自転車乗りは、強風でとてもきつかった。
予報では南西の風8m/secである。
風速7m/sec以上の時には、自転車乗るのを見送ろうと決めたばかりなのだが、
天気が良いし、いつも走り慣れている三浦半島ならば、何とかなるだろう!と
走り出した。
が、
向かい風。時速10~15kmしか出ない。。
坂道を上るようなスピードである。他に走っているチャリダーはいない。
しかも、その向かい風を受ける道が20km以上続いた。
とても、辛かった。
帰り道は、追い風になるのだが、
あまりに疲れ果て、体力が無くなり、追い風を楽しむ余裕が無かった。

そのあと、次女が一緒に外出しても良いと連絡が入ったので、
午前中だけで走り終えて、次女と近所のスーパーに買い物に行く。
買い物しかしていないのだが、
何故かお父さんはとっても嬉しかった。

翌日、
昨日の南西の風から、北東の風に変わる。
逆だ!逆だ!
ということは、昨日のような悲劇にはならないのじゃないか?
昨日は風速8m/secだったが、今日は風速5m/secなので影響も弱いはずだ!
と、
また、全く同じコースを自転車で走りに行く。
懲りない性格だ。

予定通り、風の抵抗は受けず、じゃっかんの追い風を受け
(じゃっかん?)
昨日は時速10~15km/hしか出なかった道が、30km/hの早さで走れる。
まぁ、普段通りなのだけど、
快適に走れるということを天に感謝して走る。

そして、三浦半島の最南端まで行ってから北上すると逆風だ。
予期していたこととはいえ、、ペダルが重くなる。
当たり前だが、つらい。
こんなことなら、強風の日には走りに行かなければいいのに。
と思うのだが、
他にやることも無いので、走ってしまう自分が悲しい。

今日は、次女は外出してくれないので、
そのあとも、のんびりと自転車に乗り続ける。
葉山~鎌倉~江ノ島の海岸線をひたすら走っていく。
車は渋滞しているが、路肩を開けてくれるので、
事故にならないように注意しながら走りぬいていく。
これはこれで快適である。

バイクの人が道を譲ってくれたり、
逆に追いかけてきたバイクの人に道を譲ったり、
事故や喧嘩にならないように、譲りながら、配慮しながら走るのである。

風はそこそこ強かったが、波はそんなに高くは無かった。
ウインドサーフィンをする人は多いが、
ボードのサーフィンをする人には寂しい海だったと思われる。


さて、明日は飛び石連休の最終日だ。
ところが、天候は曇り時々雨である。
どうしよう?自転車か?ランニングか?
月曜日は、ヘビーな打ち合わせが朝から目白押しだ。
その準備もしていかないといけない。
さらに、あまりにヘビーすぎて、宿泊出張になってしまった。
外出先のホテルから会議に参加することになった。
酒が飲めないから良いのだけど、出張中の重い会議は遠慮したい。
資料の準備や、説明の準備をしないといけないし。

幸い、この3日は、
自転車に乗りながら、考える時間だけはたくさんあった。
自転車で走り終えてから、
自宅でノートPCを開いて資料を作る。
まぁ、こんなハイブリッドな仕事が出来るのがテレワークの醍醐味である。

ただ、
疲れ果てて、集中力が続くのは、2時間までだ。
2時間で良い資料が出来れば、それでいいのだけど。



話は全く変わるけど、
時々良い写真が撮れる。
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朝ランニング中の朝日

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朝の出社時に遠回りして皇居側から撮った東京駅

朝の皇居は、ランニングする人が意外と多い。

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歩く月間 [近況]

社内イベントで「歩く歩数を競う月間」が開催されている。
正しい名称はあるのだと思うのだが、良く思い出せない。
(仕事では、名称を正しく伝えられないのは致命傷であるが、
ADHDの気質の人間なので、
それはそれで、もう、それ(ADHD)を押し通しているので、
会社の仲間は、もうそれを許容してくれている。
作戦勝ちである)

話が、歩く歩く、、、に戻る。
歩く歩数をカウントするのは、、、この世の中だから
DXがカウントしてくれてる。
スマートフォンやヘルスケアバンドがカウントするのである。

高いヘルスケアバンドは、スマートフォン連動で
会社公認アプリでカウントしてくれるが、
私の安いヘルスケアバンドは、会社公認アプリは連動してくれない。
ので、スマートフォン本体を持っていないと、カウントしてくれない。

11月は、在宅勤務をする日には、早朝にランニングをしている。
ランニングではスマートフォンを持って走るので、
ちゃんとカウントしてくれる。
12kmちょっと走ると1万歩ぐらいになる。
ところが、1日の歩数カウントは、それで終わってしまう。
つまり、書斎に入ったら、もうほとんど歩かないのである。
家の中でも、もちろん歩くのだが、スマートフォンを持ち歩かない。
1日1万歩が、私のカウントになる。

休日、自転車に乗るが、
ウエストバックにスマートフォンを入れて走り回る。
振動するから、7時間自転車に乗ると、2万歩ぐらいになる。
歩数が正しくカウントされているかわからない。
ただ、7時間で、2万歩か…
ちょっと、少ないと思う。

会社のイベントでは、
毎日、歩数のランキングが公開される。
1日1万歩の私の記録は、どのくらいかというと、
500人いる組織の30~50番目ぐらいになる。
1日1万歩の人たちが100人ぐらいいるのである。
私は、土日の自転車の2万歩分だけが加算されてちょっと上にあがる。

不思議な事に、同じ部署のトップの人は、
1日3万歩を越えている。
???
3万歩?どういうこと?何をしているの?
しかも、ずっと1日平均3万歩を越えている。
何をしているんだろう?
そして、
上位にいる人の1日の最高カウントは、
なんと9万歩である。
9万歩?
自転車だと28時間以上、、、1日を越える。
ランニングだと9時間、、、仕事しなさいよ!
何をしているんだろう?
実は、スマートフォンを9時間振っているのだろうか?
(そんなことしても、何も良いことは無い)

さて、今日は勤労感謝の日だった。
誰が誰に感謝するのだろう?
まぁ、休めれば良いかな。
こういう不届きものには、休みを与える必要はない気がする。。

あ、今日は家の近くの車の工場からは、
作業服を着た働く人が出勤・退勤をしていた。
休日なのに、申し訳ない。
日本の産業の為に頑張っているんだろうなと。。

そんな中、私は、自転車で秋の紅葉の山林を自転車で走る。
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綺麗でした。
暑くも無く、寒くも無く。
風も無く。
最高の自転車日和でしたね。
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今日も水蒸気の中に霞みながら美しい富士山が見られました。

いやー、いい休日だった。
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暇だったのに忙しくなった1週間 [近況]

先週かな?富士山に雪が降ったのが、遠く三浦半島から確認が出来た。

先週だったか、今日だったか。昨日だったか…。
最近、記憶力が低下しているから、定かではない
ただ、
写真に残していると、あ、やっぱりそうだったんだと思うのである。
あ、写真撮っていたのは昨日だった。
先週かどうか…やはり怪しい。
(ネットで富士山初冠雪と調べると、なんと10月だった)
(そして、にわかに思い出したが、先週は曇天で、富士山見えなかったなと)

気を取り直して、書き直します。(じゃぁ、ごみは消してくださいよ!?)

先週の仕事は、ちょっと余裕がある一週間のはずだったが、
1日毎に、ヤバイ仕事が積み重なっていき、
幾重にも重なる重石を背負うような感じで、
金曜日はホウホウの態の仕事をしていた。

自社の副社長とか親会社の副社長とか、、、どうして副社長がこんなに出てくるなろう?
私のことがそんなに好きなのか?と困惑するほどだった。
(あ、と言いながら、直接、私のようなぺーぺーが話す機会はなく、間に誰かがいます)
そんなに大変なことが続いていたのに、
人間、あまりにもテンパり過ぎると、”その反動で、落ち着く”ことになる。
、、、落ち着く?
そんな事、あるのだろうか?と思うのだが、
あるんだよな。
金曜日に、仕事が一段落してからは、社内連絡のメールやチャットやSalckがピタリと止まる。
・・・
かえって不気味になるじゃないですか。。
月曜日が怖い。。

金曜日は、平行して、
グループ会社の研究所の成果を社外に説明するイベント日でもあり、参加していた。
これまでは、持ち株社の研究なんて、、、と、あまり関心が無かったのだが、
私は法人営業組織に所属しているので、関連するお客様をお連れするのが仕事の一つでもある。
(でも、これまで、ずっとやってこなかったのだけど…)
お客様と一緒に関連する技術を聞いて、
お客様以上に「ほー」とか「へー」を連発することになった。
ただ、
その研究所の技術が、巷に落ちてくるころには、
きっと私はこの会社にいない。
し、
こんな技術が、巷に落とされても困るだろうな。
というような研究テーマもあった。
ま、いろいろ思うところがあるものだった。

その展示会の後、13時からとても大切な会議がある。
自分のオフィスには戻れないので、
近くのシェアオフィスに飛び込む。

最近、シェアオフィスを使うと、ブログに書きたくなる。
「いや、ほら、俺、できるサラリーマンのようだろう」
という、気持ちが全くないわけではないと思うが、
(いや、会社がシェアオフィスを契約してくれただけだ)
何かこう、普段と違うと、気持ちが高揚するのだろう。

一昔前は、飛行機にのって出張に行くと、ブログを書いたりFacebookに載せたりしていたが
たぶん、同じように、普段と違う活動をすると、とてもうれしくなって、
情報発信してしまうのだと思う。

最近は、Web会議が多くなったので、飛行機出張の機会はグンと減った。
(1年ぐらい飛行機に乗っていない気がする。)
その代わり、場所を問わず、Web会議が設定されるものだから、
どこかに出張の予定を入れても、その移動時間や空き時間に、Web会議が入れられてしまう。
もう、相手の予定なんて構わずに、ジャンジャン入ってくし、
私もミーティングしたい相手をジャンジャンとスケジュールを入れていく。

だから、シェアオフィスが重要になる。
理にかなっているというか、
需要を満たしてくれている気がする。

利用しているシェアオフィスは、
コーヒーがタダで飲めるというメリットがある。
これは、非常にありがたい。
飲み物を持ち込まなくてもいいし、お代わりも出来る。
ただ、
コーヒーはそんなに何杯も飲めるものではない。
コーヒーを飲みすぎると、自律神経失調症の症状が出るので、
自粛しているのである。
特に、このシェアオフィスにおいてあるコーヒーは、カフェインが強いので、
2杯も飲むと、もう意識が吹っ飛びそうになる。
(こんな体質なので、エナジードリンクは飲まないことにしている)

最近は、”水” がおいしい。
少し、悲しいが、人間が欲しているのは、やはりH2O,水である。
自転車で走るときに、ボトルを2本持っているが、2本とも水である。

話は、金曜日に戻る。
展示会が終わって、シェアオフィスにたどり着いたが、
会議まで20分ある。
そして、お昼を食べていない。
おなかがすいている!しかも、猛烈にすいている!
さらに、横殴りの雨で、体も冷えている。服もビチョビチョだ。

近くのラーメン屋に駆け込んで、ラーメンをいただく。。
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おいしかった。
当たりだった。
もう、このラーメンで満足して、重要な会議なんて遅れたっていいや!
もう、出なくたっていいや!と思ったが、
時計を見ると、10分しか経っていなかった。
夢のような時間は、あっという間だった。(?)

満足したお腹を抱えてWeb会議に臨む。
そこそこ頑張った。
そのあとも、いくつものWeb会議を終え、体も温まり、服も乾いてきていた。
(靴だけは乾かなかった)

とぼとぼ、、とぼとぼと、家に帰る。
そして、週末を迎える。
週末が、私の心と体のリセット日である。

もう、50過ぎのいい年齢だ。
こんなに仕事を頑張らなくってもいいのに。
私が入社した時の部長(担当部長)は、仕事なんてしていなかったのに、
時代が変わったんだなーと、つくづく思うのである。

まぁ、仕事があるからこそ、やるべき課題があるからこそ、
いま、ここにいる意義があって、
それが楽しいのだと思んだよね。

矛盾だらけだけど。
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昨日取った、大山(おおやま)と雲隠れの富士山(雪がかぶっている)
そうだ、昨日は風速7mの風で、自転車がぜんぜん進まなかったな。
やはり、雨の日と風の強い日は、自転車は乗るのを諦めよう。

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雨が降ったので今日はランニングです [近況]

自分が亡くなったら、海への散骨にしてほしいと思うこの頃である。
死んでしまうと、いろいろなモノは持っていけない。
当たり前だ。
だから、残された娘たちに迷惑をかけないように、
極力、ものを少なくしたいと考えているのだが、
生きていると「あれも使う」「これもつかう」と、
ドラえもんのポケットよろしく、いろいろ活用できるものがあるので、
まだまだ捨てられなくて困ることが多い。

お墓。。
秦の始皇帝や、エジプトのピラミッドのように、
偉業をなした人が大きなお墓を作るのは分かる。
自分の偉業を後世に伝え誇りたい。
気持ちはよく分かる。
そこまでグローバルじゃなくても、日本の有名人のお墓や所以の土地は、
オリエンテーリング的な要素があるからあってもいいと思う。
ただ、
私のようにひっそり生まれ、社会の一部品でしかなく、
そしてひっそり亡くなっていくモノに
墓なんかいるのだろうか?
と、思うと、かなり否定的にならざるを得ない。

やはり、青く美しく、そして雄大な海に
バラバラ、、、粉々になった骨を、パッと撒いて、
はいオシマイ!
Good-luck!Forever!
で十分だと思う。
墓参りに来てもらう必要も無いし、
海を見て「そういえば、あいつはこの海のどこかに巻き散らかされているんだな」ぐらいで十分だ。
(いや、そういう事すらおこがましいわ)

マイクロプラスチックなどのごみは、
海の中で分解されずにウヨウヨしているそうだ。
これは、これで、どこか未来の人類が解決してくれるのを祈るばかりだ。
私の散骨した灰は、
おそらく有機物の灰なので、どこかの何かに輪廻というか、
海の資源の一つになって、地球を支える歯車になるといいなぁ。。。


さて、
そんな馬鹿な話はよろしい。

今日はとても寒かった。
昨日は、終日曇りで、気温がぐんぐんと下がり、
今朝からずっと小雨が続き、さらに気温が下がり続ける。
ちょっと前まで半袖で過ごしていたのに、
今日は何と、フード付きジャケットを着て書斎で震えている。

急に冷え込まないでほしいよね。
本当に、人間の活動は止まってしまう。
年末年始の大掃除を、11月中にやっておこうと思ったけど、
こんなに冷え込んでしまうと、もう大掃除なんかしなくていいんじゃないかと思うのである。
ああ、そうして我が家は、廃墟のごとく汚れていくのだろう。
(ちなみに、妻は「掃除」や「片付け」というものを知らないようだ。
我が家には、ゴミ屋敷のような部屋がある)

昨日の土曜日はかろうじて自転車に乗れた。
曇天の三浦半島は、楽しいか?と言われると、なんともいえねー気分だった。
そして朝から小雨が降り注ぐ日曜日。
天気予報だと、昼過ぎから雨が上がるはずだが、
そして、雨雲レーダーでは雨が降っていないはずだが、
小雨が降り注ぎ、道が乾く暇も無かった。

仕方なく、雨対策をして、ランニングに出かける。
自転車の場合には、ゆっくり走るので、4~6時間ぐらい走らないと
「走ったー」
という気持ちにさせてくれないが、
ランニングの場合には、1時間も走ると
「もう、十分走ったわー」
という気持ちにさせてくれる。
平日早朝は、そのあとの仕事に響くので1時間で終わらせているが
今日は久々の休日だったので、27kmほどを2時間30分で走る。
2時間半。。。
女子のフルマラソンの時間である。
いや、この時間で42.195km走るのは、無理としか言いようがない。
15kmほどは、それなりに走れるが、
そこからは次第に遅くなり、
腰とか膝とか腹とか、いろいろな部位が痛み出す。

よく友人たちが、50を過ぎてフルマラソンに出ているのだが、
健康な私でも、やはりフルマラソンには抵抗感が否めない。
みんなすごいなーと、心底思う。

今日、頑張って走ったのは、
単に自転車で走れなかったからではない。
会社で「ウォーキング月間」として、歩数を競い合うイベントが開催されている。
1日1万歩歩けば、十分だと言われる中、
このイベントに積極的に参加して、500人いる部署の100人近くが1日1万歩以上歩いているのである。
なんか、凄くないですか?

こういう会社イベントって、だいたい1~3割程度の参加率で、
その大半が「しょうがないなー、エントリーだけするか」の人が多いのに、
積極的に活用し、そして前向きに取り組んでいる。

ひねくれた私は、いつもはこういうイベントは一切参加しないのだが、
自転車やランニングをやっているので、たまたま参加したに過ぎない。
私の所属する500人の組織は、2つの会社が合体してできた合成組織なので
そもそもそんなに一体感が無い。
そして、私は、ひねくれているので、積極的に交わろうとしないから、
たぶん、50人も知らないと思うのである。

そんなんで、仕事が回るのか?
・・・
回っているから不思議なんよね。
何なんだろう、この会社。

そうそう、私は、2つの部署を掛け持ちしていて、
1つの部署は、東京駅近くのオフィスである。
東京駅を見下ろして、仕事をすると、何かこう、、
勘違いした気持ちになるのは否めない。

会社の活動には貢献しているのは間違いない。
大きな意味で、収入貢献もしている。
ただ、
現実的に私の活動そのものが収益にはなっていない。
だから、例えば、転職したら、
何かすごいことができるか?と言われると、何も為さない。
やはり、そういう歯車なんだろうなと。
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勘違いさせてくれる、オフィススペース。(フリーアドレスです)

朝早い東京駅
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勘違いさせてくれる環境だ。

在宅勤務・リモートワークで、日本のどこにいても、一定の生産性のある仕事ができる。
出来るが、
対面での仕事、顔と顔、目を見て話す事は、やはり重要だと思うんだよね。
人間だもの。
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写生大会 [過去の記憶]

そう言えば、11月3日の休日は、何も意識しなかったけど、
文化の日だった。
こんな無礼者(?)は、本当は休日を楽しんではいけないと思う。
(いや、思わない。ウソを平気で言った、反省します)

文化の日、
小中学生の時、長野の田舎の町で、写生大会が開かれる日でもあった。
その日には、
町の中心地にある、小高い山の公園に行って、
思い思いに絵画を書いて提出する日でもあった。

毎回ではないが、その町内の写生大会で何回か賞をもらった。
一度、金賞(たぶん、一番上の賞]をもらったことがあり、
母親が喜んで、家の壁に額縁に入れて飾ってくれたことがある。
もう誰も住んでいない長野の実家には、未だにその絵がかけられている(はずだ)

ちょっとしんみりした話になってしまったな。

絵は入賞したことはあるが、しょせんは小さな田舎町の表彰だ。
その後、何かで表彰されるようなことも、そっち方向のスキルが脚光を浴びることも無かった。

いやいや、小さい頃から、
絵を描いてほめられたことよりも
「どうしてこの絵が褒められるのだろうか?」
ということが分からなかった。

良い絵ってなんだろう?
写真のように正確に書くことだろうか?
であれば、
絵を飾るんじゃなくて、写真を飾ればいい。
絵画そのものの否定じゃないだろうか?

たしかに私よりも正確に緻密に絵を描く人もいた。
彼・彼女たちも表彰されたりしていたが、
それが良いとは、先生や大人たちも言っていなかったなと。

仮に、見た風景を、抽象的に書いたり、
デフォルメして書いたら、どうなるんだろう?
そもそも、空想やイメージを書くのであれば、
風景を見る必要もないし、
デザイン力、発想力が求められるだけであって、
写生する必要が無い。
これも、
絵画の否定ではないだろうか?
と、思っていた。

ひねくれた子供だな。。。


月日が流れて、大人になって、
職について仕事を始めた時に、
「優秀な人」とは、どういう人だろうか?と思う時があった。
大きく分けると、仕事の行動は3つに分かれる。
1)見ること
2)考えること
3)表現・行動すること

まず、何かをするには、じっくり見て観察する必要がある。
実は、ここのスタートが一番肝心であり、
「同じものを見て」も、それに気がつく人と、気がつかない人がいる。
それが、仕事や才能として大きな開きにつながることがあり、
成果・評価につながるケースが多かった。
だから、まずちゃんと見る(という体験をすること)と、見て気がつくこと・発見することが
とても大切だと、学び取った。

次に、
見たものについて、考える事。
考えることもさらに分けると2つに分かれる。
1つが、理解すること、把握すること。
見て気がつくことと似ているが、見た後に、それがどういう意味を成すか。
それがどういう事を言えるのか?それはどういう特性なのか?の
状態を理解すること。

見ているだけのモノは、単なる形でしかないが、理解し・把握すると
そのものにいろいろな情報やタグがついてくる。
それが、理解・把握することだ。

その次に、
そこから、何が出来るか?どうすべきか?を考える事、
考えて、ひらめくこと!
ここが一番、頭を使うところかもしれない。
頭の良さや経験値・知識、、、いろいろなモノが問われるところで、
最終的な成果や評価は、ここがどれだけ自分が多くのモノ(ドライバー)があり
見て発見した対象物から新しいものを引き出すか?生み出すか?になる。

そして、最後の3)表現すること・行動すること
考えただけ、理解しただけ、思いついただけでは、
本当の成果にならない。
これをやろう!こう変革しよう!変容しよう!と
新しい価値を、実際の行為や行動で、実現することが大切だ。
象牙の塔で考えているだけではなくて、行動する力!が
最終的に備わっていないと、成果にならない。
アウトプットを出すのが重要なのだ。

繰り返すと
1)見ること
2)考えること
3)行動する・実現する・表現すること
になる。
そして、それぞれの能力が連動し、バランスが取れることが
最大の成果につながるということを、
年を取ってからようやく理解するに至る。


実は、前半の話の写生大会も一緒なんだと思うのである。
まず、実物・現実を良く見て、
自分はどういう絵を描こうか?考えて、
白いキャンパス(または画用紙)に表現していく。
見て・考えて・表現する。。。
小さいながらもビジネス行動のワンセットのサイクルだ。
もしかして、
写生大会って、そういうものを学ぶモノだったのだろうか???

・・・
すみません。
そうじゃないですね。
芸術は、、、芸術だ!


秋ですね。
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フェリー上でカモメが飛び交う

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3連休が終わりました [近況]

今日はあまり書くことが無い
(じゃぁ、書くなよ…)
3連休、、自転車に乗り続けた。
ちょっと昔は、「疲れて仕事に影響するから」として、
自転車ー休憩日ー自転車
ぐらいにしていたが、最近は、
自転車ー自転車ー自転車
である。

いまだに在宅勤務をしているので、
月曜日に「朝から出社」するための体力を取っておかなくてよいのだ。
バカだよなと思うのだが、
とことん自転車に乗れる環境はありがたい。

初日はヤビツ峠に152km、2日目は南房総で179km、最終日は大山の林道で123km走った。
十分だろうなと。
今日は、湘南の湾岸沿いを走っていたら、
防災アナウンスが「ほにゃららの為に、9時30分からほにゃららがはじまります」と
周知されていた。
自転車で走っていたので、よく聞き取れないが、
近くにいたらいけない!(危ない!)
という、直観が働き、全力で駆け抜けたが、
夜にTVで「今日は津波の日で、藤沢市が津波の防災訓練をしていました」と報じられていた。
調べて見ると、1854年に和歌山で発生した安政南海地震の対策を起源としているようだった。
・・・
自転車に乗っている最中に、地震が来たらどうするんだろう?
取り急ぎ、高台を目指すのだろうか?

今日は、そこから大山(おおやま)の麓の林道を自転車で走った。
途中で車両進入禁止の看板があるが、そこも突破して進むと、
誰もいない舗装路が広がっていく。
紅葉を楽しむような楽な道ではなく、
何となく蛇が出たり、イノシシが出たりするような雰囲気がある。
さすがにクマは出ないと思うのだが、
伊豆半島にクマが出たというニュースも流れていたし、何が起きても不思議はない。
クマが出たら、坂道を時速40km以上で駆け抜けて逃げるのだろうか?
等と思っていると、
鹿が出て来てびっくりする。
私以上に、鹿がびっくりして、
ガードレールを飛び越えて逃げて行った。
(野生動物を驚かせて申し訳ない)

下界に降りて(途中の坂道で時速70kmになるが、かなり快適だ)
今日はふらりと、一部のコースを変えてみた。
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いつも、いつも、「発祥の地」の近くを通るのだが、
立ち寄ることが少ない。
ちょっと小高い丘の上に城跡(城というよりは屋形のようだ)があり、
鎌倉時代の前に一大勢力を構えていたそうだ。
(もっとも、農民の私には、この苗字とは関係が無いと思われる)

この地には、私と同じ苗字の地名があるので、
○○幼稚園、○○橋、○○小学校など、おなじ苗字のモノが点在している。
だが、嬉しいのは私ぐらいで(当たり前だ)共感が得られない。
今度、娘たちを連れてきたいのだが、
畑しかないので、興味を示さないだろう。

あ、私には息子がいないから、苗字を引き継ぐ者がいない。
いないが、
それがさみしいとも思わないし、
何度も繰り返すが、農民祖先の私に、血族も何もないだろう。

それに、もう私の人生も、終盤なので、
あとは安らかに眠る日を迎えるだけである。
と、思っているので、
特に心をかき立てられるようなものも無かった。

その割には、
私には邪心が多いのだけどね。

231105_1.jpg
自転車のタイヤ、、、
Panasonicのツアーガードという、
パンクしにくいタイヤを使っているのだが、
外側がボロボロ落ちてくる。
このシリーズのタイヤは、いつもいつもこうなってしまう。
ガードしているのに。。。

自転車は、コスパが非常に良いスポーツだと思う。
例えば15万の自転車を買っても、5年乗れば、1年あたり3万だ。
1か月あたり2500円。1回あたり300円ぐらいだ。
タイヤや衣類、シューズなどの消耗品の方が高い位だが、
それでも大切に使っていれば、長持ちなのである。

あとは、事故に遭ったりしなければよいのである。
安全運転、安全運転。
もう体力も無いので、若者と競う必要も無い。
楽しく乗ればそれで十分である。

おっと、11月は4連休もある。。(年休は取ります!)
もう無理して自転車のらなくても・・・
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南房総の旅 23年秋 [近況]

朝4時半。
目が覚めたことに後悔する時間である。
しかし、自分が起きようと、決めた時間でもある。

朝4時から自転車で走るのは訳がある。
フェリーに乗って千葉に行きたいからだ。
千葉がそんなに好きなのか?と言われると、そうでもないのだが
(いや、こういう不用意な発言が、人望を無くしていくのだろう)
3連休なので、ちょっと無理をして自転車に乗るプランを立てた。

神奈川県の久里浜港から千葉県の金谷港まで12kmほどだろうか?
40分のフェリーで渡れる。
自転車は分解しなくても、そのままで乗せられる。
片道たったの1500円である。往復で2700円だった。

前回、南房総を一周するのに、6時間かかった。
9時のフェリーでも17時に港に戻ってこられる。
(9時のフェリー→10時に金谷港 → 一周して16時に金谷港 →17時に久里浜港)
だが、17時に久里浜港だと、そこから1-2時間かけて帰ると真っ暗になる。
さらに10時に金谷港だと、観光地の房総半島の道路は混雑しているから、早い方が良い。

朝5時に家を出て、6時20分発の久里浜港に向かう。
当然に、真っ暗だった。
が、
多くの人々はすでに活動を開始している時間だった。
娘たちに教えてやりたい。

久里浜港に着くころには、対岸の千葉が日の出の時間を迎えて明るくなっていた。
231104_1.jpg
ちょっとゆっくり走ってしまったこともあり、
フェリー乗り場に着いたのは6時だったが、
すでにフェリーに乗り込んでいて、混雑していた。

始発のフェリーに乗れたので、東京湾一周というコースも取れる。
今日、南房総を走ろうとしているが、170kmぐらい。
東京湾一周は210kmぐらい。
どうしようか?悩んだが、当初の予定通り、南房総を走りに行く。
プランを柔軟に変えられない自分がちょっと悔しい。

ただ、
天気予報で風向きを調べると、10時ごろから南西の風が強くなるらしい。
いつもは時計回りに一周するのだが、
風向きを考えて、反時計回りで走ることにする。

今日、走るコースは
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フェリーの上からしっかり見えた。
写真では霞んで見えないのだが、
鋸山から房総半島の洲崎灯台の方向まで良く見える。
あんな遠くまで自転車で行けるんだなーと、自分自身に関心する。(えへ)

千葉に渡ってからは、
実は、特に何もなく、ひたすらペダルを漕ぐ。
朝早いからあまり食堂などもやっていないし、
そもそもお店も少ない。
(いや、千葉県に喧嘩を売っているわけではない)
もちろん沢山のお店があるが、私のような小心モノが入れそうなチェーン店が少ない。

今日は、南房総の最南端の野島崎灯台も、
過去最短の30秒という滞在時間だった。
(いいのか?俺の自転車乗り…)
もちろん、映りゆく風景はとても美しい。
南房総の特有な景色は、
海岸(たいてい、荒々しい)と
切り立った山並みである。
海岸沿いのなだらかな傾斜地から、突然150m以上の崖があり、
そのなだらかな傾斜地に南房総の人が住んでいる。

所々に、リゾートホテルの廃墟があるが、
ここをリゾート地にしたい!という人の希望や野望は頷ける。
しかしながら、、いかんせん、都内から遠いのが難点なのだろうかなと。
(サーファーにはいいのかもしれない)

南房総を北上し始めた時に、
南西の風が強くなり、いつもよりも速いペースで走れた。
これは、天気予報をチェックしておいた効果である。
我ながら、、、偉いよなと。

シーワールドがある鴨川からは、
内陸に入り、西に向かい金谷港に戻る。
走るコースはいたって単純な逆三角形であるが、
この鴨川~金谷港の直線路。
山の中を走るのだが、単調なのだ。

店が無い。いや、本当にない。
喉が渇いてエネルギーも切れかかっていたから、
自販機でコーラでも。。。と思ったが、
自販機もあまりなかった。
そういう、自然が多い、普段ではない風景を楽しめるのだが、
この区間の距離が30kmもある。

ちんたら走っていると、
走るペースが落ちる。
が、
ふと振り返ると、自転車の誰かが追いかけてくる。

朝一で、フェリーで走りだした時にいた人ではないから、
もしかしたら、その次のフェリーの人か?
または、前泊して南房総を楽しんでいる人か?
と、
聞いてみたくもなったが、
とりあえず、たんに抜かれるのは楽しくないなと、
ペダルに力を込めてなだらかな峠道を走っていく。
(峠と言っても標高は160m程度しかない)

何とか抜かれずに、下り坂になり、
下り道も加速して走っていく。
もう140kmを越えているのに、だんだんとスピードに乗って(調子に乗って)
フェリー乗り場に12時15分に着いた。
そして、
待ち時間0というか、
ぎりぎりのタイミングで帰りのフェリーに飛び乗り、帰路につく。
なんと、今回は、5時間で南房総を回ったのである。
風向きをうまくとらえたことと、
観光地で観光をしなかったこと、
疲れる峠道も仮想の誰かを励みに激走したことが良かったのだと思われる。
(いや、しかし、それでいいのか?)

補給するまもなく、フェリーに駆け込んだので、
(本当に、、、フェリー乗り場の搭乗口まで自転車で走り込んで
 往復チケットの復路分を差し出して、乗らせてもらった感じ)
フェリーに乗った時には、体はボロボロだった。

フェリー乗り場の売店で、やや高いアイスとジュースを買って、
出発する前に食べ始めたが、
このアイスとジュースほどおいしいものは、最近口にしたことは無かったと思う。
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サイコーでした。

フェリーに乗ると、いつも船の上からの景色を楽しむのだけど、
今回ばかりは、40分の船旅は、休憩時間だったのは言うまでもない。
ただ、
休憩時間のおかげで、久里浜港に戻ってからは、
三浦半島をちょっと遠回りして帰る余裕が出来たのである。

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朝4時半から活動しているので、
もう疲れて眠いはずだが、テンションを上げ過ぎたのか、まだ眠れない。
泥のように眠ってみたい。

さて、連休最終日。
何をして過ごそうかな。
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