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ヤビツ峠 [近況]

昨日は、自転車の目標値に達成したから、
これからは、肩の力を抜いて、気楽に走ればいいし
距離を目標にする必要も無い。
じゃぁ、、
どこに走りに行こうか?
三浦半島の後に、三浦半島は芸が無い。。
(いや、別にいいんだけどね)

ずっと平地ばかり走っているので、たまには山道を走ろうと思った。
と、すると。
ヤビツ峠である。
神奈川県の有数の自転車乗り有名な坂道である。
ただ、
ヤビツ峠の正面側は、きつい坂道である。
10kmで700mの標高を上る。
私の脚力では走ることが出来ない。
そこで、
裏ヤビツという、30kmで700mをゆっくりと登るコースがある。。
私向きである。

3月に走りに行ったときには、工事で冬季閉鎖されていた。
つまり、今年初めてのヤビツ峠である。

ちょっと肌寒い、曇天である。
ウインドブレーカを羽織って登る。

私の行くコース(裏ヤビツ)を上る人は少ない
時々、追い抜いて行くが、追い抜かれることが無い。
もともと裏ヤビツを走るという軟弱モノは少ないのだ。
峠から降りてくる人は、非常に多い。
1分に2-3人ずつのグループで降りてくる。
一体この峠には何人登っているんだ?不思議に思うくらいで、
ヤビツ峠の頂きには、多くの人が達成感に満たされた顔で休んでいた。

裏道をひそひそと上った私は、
峠で休むことも無く(そんなスペースも、余裕な気持ちが無く)その先の展望台まで走り下りる。
230423_1.jpg
曇天ではあるが、秦野の街と、うっすらと遠望に見える。
絶景ではないが、これはこれで、綺麗な景色だなーと、、、
おにぎり・パンを食べながら、景色を楽しむ。
と、
だんだんと眠くなってくる。
いかん、ほどよい疲労と、空腹が満たされ、ほどよい日差しが差し込んできて、
このままでは、この場所で眠ってしまう・・眠りこんでしまう。。
そんな状態に陥る。

意を決して、(大げさな)
坂道を降りはじめるが、
休憩中にウインドブレーカを脱いでしまったが、とても寒い。
そして、眠い。
朦朧としながらも、今日の最速の65km/hを記録して、相模湾沿いの国道まで降りていく。
半分眠りながら家路につく。
事故に遭わなくてよかった。。

ヤビツ峠を降りていく途中でも、
表のヤビツ峠を上るサイクリストが、なんて多かったことか。。
しかも、
私のように苦渋な表情ではなく、ウキウキ楽しそうに登っている。
この人たちは、頭のネジが抜けているんじゃないか?と思うような陽気な人ばかりだった。
時速65km/hが出るほどの激坂なのに、
どうしてみんなはあんなに坂道を登っていくのだろう。。
不思議でならないっす。

まぁ、、、
人の気持ちは分からない。
私の気持ちも理解してもらおうとは思わない。
だから、いろいろな価値観を持つ人と出会うのは楽しいのだと思う。

GWがやってくる。
何しよかなー。
230423_2.jpg


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77777km(ラッキー7) [近況]

今日は、ほどよい疲れを感じた自転車乗りの日でした。
先週のブログに書いたように、7のぞろ目まで34km。
前の日から、ドキドキしながら、その時に向かって走った。

と、
あまりに思いつめていたのか、前夜に夢を見た。
自転車で走っていたら、突如として真っ黒な天気・風景になってしまい、
右往左往していたら、ぞろ目の瞬間を取り逃がしたというものだ。

もしかしたら、神様は、交通安全に気をつけろ!と
啓示を与えてくれたのかもしれない。
気を付けて走り出す。

今日はあいにくの曇天ではあるが、
寒くも暑くも無いので、自転車日和であると言えるかもしれない。
先週は、ちょっと日差しがあったのだが、
腕の一部を露出していたら、くっきりと日焼けが出来ていた。
もう紫外線は十分強い季節なのである。

走ることしばらくして、
230422_1.jpg
おっとっと、あと7kmではあるが、
スピードメータも27.7km/hであるから、7が6つも並んでいる。
いや、面白いじゃないですか。。。
(面白いのは、当人だけだと思うのだが・・・)

思い返すと、この累積距離を記録はじめたのは、
子供が大きくなって、私も自転車乗りを復活してもいいかな、、という歳になり、
電池キレとかでゼロクリアしながらも、
加算できる(過去の累積距離を設定できる)ことが分かって、計測を開始した
40歳前だったと思う。
当時は、1年で3,000km程度の走りだったので、
1万キロになるのも3年以上かかった。
1万キロになったら、ゼロリセットされると思ったが、桁が上がってびっくりした。
https://tsucch.blog.ss-blog.jp/2013-09-11

それから、、、自転車が壊れて、自転車を乗り換え
https://tsucch.blog.ss-blog.jp/2018-09-02

スピードメータも壊れて
https://tsucch.blog.ss-blog.jp/2021-10-08

新しいメータでも累積距離を積算設定して達成した距離である。
(もう、ここまでくると、積算しなくても、、、と思わないことも無い)

事故にもあったし、警察にも捕まった。
(もうリンク張るのもめんどくさい)

いろいろあった自転車乗りである。
そして、
いよいよ、その世紀の瞬間が来た。
230422_2.jpg
77777km
7が5つも並んでいるのである。
ちゃんと止まって撮影をしましたよ。
ラッキー7、キターーー!!!というやつですよ。

ちょっと自転車を押して走ってみた。
7.7km/hは、なかなか達成しない。
微妙なスピードであるが、、、
230422_3.jpg
やればできるものだ。。
7が7つ。
まさに、ラッキー7、キタァァァーーーーーー!!!!
というやつですよ!

単なる、数値のお遊びだけど、当人は大はしゃぎで、
かつ、感慨深い気持ちになっているが、
本人以外は、しらーーーーっとした感じだろう。

でもね、
7万キロに達するのって、おそらくもう一生無いと思うのですよ。
この後も、88888とか99999とかは来ると思うし、その次は本当にゼロリセット
(スピードメータの説明書を読むと、最大値が99999kmと書いてあった)
もう二度と来ない、ラッキー7、、、
ここに到達したのは、いろいろな思いや思い出がある。

んだと。。

そして、そうこうしているうちに、77778kmになってしまい、
お祭り騒ぎは終わりました。
(いやほら、もともと1kmしか、幅が無いですから)

そこからの家までの残りの距離は、
ゆっくり、ゆっくりと、走っていきましたが、
緊張感が解けたせいか、めっちゃ疲労が募りました。
そして、
走り終わって、家でTVを見ながら過ごす時間は
やはり至宝な時間でしたな。

しかし、
1日が自転車乗りで終わってしまうこの時間の使い方、、、
本当にいいのだろうか?
・・・
いいのだろうか?
230422_4.jpg
到達したのは、ペリーでおなじみの浦賀港でした。

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黄砂の季節 [近況]

♪黄砂に吹かれて~、さまようぉ~まちぃわぁ~♪
中島みゆきさんの歌である。
黄砂が、こんなに迷惑なものだとは、曲を作った中島さんは知らなかったんじゃないかと思われる。

黄砂が吹き荒れている。
大陸からは、いろいろなものが飛んでくる。
黄砂、PM2.5、中距離弾道ミサイル…?
おっとっと。。
余計なことも口走った。

先週、自転車で走った時には、景色が”黄色かった”
すなわち、、、黄砂が吹き荒れていたようだ。
昨日、あんなに雨が降ったので、黄砂はもう流れ落ちているだろうと思ったが、
今日も黄砂は少し残っていたようだ。

土曜日は仕事に没頭したので、夜は早く眠りにつく。
それなのに、朝8時過ぎまでぐっすりと寝ていて、
スマートウォッチによると、10時間睡眠をとり、その中で深い睡眠が5時間だった。
どれだけ、心身・頭脳ともに、リフレッシュできたことか。

疲れが取れた体は、直ぐには動きだせない。
このまま、ぐだーーーと、横になっていたら、たぶん、1日中何もしないだろうなと思われる気分だった。
いかんいかん、と、自分を急き立てて、自転車で今日も三浦半島に走りに行く。

おそらく、大学の自転車サークルに新しく入ったのだろう・・・
と、思われるようなグループの人たちが走っていた。
ほほえましい。
そして、先輩たちが逞しかった。

一人でノホホンと走る、50過ぎのオジイサンなので、
マイペースで三浦半島を走っていく。
雨上がりということもあり、
東京湾を隔てて房総半島も良く見えるし、
相模湾も飛び越して、富士山も良く見えた。
今日も、城ケ島大橋とか、景色の良いところから写真を撮っている人が沢山いた。
230416.jpg
(これは、、今日の富士山ではありません。ごめんなさい)

今、累積走行距離は、77743kmになった。
あと34kmほどで、念願の?悲願の?世紀の?77777kmになる。
雨が降っていなかったら、今日にでも達成したのだが、来週以降に持ち越しである。
忘れずに、その瞬間を撮れるだろうか?
(事故らないように気を付けよう)

走りながら、ふと以前の同僚とのやり取りを思い出す。
うちの会社の風潮として、直接的に「嫌い」「だめだ」ということを言わない。
遠まわしに言うことが多い。
アサーションというらしい。
ところが、その同僚は
「あなたは、嫌味が多いですね。やめてください」
と、はっきり言った。

またぁ~、と笑ってしまった。
そして、なぜか、ちょっとうれしかった。
自覚がある。
たしかに、言葉の節々に嫌味が出る。
ただ、
いつもいつも嫌味を言う。
息を吐くように嫌味を言う。
嫌味を言うのを止めるには、言葉を発するのをやめなくてはいけない。
息をするのをやめることは出来ない。
さらに、これが私の個性じゃないかと思う。
なので、
嫌味はやめられない。

ただ、
開き直って成長を止めるのは良くない。
ので、
言い方を少しだけ気を付けるようにした。

どんな嫌味をいうのか?
例えば、ある総括業務をしている女性の課長がいる。
その人からくるメールや、チャットは、
ほとんどが「緊急」とか「至急対応」とか「超重要」というタイトルがついている。
時には、締め切り後に、その依頼がやってくることがあるので、
「○○さんの依頼は、いつも急ぎばかりなので、
 急ぎじゃないメールがあると驚きます」
と書いたら「嫌味」と言われた。
・・・
冷静に考えれば、嫌味だな。
うんそうだ。
おれは、嫌味の塊だ。

中学校の同級生のLINEグループが、数年前の同級会で組まれた。
何故かしら、私がメッセージを送ると、そのあとに続く人がいなくなる。
たしかに、レスポンスが難しい、嫌味なメッセージなのかもしれない。
コロナがはじまった時に、スーパーに買い占める客が押し寄せて混雑した時期があったが、
「(地元の)○○スーパーは、混んでいるの?」と送ったら、
LINEグループから抜けてしまった人がいるほどだ。
私の嫌味攻撃は、どれだけ強力なんだろう。。。

思い返せば、友達が少ないのも、
この嫌味のせいかもしれない。
ただ、
本人は悪気があるわけではなくて、
思ったことを、普通に口に出すだけなのである。
そして、
たぶん、、他の人がうっすらと認識していることを、
はっきりと口に出して行ってしまうので、嫌味になるのだ。
認識力と、表現力、、このスキルがあるがために、
嫌われてしまうのである。

別に、、、、気にしていないけどね。
(この、開き直りもいけないのか)

中島みゆきさんの「黄砂に吹かれて」は
最後は「旅人」のフレーズで終わる。
不思議な歌である。
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会社の同期と飲む [近況]

27年前に会社に入った同期達は、いろいろな大学・地域から入った人たちだった。
私の会社は出来てから4年ぐらいだったので、
まだ認知度も低い会社だったから、いわゆる”雑草”みたいな人たちが、
わさわさと入社していた。
一時期は、人気企業に名を連ねていたから、
その時は、いわゆるエリート候補な人材ばかりだったが、
私の頃は、本当に、二束三文のテキトウな人材ばかりだった。

そんな雑草の人たちと、10名ぐらいだけど集まって飲んだ。
私が参加自由な飲み会に出席すること自体が珍しく、
集まって昔話になると、私の知らないような話が沢山出てきた。
会社の同期、、、というか、会社の人とはあまり遊びに行ったりしないので、
そもそもそんなに仲良くはない。
そうだよな、会社の同期とふれあうって、実はあんまり多くないよな。。とおもいながらも、
それでも、気兼ねなくしゃべれる仲間達のありがたさを噛みしめる。

会社の飲み会では決して言えない個人の話題や下ネタも、
男しかいない同期飲みならではと言えるだろう。
普段は、部下に囲まれてしかめっ面しているような人たちが、
解放された時間になっていたのかもしれない。

私は、例によって、ビール半分ぐらいで、
あとはソフトドリンクだったが、
それでも十分に酔っぱらった。

コロナ開けで、新橋の飲み屋街は十分に盛り上がっていた。
時期が時期だけに、学生やリクルートスーツの若者も多かった。
コロナで抑制されていた分、はじけて飲めると思うのだが、
我が娘のような、成人をコロナで迎えてしまった若者は、
はじけ方をわきまえているだろうか?
(いや、いつの時代も、はじけ方を間違えて、痛い目に遭いながら成長していくのだろうな)

帰りの電車で、椅子に座らずに
南木圭士さんの本を読んでいた。
ブログに何度も書いていて恐縮だが、
私の故郷の佐久に住んで、医師兼小説家を営んでいる。
もう、医師の方は定年だろうが、小説は1988年に芥川賞をもらっている。
医師をやりながらモノを書いているので、エッセイがほとんどで、
短い話ばかりなので、読みやすい。
そして、佐久の自然の中の生活を丁寧に描写するので、非常に郷愁感をそそられる。
ただ、
実際の生活そのものを丁寧に描写しているから、
寒村の貧しい風土を赤裸々に語ってくれる。
読んでいて私が恥ずかしくなるような事もある。(不思議な事だ)

また、芥川賞受賞後に、精神的に病んでしまい、医師の仕事もお休みしていてこともがあるのだが、
その時の情景も丁寧に描写するので、
読んでいる私も、精神的に参ってしまいそうになるような内容が盛りだくさんだ。

そんな本を、酔った状態で、帰りの電車に立ったまま読みながら家に帰ったので
最寄駅に降り立つ頃には、
夜の風景がいつもと違って見えてきた。
いかん、いかん、今は楽しい現実の世界だ!と、
自分を叱咤激励しながら(?)家路につく。

酒に酔うと、眠りが浅くなり、悪循環になる。
しかも、土曜日は仕事が残っているので、自転車に乗りに行けない。。
くっそーーーーと、思っていたら、
土曜日は一日中、雨が降り続いていた。
・・・
まぁ、天気が私を慰めていてくれたのかもしれない。

朝からずっと書斎にこもり、ひたすらに仕事をこなす。
会議も何もないから、じっくりと調べたり、
じっくりと考えたり、資料作りに没頭も出来る。
恐ろしいことに、10時に書斎に入って、気がついたら20時だった。
(いえ、、、書斎に菓子パンとか、補給物はおいてありますよ。トイレも近いし)

ただ、
疲れた。
明日は、頭の疲れを取って、自転車の乗って体の疲れさせたいものだ。
230415.jpg

あれ、4月は、、、霞ヶ浦を走ろう!と思っていたのだが、
実行されない気がする。
自分に申し訳ない。
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締め切りがあるから頑張る [近況]

人間、制約されたり縛られたりするのは嫌いである。
当たり前だ。
ロボットじゃないのだから、指示されて動くのじゃない。
自分が思うがままに生きていく
”自由”
というのが最高の状態だ。

とは分かっているが、なかなかうまくいかない。

仕事で、効率が悪いと、部下を指導(叱責)する。
(一番効率が悪いのは、自分だということを言わずにいう)
部下は、自由にやらせてくれないと困る、伸び伸びやって成果を出す!という。
私も若い頃はそういっていたし、いろいろしのご言う上司は大っ嫌いだった。
(つまり、今は、大っ嫌いな上司に間違いなくランキングされている)
でも、上司の立場からすると、
部下のアウトプットが遅いのは、どうしても許せない場合がある。
その仕事が次の仕事につながるからだ。
多くの仕事の遅い部下たちは、締め切りがやってくると
「期日までにできなかったので、締め切りを延ばしてください。」
と言ってくる。
中には
「そもそも、この締切に無理があったのです、締め切りを延ばすのは正当な主張です」
と、胸を張って言う輩もいる。
(私はさすがに、ここまで行ったことは無い。たぶんない)

明日の事は、未来の事は、何が起こるかわからない。
そして、
自分で未来を作るので、自分で未来を変える事も出来るはずだが、
不可抗力も怒るのも事実ではある。

だから、多くの場合には、早め早めにやっておくのだろう。


ふと、身の回りの 本 に目が行った。
読んでいない本が沢山、散乱されている。
読んでない本のほとんどが、購入した本だ。
図書館からも本を借りて読んでいるが、
図書館からの本は、返却日という締め切りがあるので、
締切に向かって読み進める必要がある。
(横浜市の図書館は、延長申請もあるので、猶予はあるが)

図書館で借りて読んだ本を返す時に、また次の本を借りる。
その本にも返却期限があるので、次の締め切りまでに読み続ける。
それを繰り返すと、年間100冊ぐらいの本が読めてしまう。

ところが、
購入した本は、期限が無いので、なかなか読み進めない。
司馬遼太郎の「翔ぶが如く」という10冊シリーズの本を買った。
たしか、5年ほど前に買った記憶があるのだが、未だに3巻の途中から進んでいない。
(西郷隆盛が征韓論で鹿児島に帰るシーンのまま、先に進まない)
それ以降も、「いいなぁ」と思う本を購入して、本棚の未読コーナに積み上げているが、
未読コーナを拡張することをしているが、既読にならないのである。

なんだ、私自身が、締め切りを意識して生きていないのだなぁ。。。と。


今年快調な、ランニング。
年間1000kmを目標にし、ブレークダウンして1か月100km、1週間20km
としたら、毎週、2日走らないといけないという、行動に落とし込む。
つまり締切というか、期限というか、自分を追い込んで実施しているのである。

この、自分に決まりを作って、期限を作って追い込むのは、
かなり有効な手段だと思う。
みなさんもどうでしょうか?

ただし、無茶な目標を設定すると、達成できなくて、逆切れになる。
ほどよい目標が良いように思います。
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あたたかくなってきたので、もう早朝ランニングに、ジャンバーはいらないですね。。

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じらしながら叶えていく [近況]

♪好きなものや欲しいものは、次から次とあるけれど
必要というものは、そんなに多くは無い♪
というのは、中島みゆきさんの歌の歌詞だ。
このブログにも何度も登場している。
非常に情熱的な歌の一つでもある。
大好きな歌だ。

そんな、情熱的な歌ではあるが、
私のようなオジサン…オジイサンは、もう情熱というものが失いかけているので、
好きなモノや欲しいモノというのが、だんだんと少なくなっている。
代わりに
「やらなくてはいけないこと」
だけが、宿命のようにのしかかっている事実。

一時期は
「欲しいモノリスト」というのを作って、
システム手帳に挟んで、お金が貯まったら買おう!と決めていたが、
いつの間にやら、いろいろなものを手にして、
だいたい、欲しいモノは買えてしまった。

夢は叶った状態が幸せではなく、
夢を叶えるためのプロセスや時間が幸せなのである

と、どこかの誰かが言っていたが
(ほんとうか?)
何かを手にする喜びは、もうあまりない。
それを入手するために、いろいろな事、、、試練とか苦悩があって、
その挙句の果てに乗り越えて、ようやく手にすることができるのが、
本当の幸せだったように思える。

ロールプレイングゲーム、、、RPGもそうだ。
いきなり、最後のボスを、ゲーム開始3分で倒してしまったら楽しくない。
最初は、ヒノキの棒や布の服から装備を始めて、
弱い敵を倒しつつ、だんだんと強くなっていくのが楽しいのだろう。

断捨離でいろいろなものを捨てて、
ドラゴンボールの本が前面に現れたので、ちょっとずつ読んでみているが、
ドラゴンボールも、力が互角、、伯仲する相手と戦い、そして、
相手も孫悟空も同時に強くなっていくので、読者はドキドキしながら楽しめる。
天下一武道会にちびっ子だった孫悟空に、魔人ブウがいきなり現れたらドラマは生まれない。
わらしべ長者ではないが、ヤムチャ、天津飯、ピッコロなどをだんだんと倒しつつ成長するから楽しいのだ。

話がそれた。
プロセス、手段を楽しむのだということ。

今、かろうじて欲しいのは、メガネである。
手元にはメガネが、5個もある。
ただし、そのうち3個は表面が傷ついていたり除去できない曇りで使えない。
使えないのだが、捨てずに使っているのだが、
忘れてそのまま外出すると、とても恥ずかしい目にあってしまう。
(いや、当人ほど、他の人は私の事を見ていないし、注意を払わないが)
軽くて汚れていないメガネが欲しい。

もちろん、お店に行って、お金を払えば、難なく買えてしまう。
赤切符代6000円に比べて、効率を考えれば、さほど高額でもないのだが、
自分にいろいろな条件を課してしまうと、なかなか買うことが出来ない。
・たまたま隣駅のメガネ屋を通った時に買う
・値段は6000円以下
たったこれだけだが、実はこの条件で半年が経過した。
やすやすと買ってはいけないのである。

しかし、
そんなことに、意味があるのだろうか?
・・・たぶん、無いのだろう。
やすやすと手にしてしまうと、楽しみがなくなっちゃうので、
じっと待っているのである。

Mont-bellの会員の費用は年間1500円だ。
会員だと5%のポイントバックがあるので、沢山買えばメリットもある。
ただ、あまり欲しいモノは無い。
無いのだが、カタログを見るのが楽しくて、会員になっているような...気がする。

ドキドキしながら待っている事、物欲ばかりじゃなくて
旅行などの計画もそうかもしれない。
今年度のノルマとして立てたこと
・車に自転車を乗せて走りに行く
・低山でいいので登山をする
・東京湾一周を2回
ドキドキしながらも、期日を決めて、実現するのみである。

230409.jpg
今日は、霞みながらも雪が融けつつある富士山を見る事が出来ました。
もうすっかり春ですね。

富士山の周りを自転車で一周する、フジイチもリストに入れようか。。
悩みます。
(ああ、この悩みも、楽しみのプロセスだな)
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赤切符をもらいました [近況]

しばらくブログを書いていないが、
書きたい事、書くべきことはたくさんある。

のだが、
今日の出来事で、全て記憶が吹っ飛んでしまった。

警察に捕まってしまった。
自転車で都内まで走っていて、駅前の横断歩道だけの信号があり、
減速して通過したのだが、白バイがそこにいて、
しっかりとつかまってしまった。

いや、分かっている。
赤信号だから止まるべきだ。
そこは反省する。全世界の交通ルールを守っているみなさんに謝りたい。
そして、
自分は交通ルールを守る、交通優良者だと思っていたが、
たしかにいくつかの信号機を守らない場所がある。
反省しよう。

世の中、正しくは出来ていない。
だから、ここにこの信号はおかしいだろ!?とか
この構造は正しくない。ということはあるが、
そのダメなところ、イカン所も全部飲みこんで、
良い人として生きて行こうと思った。
(ほんの一瞬ですが)

そんな、どうでもいい話はおいておこう。

我が家には、まったく口をきいてくれない長女と、
最近ぜんぜん口をきいてくれない次女がいる。

その次女は、春休み、ずっとパジャマ姿で家にいる。
在宅で仕事をしていると、午後2-3時ごろに起きてくる。
彼女は人生を有意義に生きて行けるだろうか??
話しかけても、一切口をきいてくれないので、ひたすら時を待った。

あまりにも何もしていないが、
桜が綺麗な季節なのに、桜も見に行っていないので
「桜を見に行こう。車で」
と誘ったところ、機嫌が良かったのか、「明日の午後1時」という返事が来た。
翌日は、ドキドキしながらも、朝早く起きて自転車に乗りに行く。
遅れてしまったらご機嫌を損なって、行ってくれないかもしれない。。。
ペダルを漕ぐ足に力を込めて、100kmぐらいで12時には帰ってきた。
が、
どこかでご機嫌を損ねてしまったのか、「ご飯は行くけど、桜はいかない」とLINEがくる。
(家にいるのに・・・)
ご飯に行こう!と何とか15時に誘い出して、
ご飯に行く途中で、車からも見える桜を見に行く。
日本は桜が好きだよなーと思う。あちこちに桜の木が咲き乱れている。
230408_1.jpg
やはり次女は、車からは降りてくれず、さらに後部座席から前には来てくれず、、、、そのままご飯に行く。
人生初?のスシローは、昼には遅く、夕食には早い時間だけに、待たずに座れたがほぼ満席だった。
私は、ご飯を食べるために、何時間も待つのは、、どうしてもできない性分である。
時間ずらしは重要な行動ポイントだな。

ご飯を食べながら、次女の韓国旅行の話をようやく聞くことが出来た。
韓国人の同級生とソウルに行ったので、
いろいろと困らなかった様だ。
楽しめて、安全で、無事に帰って来れたのは良かった。
でも、箱入り娘だよな。
本当の意味での海外に行くのは、いつのタイミングだろうか?

次女がご機嫌なので、ここぞのタイミングならばどこかに行ってくれるに違いないと、
近くのアウトレットモールに出かけた。
普段は車は乗らないが、こういう風に目的地を変える事が出来るから便利だなと。
230408_3.jpg
海辺にあるアウトレットは、豪華な個人所有らしい船が沢山係留されていた。
こういうものを持っている人って、どんな人なんだろうねとヒソヒソと話ながらお店に行く。
アウトレットモールの中には、とてもたくさんのお店があるが、
ほとんどがスルーで、
結局、滞留するお店は、いつものお店になってしまう。
230408_2.jpg
まぁ、それでいいのかもしれないが。
大したものも買わず、疲れ果てて家に帰ったのであった。


さて、次女の新学期が始まる。
無事に進学し、ちゃんと卒業してほしい。
車の免許もぜんぜん進んでいないようだが、ちゃんと期日までに免許を取って欲しい。

無事に大学を卒業してくれば安心である。
父親としての役割も、そこまでだろうなと。
私の適当な人生も、そこまでは頑張ろうと思える。
交通ルールを守りながら。
(なんだか無理やりな話の流れで申し訳ない)
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システム手帳 [近況]

しばらく忙しかった。。。
・・・気がする。

ブログを書いていないのは、何でだろう?
忙しかったに違いない。
うん、そうに違いない。

社会人になってから、バイブルサイズのシステム手帳を買って、
Weeklyメモ帳に、毎日のトピックスを書き連ねている。
これは、自分の日々を振り返るのにちょうどよく、
そして、毎日、毎日、”これをやった”というように、足跡を残すことになるので、
毎日を大切にする意味でも、意義のある事だ。
あと、
大量に現金を下ろしたのを、振り返るのにも役に立ち、
あとで通帳とにらめっこする時に、
あれはこれでお金を下した、あのお金は何に使った、、と、
不正利用されていないという安心感のチェックにも役に立つことがある。
あと、
会社では、業務振り返りを時々行う。
この時に、会社のメールや、資料、スケジューラを見て思い出すこともあるが、
システム手帳では、重要な事柄や行動をメモしているので
これを遡ると後を辿れるというメリットもある。

ただし、、、
実は、そんなに見返すことは無い。
年に数回ぐらいである。
どちらかというと、書くことに意義がある。
そんな感じで、ブログと一緒だよな。。。と思うのである。

さらに、
休日とかは”三浦半島 120km”とだけ書かれた日もある。
自転車乗って、ゴロゴロしただけの日もある。。
まぁ、そんなもんだ。

年度末、年始は、いろいろ忙しかった。
仕事の節目でもあり、人の出入りの期間でもあり、
そして、トラブルのピークでもあった。

私は、入社以来、技術畑で21年働いてきて、
その後、法人ビジネス部門にいる。
過去、培った技術を、お客様に提供したり、技術的な側面でアドバイスをしたり、
技術面で謝ったりしているのである。

振り返れば、着任3日目にして、お客様の所に
「この度は、弊社の技術がご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした。」
と、謝罪に行った。
もちろん、私は何も悪いことをしていないし、
そもそも、わが社もそんなに悪いわけではない。
ただ、円滑に業務を遂行するためには、技術者が謝る必要があったのである。

そして、
昨日も、会社の役員に同行して、謝罪に行った。
相手は大手企業の本社の人だ。
その謝罪に行く前には、3つか4つの組織の偉い人が、あーでもない、こーでもない、、と
連日連夜ミーティングを行い、
こう聞かれたら、こう返す!という、FAQも準備して会議に臨んだ。
(申し訳ないことに、私自身は、あまりそのミーティングには加わらなかった)

会議がはじまると、先方のトップの人が、ふんぞり返って、
顎を出して冷ややかな目で我々を見つめている。
・・・・
こんなことを書いていていいのだろうか?
・・・・
1時間程度、謝罪と技術的な説明をして、
その場を後にした。

とても刺激的な時間であったが、おそらく3年後は、良い経験をした。
と、振り返る日が来るに違いない。
システム手帳に、○○の日!と、さっそく明記しておいた。

ところが、
その日は、他にもいろいろな事が発生した。
今年度の事業計画の大型受注が確定した!という話が飛び回り、
そして、
それがまだ確定していないデマだった!という話も飛び交った。
さらに、
部下が前日に酔って電車で鞄を無くして、
パソコンやら社員証やら現金やらを沢山無くしたと連絡があった。
さらに、
仲のよかった同僚が入院して禁酒をしていたが、解禁日だったので一緒に酒を飲んだ。
さらに、
家の補修で、3週間も覆いにおおわれていたが、ようやく足場を解体し、
家に暖かい日差しが戻ってきた。
屋根の補修をしたのだが、屋根だけは光り輝いていた。

等々、、、、
大いにシステム手帳に書く内容は盛りだくさんだった。
全部は書けない。
厳選しよう。

そんな盛りだくさんな日が終わり、
翌日は、ホッとした気持ちで在宅勤務だった。
睡眠時間が短かったけど、朝、疲れた体でランニングをする。
桜は…
すでに散っていた。
ところが、
桜が散った寂しさが残るかとおもったが、
ほとんど散ってしまった桜の花の間から、
生命力にあふれた緑の葉っぱが広がっていて、
初夏の美しさを生み出していた。

朝からそんな風景を見られてラッキーだったな。
在宅勤務だと、本当に運動しない。
通勤時間は3時間だから、1時間で汗をかけるのは、本当に効率がいいはずだ。
あとは、
やる気の問題だよな。

あ、ランニングした日は、システム手帳に、ランニング距離も明記している。
スマフォアプリにも記録しているので、システム手帳には不要なのだが、
今週は少し走り足りなかったよなとか、
この週は頑張ったよな。。とか、振り返る。
パッと一目で振り返られるのが、アナログ手帳の良いところであろうなと。


そう言えば、先日、朝ランニングに出たら、100m先が真っ白な時もあった。
ああいう幻想的な風景は大好きだ。
230406.jpg
普段は、この先に島が見えるのだけど、真っ白だった。

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