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夏が来る [近況]

とてもとても暑い日が続いている。
夜になると少しは温度は下がるのだが、
それでもエアコンの無い部屋で寝ているのは辛いぐらいだ。

ただ、昔から我慢をすることが好きなタチらしい。
寝苦しくて何度目が覚めても、「負けるものか!」と闘志をかき立てる。
・・・
何に対して?何のために?

きっと、意味が無いことだと思われる。


忘れないうちに書いておこう。
先週、仕事の間に、30分ぐらい時間が出来た。
もちろんやらなくてはいけないことは沢山ある。
あるのだが、
銀行のサポートセンターに電話して
「スマフォから振り込みができません。エラーが出ます!」
と、連絡してみた。

携帯電話のサポートセンターは、なかなかつながらないし、
つながっても、問題が解決したことがあまりない。
(たまにはある)
銀行のコールセンターも一緒だろうと思ったが、
いつまでたっても、スマートフォンから振り込みが出来ず、
ATMに行って手数料を払って振り込むのがつらくなってきたのだ。
・・・・
そして、
15分後、問題が解決して、晴れ晴れしい気持だった。
銀行のコールセンターの爽やかな対応も良かったし、
4月から何度も振込み失敗した履歴もちゃんと残されていて、
結論としては、私が機種変更したことで、振り込みが出来なくなっていた
(認証のシステムが古いスマフォに設定されたままだった)
ということが分かったので、解除していただいた。

分かっているならば、自動で解除してほしいところであるが、
それはそれ、
本来はオーダーによって変わるべき設定内容だから、
私の方に非がある。
しかたない。

何はともあれ、3か月解決しなかったことが、15分で解決して良かった。


解決しないことと言えば、
レーサーシューズ。
10年近く履いているのでボロボロだ。
レーサーシューズも高くなったので、1万以上するので、
簡単には買えない。
が、
ふらっとお店に行った時に割引していたので、
”少々サイズが合わないけど、何とかなるだろう”
と、買ってみたのだが、
サイズが合わず、履いていると足が痛くなる。
・・・
典型的な、安物買いで失敗する例であった。

その後、どうしたかというと、
足が小さくならないかな?
(なるはずがない)
とか、
靴が伸びて、足にフィットしないかな?
(なるはずがない)
とか、
幻想と妄想に駆られて放置していた。
昨日、
モンベルの半年に1回ある、アウトレット祭りで
これまた1万切っていたので、ぽちっと買った。
これで、解決しただろう。
・・・
・・・
ネットの買い物は、えてして失敗するのだが。。

ネットで、ネックウォーマー兼フェイスマスクになるものを買って
自転車やランニングで使っていたのだが、
1つ、家の中で紛失してしまい、
どうしても見つからなかったので、
ネットでポチッと買った。
届いた。
冬物だった。
暑くて、この時期には使えない。。

今度は厳選して、、、
というか、今使っているものと同じであることを確かめて、
ポチッと買った。
2週間後、
行方不明だったものが、2Fのベランダの片隅から発見される。
・・・
人生そんなものだ。


家の中で、靴下が片方だけ、行方不明になっているものが
数年分溜まっている。
いつ捨てたらいいか、、、分からずに困ってしまう。


話はまた変わる。
会社のチームメンバーが、中国の歴史の話で盛り上がる。
というか、
漫画や映画のネタである。
横山光輝の「史記」の話にもなり、「おもしろい」と盛り上がっていたので、
ポチッと購入した。
3か月前に。

買ってはみたものの、読む時間が無い。
平日は、仕事が忙しい。
休日は、自転車乗りと、帰ってきてからの録画の番組閲覧で忙しい。(というか時間が無い)

この横山光輝さんの漫画は、非常に面白い。
ページを熟読しながら、味わいながら読まないといけないので、
まとまった時間と体力が欲しいところだ。
が、
その時間が割けなかった。

先週、ようやく、仕事の合間(終業時間後)に、1冊目のページをめくる。
面白い。
中国の戦国時代、5人の覇者の話から始まる。
非常に面白いが、史記は、とても長い長編の話である。
横山光輝さんの漫画だけでも10冊になるが、それでも書ききれないので、
いろいろハショル。。。省略される個所がある。
ここは、非常に残念だ。
小説家の宮城谷昌光さんの話は、この史記の最初のあたりの本がいっぱい出ている。
これを読んだ後だと、このエピソードが欲しいな、、、とか、
この話は省略しないで書いてほしかったな。
と、
思うようになってしまう。
・・・
が、
それは、読者の私の勝手な意見だ。
横山光輝さんの史記は、それはそれで芸術作品なので、
座を正して、敬意を表明しながら(?)読まないといけないのだ。
と、反省する。

話は、
私の週末の事に飛ぶ。
週末、まただらだらと自転車に乗るのじゃなくて、
何かイベントをしたいなと思う。
自転車+登山は、、まだ体力が回復していないから、自転車で少し遠くまで。
フェリーに乗って房総半島に渡ろうと思った。
念のために東京湾フェリーの時刻表をチェックすると
「乗員がコロナに感染したため、便数を減らして運行します」
と書いてあった。
ウム、コロナならば仕方ない・・・
・・・
しかたないのか?今や5類になってしまったので、これが理由になるのだろうか?
ただ、
「乗員の体調不良で、運行に支障が出るため、便数を減らして運行します」
と、書かれても、結局は一緒だ。
混雑したフェリーに、遊びに行くオッサン一人増えても、
あまり影響はないだろうが、
今週は房総半島は見送ることとした。

土曜日はいつものように、三浦半島一周。
日曜日は大山の麓の浅間林道を走る。
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浅間林道は、誰も来ないので、山の中を静かに快適に走ることができる。
やや蒸し暑いが、林道なので樹木が日陰を作ってくれるのだ。
ありがたい。
樹木の間から、横浜ランドマーク方向が良く見えたり、
相模湾や秦野の街や伊豆半島が良く見える。
都会にいて自然に近いいい林道である。
家から50kmほどかかるので、もうちょっと近い方がいいけど。

湘南の海岸線を走りながら家に向かう。
海沿いだから、気温もそんなに高くは無く、やはり快適だった。

私を追い越した若者を追走したら、若者が「お先にどうぞ」と道を譲ってくれた。
しばらく先頭を走っていて、後ろを見たら、若者が消えていた。
まだまだ健脚があって良かった。

230730_2.jpg
江ノ島・鎌倉は、若者で大賑わいだった。

夏だなー。

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どれだけ水分補給しても喉が渇く [近況]

自転車+登山
理想ではある。
しかし、想像以上につらかった。

自転車というよりも、普段慣れていない登山が。

そして、登山中は水分補給が思うように出来なかったので
帰ってきてから体重を測ったら、
ご飯を食べた後、水分も補給した後だったのに、いつもより4kg減っていた。
おそらく、
体の中に蓄えられている水分が、あちこちから、少しずつ減ってしまったと思われる。
そして、
体の疲労の回復が思うように進まない。
平日のランニングに行く足、腰、背筋が足りなかった。

こういう時は、体力回復の為に
いろいろな事をする。
寝る・食べる・飲む
だけだ。
私は酒を飲まないので、水分を過剰に摂取した。
おかげで、
登山後に、皮下脂肪はかなり減ったにもかかわらず、
今日、お腹の肉をつまんでみたら、
登山肉前よりも、水分と脂肪を蓄えた腹になっていた。
うーん、元の木阿弥である。


先日、登山に行った際に、
自転車のテールランプを無くしてしまった。
おそらく、
自転車を柵の外から中に抱えて自転車を運んで保管したためだと思う。
テールランプが外れて草むらに落ちてしまったのだろう。

ということで、
登山しないで、ヤビツ峠に1週間ぶりに自転車で登った。
そして、
テールランプを探してみたが、
残念ながら、無くなっていた。
雑草も綺麗に刈り取られていたので、
山をきれいにする人が、ゴミと一緒に撤去したのだと思われる。
仕方ないが、残念だ。

ヤビツ峠の途中で、湧水がある。
その人も、自転車を降りて、湧水をがぶ飲みする。
そう言えば、川の水を飲んでも、お腹は壊さなかったな。

ヤビツ峠は、太平洋からの上昇気流を受けて、
ずっと曇っていた。
なので、暑くなく、快適な走りが出来た。

翌日も、
三浦半島を一周したが、
海に囲まれた半島なので、良い天気にもかかわらず、
暑くなく、快適だった。

特に、日曜日は、風も無く、、向かい風にならないって、
走りやすいのだなと。
久々に楽しいサイクリングだった。

2日で約300kmを走ったので、
ゆっくり走ったのだけど、とても辛かった。
こういう時は、寝て、食べて、飲む。。
飲む。
冷たい水じゃなくて、
熱ーい、熱ーい、お茶が良いらしい。

が、
家にお茶が無い。
熱ーいコーヒーがたまらなくおいしかった。2杯も飲んだ。
熱いー紅茶も、たまらなくおいしかった。2杯も飲んだ。

こうやって、疲れてカロリーを消費して、
カロリーや水分を補給する。
これが生きているってことなんだなと。


意味の分からないブログだな。
あ、いつも通りか。
230723.jpg
宮ヶ瀬は、とてもとても綺麗だった。
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人に任せる [近況]

先週、またメチャメチャ忙しい状況に陥った。
そして、
そういう忙しい時には、さらに輪をかけて忙しくなる。
仕事と家庭、悪いことが重なると、さらに大変なのだが、
そんな中、
唯一会話をしてくれる次女から
「自転車パンクした。直して」
と、LINEが送られてきた。

自転車?パンク?
直してあげようじゃないか?
と、
仕事も無理やり切り上げて家に帰る。
ところが、
家にたどり着いたのは夜10時過ぎ。
タイヤは、、、電動自転車の後輪。
簡単なパンクならばすぐに直せるが、
どうやら、パンクしてからも走り続けて家に帰ってきたそうだ。
(電動自転車恐るべし)
当然に、チューブはボロボロで交換しないといけないだろう。
となると、
ブレーキ調整や、ギア調整が微妙にずれる可能性がある。
厄介だ。。

ということで、
翌日、自転車を買ったお店に、会議の間の時間を使てダッシュで届けて直してもらおうと思う。

もちろん、
チューブを買って、自分で直せば1000円もかからない。
ところが、
自転車屋にお願いして交換すると、4000-6000円もかかるらしい。
どうしよう?
その翌日は、四国に出張に行かないといけないスケジュールだった。
しかも
その日は、朝から夕方までまた打ち合わせだ。
汗をかいてチューブを買いに行って、直して、
真っ黒になった手を丁寧に洗う時間が無い。
・・・
自転車屋に任せよう!
と、
ようやく決断する。

自転車乗りなのに、よそ様に自転車修理を任せるのは、
本当はプライドが許さない。
そして
お金もかかる。

のだが、
人に任せて時間を金で買う。
ということをした。

自転車が無事に直り、
初めて電動自転車に乗って家に帰る。
そう、娘が電動自転車を貸してくれないというか、
嫌がると思って、乗ったことが無かったのだが、
非常に快適だった。

自分の力ではなく、
電気の力だったり、自転車屋の力だったりするが、
自分でやらなくても解決する。
もちろん、解決するのだが、
罪悪感無く、物事が解決する。
それも良いなと思う。

仕事でも、いろいろなトラブルが起きる。
あれこれ自分で調べたり誰かにお願いしたりするのだが、
この、調べたり、お願いする、ということも
自分じゃなくて、誰かにやってもらう。
ということが
今週はいくつもあった。
・・・
非常に便利だった。

良いのか?
こんなに楽をしていいのか?
当事者意識が薄いのじゃないか?
自分の存在価値は?
と、
いろいろ悩む側面もあったのだが、
やはり、
他の誰かに任せることは、ありだなと思った。

家で食事をするが、
妻と呼ばれる人は私の食事を作らない。
だから、
基本的に、自分で調達する。
ただ、
自分で料理を作っても旨くないし
そして、面倒だ。
かといって、
出来あいの弁当や、
インスタントのモノを食べると、何となく負けた気がする。
負けた気がするのだが、
たまには、
人さまが作った弁当や、
チンするだけで食べれる冷凍食品にも手を伸ばしてみた。

楽だった。
美味しかった。
幸せだった。。。

どこかに罪悪感と負けた意識があるのだが、
これもこれでいいのではないかと思った。

他にも、
自分の力じゃなくて、
他人の力、誰かにお願いしてやってもらう。
そんなことが沢山発生した一週間だったが、
罪悪感や後ろめたい気持ちがありながらも、
何となく一週間が過ぎ去った。

楽をすること、
浪費すること、
なんでこんなに後ろめたい気持ちになりつつも、
実際に、こんなに楽なんだろうと思うのである。

あとは、
エアコンの効いた部屋で寝たら、
罪悪感と快適さとで、昇天してしまうのかもしれない。

バカだよな。俺。。。
(いつも、そんなにストイックじゃないです)
230721.jpg
明日は罪悪感を感じながら、
ガリガリクンのあたり棒を交換しよう・・・
ドキドキ・・・
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稲穂の香り [近況]

同じものを見ていても、解釈や捉え方が随分違うことがある。
それが、人と人の違いであり、
個性でもあり、人生でもある。
ただ、
政治とか宗教とかのっぴきならないところまで行っちゃうとめんどくさい。
その辺にとどめておく。
(どの辺?)

一つの事を表現するのに、
とても素晴らしい形容や表現をしてくれる人
そういう人は、
それを生業にしている。
コピーライターであったり、作家であったり。
ごく普通の物事も、
表現一つで、大きく変わっていく。
その辺に落ちている石ころでも、宝石クラスになる。。
のは言い過ぎだが、、、
世の中、それに近いモノも起きる。

と、
そんなに大げさな事ではないが、ちょっとにて異なる話をする。

臭いの事だ。
昨日、丹沢を目指す途上、自転車に乗っていたら、
豚の養豚所の臭いがほんのりとしてきた。
養豚所は確かに、その沿道にあるのだが、
まだまだ5kmも先の事だ。
しかも、
線路を越えた向こう側だ。
とすると、
養豚所の臭いというのは、
気のせいであって、自分の体から発する臭いではないかと思った。
自分の臭い、
気がつかないモノだ。
特に、朝起きた時の口臭のひどさは、子供たちの指摘になっている。
(あ、最近は次女しか一緒にいないし、口をきいてくれないから、次女だけだ)
いやぁ、、
ついに、俺もいろんな臭いがするけど、
まさか養豚所の臭いか。。
と思っていると、
養豚所に近づけば近づくほど臭いが強烈になる。
結果として、
5km先の養豚所から、
朝7時には、その大きな町がにおいに包まれていた。。。
そんなことあろうか?

養豚所の風上に行くと、
スッキリと森林の臭いが広がっていた。
ああ、
こうでなくっちゃ・・・と思いつつ、
その町のトラブルが心配になった。

自転車を降り、山に入り、歩き出す。
自転車に乗っているときには、
巨大な扇風機にあたっているようなものだから、
体は涼しく、臭いもまとわりつかないが、
歩いていたり、休憩をすると、体からあらゆる臭いが吹き出てくるのがよく分かる。

何だろう。
この臭いは。
人の臭いだと、眉を顰め鼻も閉じて顔をそむけるのだが、
自分の臭いは生涯逃げる事が出来ないので、
必死に嗅ぎ分ける。

そして、
「これは、稲穂の臭い」
と、思い当たった。
どこか懐かしい臭い。
ずっとずっと気になっていたが、稲穂の臭いだ。

これは、ずっとご飯を食べ続けているからだろうか?
それとも、
単に頭がおかしくなったからだろうか?

長野の我が家には小さい田んぼがあり、
家族4人がちょうど食べて行けるだけの広さだった。
春になると苗を植え、秋になると稲刈りをする。
子供だから大して労働力にならなかったが、
それでも家族で稲作をするのが一大行事だった。

稲刈りの日、
刈り取った藁の臭い、稲穂の臭い。
懐かしい。
そんな臭いだなぁと思った。

が、
体臭は体臭だ。
余人に嗅ぎ取られてはいけない。
日頃から清潔にしていたい。

冒頭の言い様によって解釈が変わる下りは、
この体臭を、可憐なものに仕立て上げようという魂胆であった。
騙されてはいけないのだ。
(いや、だれも騙されないです)
体臭は、他の人には公害でしかない。
不快なものだ。
自粛しよう。。
(自粛して止められるならば止まって欲しいが)



話は思いっきり変わる。
今年もガリガリクンを食べている。
私が一番好きなのは”梨味”であるが、
今年は店頭に並んでいない。
人気が無かったからだろうか。
ガリガリクンも値上がりしたが、100円以下で買えるのは気持ち嬉しい。
今やすべてが物価高である。
ガリガリクン、、、巨人にいたガリクソンを思いだ無いことも無い(いや、思い出さない)
昔に比べると、当たりの確率は随分と低くなった気がする。
年間で100本近く食べているが、あたったことが無い。
最近は、棒も見ずに捨ててしまっている。

ところが、昨日の、登山の帰り。
ファミマで2回休憩したが、
1回目のファミマでペプシの割引価格とガリガリクンが208円で
そしてとても美味しかったので、
2回目の休憩も、ファミマで同じ組み合わせを購入した。
ところ、
230717_1.jpg
なんと、当たり棒だった。
うーん、なんてこった。あたってしまうとは。
確率論でいえば、1/200ぐらいか?1/300ぐらいか?
1回当たった位で糠喜びしたり、確率論を語ってはいけない。
その次に当たりが来たら、もっと確率が上がるし、
来なければ、1/1000になる。
落ち着け、落ち着け!と自分に言い立てる。
(なんのためだ?)

昨日は体力が疲弊したので、
ゆっくりと三浦半島を走り、
いつものセブンで休憩したところ、
230717_2.jpg
今日も当たりました!
・・・
落ち着け!落ち着け!
何かあったわけじゃない。
昨日のファミマは5回ぐらいしか使ったことが無いけど、
このセブンはほぼ毎週使っているじゃないか!
それでガリガリクンがあったくらいで有頂天になるな!
と、
自分に言い聞かせる。
(だから、何のために???)

こんなこともあるんだなー。


ネットで検索すると、、、(夢もへったくれもない)
あたり確率は3.2%とささやかれている。
1箱32個入りで、1つあたるらしい。
とすると、もっとあたってくれても良いはずだが・・
夢もへったくれもない

オレは賭け事には当たらないんだ!と自負している。
安心しろ!何かの間違いだ!

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丹沢山に登る [近況]

私は、とても、とても優柔不断である。
非常に迷うことが多く、これまで数多くのチャンスを失ってきた。
「迷ったら前に出ろ!」というのは、
自分への教訓としているが、
それでも、うまくいかない・タイミングを逃してしまうことが多い。

6月に、大山登山をした。
自転車で山腹まで行って、あとは自分の脚で登ること。
実は、大山登山は2年前にもやっていたので、できることは分かっていた。
あとは、体力の衰えがどこまで実現性を削いでいるか。
結果的には、ちゃんと登れることが分かった。

次は、”丹沢山”に登ろうと思っていた。
丹沢山、日本百名山の一つである。
神奈川県の最高峰は、丹沢山ではなくて、そこから1時間半の所にある蛭ケ岳らしいがアプローチはかなり遠い。
まずは丹沢山を登ろう!と思った。

丹沢山もいくつかのアプローチがあるが、
どれも時間がかかるルートである。
いつも自転車で走っている、県道70号線(裏ヤビツ)の塩水橋から行けば、
最短ルートで行けることが分かった。

往復で4時間ぐらいかな、自転車も往復で6時間ぐらいかかるから、
朝早くでないと、明るいうちに帰って来れない。
標準的なタイムで見ると、朝7時とか、強者は朝5時台から登山しているらしい。
家から塩水橋までは、3時間かかるので、7時から登るならば家を朝4時に出ないといけない。
日の出の時間を調べると、4:38 、、、まぁ、8時から登ればいいが、
シンドイなー
しかも、30度を超える夏日になるらしい。
いやだなー、
次回にしようかなー。

と、
悶々と悩んでいたが、
「迷ったら前に出ろ!」
という言葉が後押しして、前日は夜9時に眠り、
朝4時に起きた。
(朝4時に起きたら、長女はまだ起きていた。。。)
ご飯をしっかり食べて家を出る。もう、朝日が昇っている時間だった。
自転車で湘南の海沿いを走り、宮ヶ瀬湖経由で塩水橋に至る。
・・・
が、簡単にはいかなかった。
道は空いていた。ただ、朝5時台なのに、人は多かった。
サーファーは朝から波乗りを楽しんでいるようだ。
サーファーは風を捉えて楽しんでいたが、私には逆風だった。

あと、普段と違って、登山グッズを背負っている。
背中が重い。
水も2リットル以上必要と書いてあったので
いくつものペットボトルを持っている。
湘南の道も、宮ヶ瀬湖に至る坂道も、
いつもよりもゆっくりゆっくりと走っていく。
スピードが待ったく出ないのだ。

塩水橋についたのは、8時前だったが、
登山の準備をして8時から登り始める。
どなたかのブログには、10時間近いタイムコースが書かれているが、
4時間で戻ってきたい。
元気に舗装路を歩きはじめる。。
舗装路?
そう、半分以上は舗装路だ。
余裕余裕・・・と思っていたが、とんでもない登り坂。
自転車では当然登れない。
元気よく歩き出したが、舗装路の最期はおじいちゃんのような姿で歩いていた。
そこから、
急登、、、尾根に続く登山道まで、一気に数100mも登るのだが、
ぜんぜん足が上がらず、2回も休憩しながら登ることになる。
休憩していると、頭がぼーっとして、ランナーズハイのようになる。
このまま幸せな状態で昇天するんじゃないかと思うのだった。
が、
昇天している場合じゃない、
ホウホウの態で登山道を登っていく。

3連休の中日なので、
さぞかし登山客が多いだろうと思っていたが、
いたのだが、
ほとんど誰にも会わなかった。
・・・
人気の山ではなかったのか?

「もうだめだ」「もう限界だ」とおもいながらも、
1歩ずつ足を進め、
ようやく丹沢山の山頂に立つ。
成せばなる。

頂上には、外国人とペアの山ガールが3組。
私と同じオジサンが1人だけだった。
山ガールは、外国人が好きなのだろうか?
(いや、もう言うまい)

230716_1.jpg
山頂からは、富士山と雲海が見られた。
とても綺麗で、
それまでの疲労が一気に吹き飛んだ。

丹沢から先の蛭ケ岳方向が光り輝いて見える。
ん?
行っちゃう!?
もう、丹沢山に来ることが無いかもしれない。
迷ったら前に出ろ!だろ?

と思ったが、
今日は”何となく”帰る事にする。
230716_3.jpg

が、
結果的にこの判断は正しかった。
下山。
簡単だ、降りていくだけだ。
水だってもういらないだろう。
飲んじゃえ飲んじゃえ!
ゴクゴク・・・

下山の途中で、
「もう、つくかな?」と、
スマフォのルートマップを見る。
なんと!
下山の1/5も降りていなかった。
しかも、
喉が渇く。
激しく喉が渇く。

おにぎりをいくつも買っていたが、
山頂で食べたのは、マーガリン入りアンパンだった。
しまった、コイツはコーヒーと一緒に食べれば果てしなくおいしい。
が、
山頂で単体で食べると、めちゃめちゃに喉が渇いた。

下山しても、
その次に自転車でヤビツ峠に登らないといけない。
登るにも、給水が必要だ。
水を飲み切ってはいけない。。

と思っていたら、
果てしない苦しみの中の下山ルートになった。

しかも、下りは足に負担がかかる。
止まって休憩すると、膝が壮絶に笑っている。
このまま、山の中で遭難するのではないかと思った。

何とか、これまたホウホウの態で
舗装道路まで降りていく。
近くに川が流れている。
あの水、、、飲めないかなぁ???
昔、北陸で山の中で、山水を飲んだら腹壊したなぁ。。。
でも、
喉が渇いたなぁ。。。
と、
気がつけば川岸に降りて、
水をがぶ飲みしていた。
(腹壊すがな)

230716_2.jpg
なんとか登山を終えて、
自転車に乗って、ヤビツ峠を目指す。
やはり、登山よりも、自転車の方がはるかに楽で楽しいものだ。
足を止めても、自転車は前に進む。
しかも、全身で扇風機にあたっているように風が通り過ぎていく。
さらに、道路際には、自動販売機やコンビニがある。

登山道にはコンビニは無い。
自動販売機も無い。
山小屋に行けば何かあるかもしれないが、
強力が担ぎあげたものを私のようなものが消費して言い訳が無い。
山は、自分の準備だけで生きていくモノだ。
やはり、
登山は、自転車の3倍くらい、辛く苦しいモノだと思った。

ヤビツ峠を無事に登り切り、
最大速度は時速64kmで下り切る。
あとは、
家に帰るだけだ。
が、
夏日の今日は、そう簡単に走り切れない。
がりがりクン+コーラの休憩を2回も取る。

無事に生きて帰れてよかった。。。
次に登山するのは、
自転車じゃなくて、車か公共交通機関を使おう。

丹沢山。
寝て起きたら、楽しい思い出になるのだろうか?


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高松出張 [近況]

四国の高松に行ってきました。
何しに行ってきたか?
決まっているじゃないですか。
230713_2.jpg
うどんを食べに行ってきたのです。
肉うどん・・・
何と美味しく、なんとリーズナブルな事か。
しかも、
回転が早い。
大行列になっているにもかかわらず、
あっという間にうどんにありつけて、
そして、みんなあっという間に食べていく。
素晴らしい文化です。

何故、都内で発展していないのか?
分からない。

しかし、肉うどん・・・ぶっかけ肉うどん。
美味しかった。
またうどんを食べに、高松に行こうと思う。

高松に行ったついでに、
ビジネスに関する講演を行った。
50人以上いただろうか?
私みたいなものが講演をしていいのだろうか?
しかも、1時間も。

みなさん、寝ることなく聞いていただけた。
小ネタを沢山ぶっこんで、
笑いを取ろうと必死だったが、
みなさん、笑うことなく真剣に聞いていた。
(つまり、うけなかったようだ…)

先日、ブログに書いたが、1週間で2回の講演だった。
1回目は、遠い将来についての展望を語った。
原稿はほかの人が準備してくれた資料だったので、
楽だろうな・・・と思ったが、
他の人が準備してくれた資料の方が”話す”という目的では大変だった。
自分の言葉、自分の気持ちが入らないためである。

2回目は、自由に話していいよ!という内容だったので、
小ネタのオンパレードだった。
途中で、ふと気づいて時計を見たら、大幅に時間を超過していたので、
最後は、省略してしまったほどである。
反省だな。


講演の後は、意見交換会もあった。
会社的には、会費を払わないと問題になるので、
もちろん自腹で参加したが、ウーロン茶2杯とオレンジジュースのみだった。
高い参加費だったが、四国の産業活性化のために取り組む人の話は
非常に勉強になった。
そういう意味では、勉強になりました。お金の問題じゃないです。
そういう経験も重要です。

アルコールは、乾杯時の一口だけだったが、
それでも、酔いは体を駆け巡る。
いろいろな人と話をして、冷や汗もかいたりした、
頭の中がかなりぐるぐると回った状態で今日、宿泊するホテルにたどり着く。

夜9時に着いたのだが、
(もっと飲みに行くべきなのかもしれないが・・・)
仕事をしないといけない。
ホテルでシャワーを浴びてから、仕事をする。
出張中ぐらいは、ゆっくりしたいものだ。。

根気をつめて仕事をした後は、
半日分の未読メールや、Teamsのチャットやら、Slackのメッセージを処理していく。
沢山の情報伝達方法があり、
どのツールに対応するのか、よく分からない。
情報に溢れてしまう状態だった。

後半はテレビをつけながら仕事をしていたのだが、
ジャッキーチェンの香港ポリスストーリーが上演されていた。
(BSだったのか、何だったのか分からない)
横目で見ちらちら見ていたが、
いろんなシーンの先々を思い出せる。
あれ?
結構、明確に、続きも分かる。
なんだこれは?
酔っているからか?
(いや、もう、そんな状況じゃなかったのに)
昔、ジャッキーチェンの映画は、繰り返し繰り返し何度も見た。
だから、話の展開やシーン、表情までが細かく脳裏に記憶されている。
それが思い出されて、何となくドキドキ感が満載だったし、
若い時の熱い情熱を何となく思い出し嬉しくなる。
途中からは、仕事をやめて、映画を見続けた。
面白かった。
これが、30年以上、、、いや、40年も前の話だったのかと。

もう少し年を取ったら、昔大好きだった映画を片っ端から見ようと思う。
いや、年を取ってからの楽しみがあって良かった。。


翌朝、眠い目をこすりながら、高松を後にして、
マリンライナーに乗り、岡山に向かう。
岡山に着く前に、電話会議がはじまってしまい、
スマートフォンにイヤホンを刺して会議に参加する。
もちろん、喋れない。

予約した新幹線の時刻を見ると、岡山駅について1分後に出発してしまう。
どうやら時刻表を読み間違えたらしい。
情けない。
会議をしながら、新幹線のスマフォで予約変更を行い何とか乗り継ぐ。

行きの新幹線は、全ての座席にコンセントがあった。
(ただ、そのコンセントに気がついたのは、降りる駅の1つ手前だった)
帰りの新幹線は、直前で予約変更して取ったので、通路側だったのでコンセントが無い。
東京までたどり着けるかな…と、心配したが、
今のパソコンの電池持ちは非常に長く、ぜんぜん心配がなかった。

いや、
ほんとうは、新幹線で、仕事なんかしていなくて、
ゆっくり本を読みながら、寝たり起きたりしていたいのだが。。
なかなかうまくいかないモノである。

出張先から会社に戻り、ご飯をゆっくり食べる暇も無く
いくつかの打ち合わせに出て1日が終わる。
会社からの帰りの電車の中で、ようやく文庫本を読みながら眠りにつくのである。。。

出張が無かったら、
たぶん、もうちょっと楽だったのだが
こうやって、忙しい時間を過ごさせていただけるのは、
きっとありがたいことなんだろうと思うのである。

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瀬戸内海、、、いつ行っても綺麗でした。
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ドタバタの仕事開始 [近況]

7月になり、会社では、大きな人事異動があった。
会社の人事異動は、年によって、月が替わる。
家族と一緒に引っ越しする人もいるので、
子供の学校などは大きな影響が起きる。

ただ、在宅勤務のベースになるため、引っ越さなくてもいい。
また、単身赴任という手もある。
いろいろな方法から選択できることはありがたい。

7月の異動してくる人は、全員が初日に出社した。
単身で来る人も、リモートワークで来ない人も。
みんな、律儀だよな。


新しい部署での仕事が始まったので、
業務説明会があちこちで開かれている。
あなたたちの仕事は、これです!
というのを、改めて知らしめるものである。
あらためて、自分の立ち位置、仕事を認識するのだが、
現在も仕事が混沌とする中での束の間の時間だったので、
仕事の方は、停滞した。

今週、いくつかの打ち合わせを主催したのだが、
その打ち合わせの準備を忘れていた。。。というか、
その会議設定を忘れていたものもあり、
数時間で慌てて会議の資料を作り、やり過ごした。
やりすごした…
いやいや、大事な決定に結び付けた。
・・・
こんなこともあるんだよなと。

仕事の仲間では、しり込みをする人が多い。
段取りを決めるための打ち合わせ、、なんてものもあり、
その打ち合わせのための打ち合わせもある。
大企業病のなれの果てだ。

スパッと決めて、次々に仕事を開拓する。
そんなことをやりたいものだ。


来週は、会議が沢山ある。
そして、社外向けの講演会で、講演をする。
しかも、2つも。

社外向けの講演やインタビューは、1年に数回しかない。
そんなことが、1週間の中で2つもあるのは、珍しいというしかない。
さらに、再来週は、九州の離島の調査も予定している。
ただ、
その調査の日に、全国会議があって、説明しないといけないかもしれない。
行けるのか、沖縄。。
こうご期待である。
(自分だけしか興味はないだろうが)

まずは、安定して仕事がしたいな~。。
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今日は、小田原まで平地を楽勝で走り続ける…予定だったが、
降水量40%の天気予報が外れ、土砂降りだった。
こんな日もある。
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7月は夏だよね。。。 [近況]

今週末は、また天気が悪く、土曜日は自転車で走ることが出来なかった。
しかし、
連日の出社と飲み会で体調が思わしくなく、
そして、仕事も溜まっていたのでやらねばならぬ時間が捻出したく、
雨の土曜日は、ホッとして家で仕事をしていた。

急がないけど、まとまった時間が欲しいのは、
7月第二週目に、社外向けの講演が2つ予定されているのだ。
社外向け講演?
私のように挙動不審で、ドモリがちの人間が?
人材不足も極まれりである。

幸いにも、1つの方の講演資料は、優秀な部下が作ってくれた。
本当に優秀で、忍耐力と献身力がある部下である。
私が知らないことがいっぱい書かれていた。
講師をする前に、私がいっぱい勉強しなくては・・・
・・・
こんな状態で、講師をしていいのだろうか?
人材不足もここに極まれりである。。

夕方に雨が上がり、集中力も落ち、ストレスも高まってきたので、
ランニングに出かける。
ちょっと前までは、土日のランニングは20kmほど走っていたが、
最近はあまり長い距離が走れない。
年齢のせいなのか、体がなじまないからなのか、ちょっと判別が出来ない。

家に帰ってきたら、もう何も出来ないほど疲れてぐっすりと寝る。
10時間も寝たので、心身共に回復したはずだ。
ただ、逆に寝過ぎたからだろうか?
1つか2つ、頭のネジが外れたかのような状態で、
ボーーーとした。
いかんいかん、こんな状態では、どこかで事故ってしまう。
休憩時間にネットニュースを見ると、
ロードバイクの60歳の人が倒れて心拍停止していて、病院で死亡が確認されたと書いてあった。
一瞬「理想な死に方だ」とも思ったが、
60になるまでは、もう少し時間がある。
そして、やらなくてはいけない仕事が山積である。
注意して、夏の空の下で自転車に乗る。

自転車に乗っていると、汗も噴き出るが、
汗が風で吹き飛び、日差しもほどよいと、
腕とか足を触ると、じゃりじゃりとした触感になる。
いわゆる塩が噴出しているようだ。
ただ
これは、塩・・・塩分だけではなくて、
ミネラルとか、大切なモノが吹き出てしまっているのだと思われる。
どうやって補給するのか?
いつも常食としている、ご飯+納豆だけではダメだろうな。
かといって、バラエティに富んだ食事は、出社時のお弁当だけである。
こうやって少しずつ、貴重な成分が減っていって、
そして、やがて、道端で心拍停止で倒れているのだろうか。

などと、
つまらないことを考えながら、今日も146kmほど走る。
もう、夜9時なので、今日はもう寝ます。

何か、致命的な事を忘れている気がする。。。
まぁ、いいや。
明日、新しいメンバーと合流し、新たな船出になる。
楽しみである。

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飲み放題の店では、酒は持ち込みが許されているお店が多い。
シュークリームを持ち込んだら、友人から止められた。
(そりゃそうか)


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