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無心な週末 [近況]

金曜日、年休を取った。
「月1回は、計画年休を取ろう」という、半強制な?会社方針が出たので、
管理者である私が、率先垂範として、休みを取った。

うちの会社の管理者は、えてして年休を取らない。
法律で、「管理者も5日の年休取得しなくてはいけない」
という話が出た時には、管理者がみんな動揺した。
5日も年休を取らないからだ。

去年は、次女の入試関連があり、沢山年休を取った。
その前の年から、北陸単身までさかのぼっても、
1年で数日しか休みを取っていなかった。

何故だろう?
仕事が楽しいから?
休みと白い目で見られるから?
後ろめたい気持ちがあるから?

なんだか知らないけど、休まなかった。

ところが、この週末、1日年休を取り、3日間、全く仕事を一切せず、
自転車に乗ってばかりいた。
3日で400km、、、
昔、自転車レースイベントでそういうのに出たことがあるが、
何も考えず、ひたすらに自転車に乗る。
そんな3日間を過ごした。
初日はヤビツ峠、2日目と3日目は三浦半島。
心を無にしてペダルを漕いだ。


そしたら、
「仕事をしないでもいいじゃないか」
と、思うようになった。
・・・
そうか、
多様性のある生活とは、こういうことか。
・・・
そんな生活も良いのかもしれない。

自転車による疲労は、2日目がつらかった。
走り出しから足が回らない。
終始スピードが戻らず1日が終わる。

ところが、3日目は、だんだんとスピードが上がり、
途中で抜いて行った若者を10kmも追走した。
早かった。
楽しかった。
不思議なものだった。

2日目の夜、
ゆっくり寝たが、沢山の夢を見て目が覚めた。
体中、バキバキのせいか、眠りが浅かったのかも。
覚えている夢は、
”独身で焦っている自分”だった。
結婚したいが、結婚相手もいない。
・・・
ふと、目が覚めた。

そして、その結婚相手がいないのは、
自分じゃなくて、子供たちの事なんだなと思った。
長女は大学3年生、次女は大学1年生。

長女とは会話は無いが、送られてくる成績表を見るとちゃんと勉強をしているようだ。
理系女子なのに、、、理系女子だから?男っ気が全くない。
心配だ。。。

次女は、女性の多い学部なので、男友達もいないようだ。
サークルもやっているのか分からない。
バイトは女の先輩と仲が良いようだ。

男が付きまとえば、
それはそれで心配で、ヤキモキするだろうし、
言語を絶する苦しみが待っているだろう。
でも、いなければいないで不安。
不思議な親御心である。

そんな次女は、昨日、誕生日を迎えた。
人生で一番楽しい時期を送っているのだから、
親に気兼ねなく、楽しく過ごしてほしい。
コロナや戦争や物価高で不安な世の中、
新しい時代を、自分の手で切り開いていってほしい。
なと、
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早朝ランを3か月お休みしていました [近況]

走っていない…
はずかしい。。
実は、ランニングで走っていないのだ。。
しかも、7月から。。

もちろん、昼間や夜のランニングはしている。
ところが、
在宅勤務時の、早朝ランニングをしていないのである。
この3か月間は、全く。。。

さらに、10月がもう終ろうとしているが、
10月のランニングは1日だけである。
はずかしい。
このブログで、
”早朝ランニングは素晴らしい”
”早朝に走るべきだ!”
等と、勝手な事を言っていたのだが、
ぜんぜん、走っていなかったのである。

言い訳はすまい・・・
いや、言い訳したい。
言い訳というよりは、分析をしたい。

暑かった・・・(言い訳だ)
月曜日は、土日に自転車で走りまわって疲れているので走らない。
出社した翌日も疲れているので走らない。
雨が降っても走らない。
夜眠れないと、翌日は走らない。
・・・
やはり、言い訳ばかりだ。

ということで、早く寝た。
夜の9時前に布団に入り、6時に目覚ましをかける。
が、眠れない。

手元にある、新田次郎の本を読む。
登山記が多い。
そして、「冬の掟」という文庫本は、遭難の話ばかりである。
目が覚めてしまう。
・・・
短編集であるから、眠くなったら寝ようと思ったが、全部読み切ってしまった。

その話の一つに、
わがままな女性の登山者に振り回される話がある。
女性は良い天気を理由に荷物をほとんどおいて山に行くことを主張する
そして、天気が悪くなり、嵐で寒くなると
ガイドである男性をなじり、非難し、そして男性の防寒具を取って自分のモノにする。
嵐が過ぎ去り、生き残って救助されたものの、帰らぬ人になってしまった話である。
・・・
わがままな女性に振り回されるひ弱な男性。
なんか、私の事ではないだろうか?

そう思ったら、眠れなくなってしまった。
・・・
アホじゃないだろうか?


翌朝、無理やり飛び起きた。
3か月ぶりの早朝ランニングをした。
気持ちよかった。
そして、午前中の仕事は、いつになくキレがあった。
一人だけテンションが高かった。


そして、予定通り、午後にはエネルギーが切れて、
眠くなった。

自然な体の反応である。
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美味しさは、食べる側の感想 [食べもの]

美食家・・・とは、程遠い、むしろ対極に立っている気がする。
食べるものは、ほとんどがおいしくいただける。
そして、おいしいものに、その違いがよく分からない。
うまい!
これだけで十分ではないだろうか?

ファミレスでも、高級レストランでも、
うまいものはうまい、
違いなんて全く分からない。

高級レストランは、
「高級」という名前がついているから、
たぶん、ファミレスよりも数段上のだろうが、
どちらも満足するモノであるから、
どちらが上かは、私にはわからないし、
言ってしまえば、
私にはどうでもいい話である。

という話は、
もしかしたら良い話かもしれないが、
作る側、提供する側からすると、とんでもない話でもある。
・・・
作る人がどれだけ思いを詰めて、
鍛錬を積んだり、食糧調達に苦心したり、、、
いろいろな思いが込められているものに対して、
「どっちもうまい」
というのは、失礼を通り越して、冒涜である。
・・・
かもしれない。

でも、分からないので、分からない、
そのあたりは、申し訳ないとしておこう。

学生時代、自転車に乗っていたころは、
”のど越しで食べる飯”に、注目していたというか、
情熱を注いでいた。
(様な気がする)
なので、ちょっとした漬物で、どれだけ白米が食べられるかを
誇っていた時代の方が、記憶にある。

年を取って、のど越しでごはんを食べると、
すぐに胃が痛くなる。
食べ放題なんて、1人分しか食べられないので、
私にはすでにもったいないシステムである。

むしろ、少しでいいから、おいしい食材を、何種類も食べてみたい。
そんな、風に思うようになり、
あれ?もしかして、これが美食か?
と、一瞬、勘違いをしたが、
結局、口にするものは、どんなものでもおいしいので、
そうじゃなかった、昔のままだったと、安心もし、落胆もする。
・・・
めんどくさいおじいさんである。

今日は、横浜から小田原まで110kmほど走ってきた。
往路は快調だった。
そして、帰り道の途中で、突然、スタミナが切れて、全く走れなくなった。
コンビニ休憩すればよかったのだが、家まであと10kmの地点だったので、
無理して休憩せず、ペダルを漕いだが、
残り5kmで全く足が動かず、水も無くなり、意識がもうろうとした。

ウエストバックを探ると、どろどろに溶けた飴が出てきたが、
それを、フィルムラップごと食べるようにムシャブリツキ、
何とか意識を取り戻して家まで走った。
(いい年をして、無理はいけない)

家に着いたら、次女が「出かけると約束したでしょ!」と、
プリプリ怒っていて、スマフォを見ると着信が何十件も残っていた。
そうだ、
次女の誕生日が来るので、プレゼントに机を購入しようとしていたのである。
着替えて、そのままお出かけする。
あまりにも疲労が募っていたので、
途中のファミレスに寄って、お昼を頂くことにする。
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野菜が沢山入った、ラーメンのような中華そばである。
若い頃ならば、脂ぎったものを欲していたが、
今はこういうものが好きなのかもしれない。
特に、今日は疲れ切っていたので、胃にやさしいものを自然に選んだようだ。

飴にしろ、野菜ラーメンにしろ、
TPOというか、その時々の環境で、
とても美味しく思えるのだから、
素材や味付けなのじゃないのではないか…と、
また、不遜にも思ってしまうのである。


そういえば、最近、外で食べるものは、つけ麺系が多い。
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広島で食べた、汁無し担担麺。とても美味しかった。
調べると、都内でも複数個所で食べられるらしい。
ラーメンは好きだが、熱い汁は苦手なので、こういう亜流の食べ物に偏るのだろうか。

ま、
美味しければ何でもいっか。

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スタンプラリー [近況]

木曜日、会社に行って仕事をした。
私のオフィスは、都内の良い場所にある新しいビルであるが、
会社の住所、、、つまり、本社の住所ではない。
本社のビルは東京駅から歩いていける新しいビルにある。

仕事の基本スタイルが在宅勤務になったので、本社の場所はどうでもよいのであるが、
7月に新しい会社に所属してから、3か月経ってから、初めて本社ビルでの打ち合わせがあった。
私がいつも行くオフィスよりも、さらに新しく、そして大きかった。
こんなきれな場所があるのに、原則が在宅勤務なんてもったいないなと思うのである。

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基本が在宅勤務なので、1人1つの席は無い。
フリーアドレスというスタイルで、どの席に座ってもいいモノである。
大きな机があり、椅子とコンセントだけがあり、
いつ誰がどこに座っても良いのである。
だから、いつものオフィスじゃなくて、本社ビルで勤務してもいいのである。

あ、そんな話はどうでもよかった。
そのオフィスからの帰り道、同僚と指定席のある電車に乗り、
チューハイを飲みながら話しながら帰る。
とても楽しかったが、久々の酒のため、全身が真っ赤になり、ぐるぐるして意識も宇宙まで飛んで行った。

その影響もあり、
翌日の在宅勤務は、体調が悪かった。
夕方にお偉いさんが集まる会議があり、プレゼンしなくてはいけないこともあり、
濃いめのコーヒーを何杯も飲んだ。
すると、
今度は、その影響が出てしまい、
自律神経失調症のような症状が出てしまった。
不安、不信、落ち着かない、思考が定まらない、、、そんな症状である。

夜、寝ていて、途中に目覚めた時も、
落ち着かない気持ちが続き、
「このまま、精神異常になって、正常心を失い、子供たちに迷惑をかけたらどうしよう」
という、不安まで湧き上がったが、
翌朝、日が昇ると、不思議と元の状態に戻っていた。
・・・
病は気から?
太陽によって人間はリセットされる?のだろうか?

目覚めてしばし、スマフォをいじっていると、
三浦半島で、自転車のスタンプラリーというのが開催されている記事を見る。
スタンプラリー?
あまり、そういうのに縛られるのは好きじゃないな。。。。と思ったが、
そういえば、自転車のオリエンテーリングは楽しかったな。
という思いもあり、
今日、自転車で三浦半島を走るコース上に、チェックポイントがあるので、
やってみるか!と、エントリーして走りだす。

三浦半島は、だいたいの土地勘があると思っていたが、
いやいや、知らないこともまだまだいっぱいあり、
スタンプラリーをやってみて良かった。
というのが、純粋な気持ちである。

曇っていたいたけど、富士山のシルエットがとても綺麗だった。
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そういえば、先日読んだ本に、北斎や広重が描く富士山は、
90度を下回る鋭角に描かれているが、
実際には110~130度の鈍角なのである。と書かれていた。
改めて、走りながら富士山を見ると、確かに90度をはるかに超えていた。
漠然とした意識やイメージは、良い様に作り替えられるのだなと思うのである。

スタンプラリーは、横須賀で5つのチェックポイント、
横浜に5つのチェックポイントが設定されている。
横須賀がクリアしたところで、15時だった。
明日、横浜もまわろう、ゆっくりしようと思ったが、
何を思ったのか、横浜に向かって走り出す。
いけるかな、やめようかな、いやいけるよな、いや、やめようよ。。。
・・・
そんな優柔不断な思いを懐きながらペダルをこぎ続けた。

そして、
17時には横浜の5つのチェックポイントを回り終えた。
道に迷ったり、チェックポイントが見つからなかったりしたが、
なんとか、1日で全部走れた。
んが、
17時は、もう日没の時間であり、
最後は真っ暗な道を、前方ライトと、後方のテールライトをつけて走る。
いやいや、若気の至りじゃないけど、これは失敗だったなと。
154km、約8時間かかってしまった。

これは、これでいいのだが、
明日はどこを走ろうか。。。
また、誰か、スタンプラリーをやってくれないモノか。

そうか、設定されたものに、
私はハマりたいのだなと。
人間の習性。
行列を作ると並んでしまう、そんなものと一緒かもしれない。

9月は雨降りが多く、ぜんぜん自転車で走れなかったが、
10月はいい感じで走っている。
距離を稼ぐのは、やめたいのだが、
自分を週末は自転車で走る。。というものにはめ込んでいる。

殻を破らねば。
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1on1 [近況]

会社で上司の部下を育成する制度として1on1MTGが設定されている。
1on1
聞いたことがある人が多いだろうが、ワンツーマンでのミーティングのことだ。
1on1
繰り返しで言っていると恥ずかしい。
1on1
普通に、進捗面談である。
なぜに、
1on1
なのだろう?

LGBT等、会社では、多様性を推奨している。
それなのに、
部下を育成する、上司のやり方は、
1on1
一択で、推奨されている。
何故だろう?
昔、
昔々、
管理職になった時に、コーチングを学んだ。
もう、10年以上前のことだが、
マネジメントや育成というものに全く触れていなかったので、
スポンジで水を吸収するように学び、そして実践した。
とても画期的で、そして、有効な方法だった。
当時は、周りの上司たちも、
コーチングをとりいれ始めたころであり、
流行り始めであったが、
年老いた上司陣は、取り入れずに、そして職場を去って行った人も多い。
だから、
一時期は、「おれは若手育成のスキルが秀でている」と、
誤解していた時期もある。

それが、今や、コーチングを取り入れた
1on1
が、全管理者が必須のスキル・手法として、
会社から実施するように指示されている。

私はへそ曲がりなので、
仕事のやり方をあれこれ言われるのが大嫌いだ。
いやいや、へそ曲がりだけではなく、
仕事のやり方、育成の仕方は、
人それぞれにあるべきで、
金太郎飴のように、みんな同じようなやり方で言い訳が無い。
それこそ、没個性である。
多様性を求めているんじゃなかったのか?
それとも、
会社が、LGBTを唱えていると、
”やっぱりすごい会社ですね”
という、賞賛を浴びるために、やっているだけだろうか?

へそ曲がりですから。

会社は、リモートワークが中心になっている。
それを補うように、
Web上で「健康です。心配ありません」という
ボタンを押す仕組みが出来た。
・・・
この会社、異常じゃないだろうか?
そのボタンの押した状況を、上司に通知され、
上司は、それを見て、部下が健康なのを確認する、、仕組らしい。
・・・
は?
はぁ????
・・・・
おかしな会社に所属している。

これは、”リモートワークであっても、上司が部下を見ているよ。
さらにそれがシステム的に制度化しているよ”
というのを、会社がアピールしたいらしい。のだ。
・・・
は?
はぁぁぁぁ??

しかも、そのボタンを押すのは、めんどくさくなったせいか、
月1回でいいらしい。

メンタルヘルスは重要であることは理解しているが、
月1回のボタン押しで、
部下のメンタルや健康を把握できると思うのか?
・・・
私は、おかしな会社に所属している。

サラリーマンなので、
面だっては、反対しない。
(いや、時々している)
あまり文句を言うと、要注意人物として、マークされてしまう。
(実際に、マークされて憂き目を過ごしたことがある)

今、私の会社は、独裁者に支配されているので、
その独裁者がいなくなるまでは、耐え忍ばないといけないのである。
だいたい任期は2-4年である。
そこを耐え忍べば…春が来るに違いない。
ただ、
お隣中国の国家主席は、前例を破って3期目の首席続投になるらしい。
今の社長も、前例を破ってしまうと、
その前に私が管理者辞職の年齢になってしまう。
・・・
いかん、過激な事を書きすぎた。
・・・
今、かなり酔っぱらっているのである。
手元には、ほろよい3%と書かれた空き缶がある。
もう、ろれつが回らない
・・・
いや、誰とも口をきいていないから、ろれつが回らないかわからない。
かなり目が回っている。
今日は、自転車で150kmほど走った。
週末、300km走ったことになる。
足腰が痛い。
そして、酔っぱらった。

眠るだけである。
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私の心を表すかのような曇り空だった。
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3度目のヤビツ峠。
700mを上がるのに、20km以上走る。
緩やかな坂道なのになー。

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北上高地 [近況]

GoToトラベルというのだろうか?
旅行支援策が施行されるが、私には全く関係が無いと思っている。
旅行に行く家族や友人はいないし、
そもそも私のようなものに、贅沢は無駄でしかない。
あとは定年までお金を稼ぎ、そして、静かに死んで行ければいいなと思うこのごろである。

そんな私だが、仕事の上ではご褒美が待っていた。
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あそびではない。
仕事で撮った写真の1枚である。

先週末、日本を横断した低気圧のせいで、天気は悪かったが、
今日の岩手県は、途中から快晴だった。
そして、
その岩手の中でも、なかなか人が少なく、
青空高く、紅葉を迎えようとする豊かな森と
気持ちが洗われるような清流の音を聞きながら、
ほぼ日中を山の中で過ごしたのである。

引退して命がまだあるのならば、
こんな緑の中で、住んでみたいと思われるような美しい自然だった。
ただ、
現地の人からすると、
マイナス20度の世界になると、
多くの人が逃げ出していく現実を知りますよ。
ということだ。

表面上の美しさにうつつを抜かしている、このウツケ者!と
怒られてしまうところである。

今日も、会社のスケジュール上は、
朝から晩まで打ち合わせがヒシメイテいたのだが、
岩手県に出張に行って、
そして、遊んでいたわけではなく、それなりに活躍していたのだが、
一切合財を放り出して、自然に心を洗われていると、
本当にピュアになったような気持ちにさせてくれる。

そういう言う意味でも
旅行って大切だよなぁ。。と思うのである。


そういえば、最近、良く眠れない。
家に帰ってこない奥さんが、カードをバンバン使っているからとか、
食事をぜんぜん作らないとか、
家も車の中も汚しっぱなしで掃除を全くしないとか、
自分のテニスシューズの砂を私の靴に捨てるとか、
そういう事で、心を病んでいるわけではないが、
何故か夜、眠りつけず、そして、眠りが浅いのである。
(ヘルスケアバンドの結果からであるが…)
カフェインのせいであろうか?

そんな眠れない日を何日かつづけ、出張に行って、
1泊したのだが、
美味しい焼肉を食べて、ビールを二口ぐらい飲んで
ぐっすり眠るはずが、
気がついたら、ホテルの中で仕事メールを一生懸命返していて、
翌朝の集合が7時半だったから、やっぱりゆっくり眠れなかった。

出張の移動時間も、
在宅勤務のリモートワークがベースになっているので、
Web会議に参加していると、あっという間に目的地についてしまう。
東京ー盛岡間は、時間にして2時間10分で着いてしまうので、
東京ー京都よりも短い。

意外と近い割に、
寒さを肌で感じるのは、
緯度が高くなったことによるものなのだが、
地球の地理を肌で感じることも出来る。
良いことだ。

あ、そんなにも短い時間なので、
Web会議もあり、新幹線の中で眠れなかったということを言いたかった。

支離滅裂となってきたついでに、
寒かった話をすると、
上記の写真のように、とても良い天気だったが、
朝と夜は寒かった。
さすがは、緯度が高く、そして内陸性気候であった。
私の生まれの長野の佐久も、朝晩冷え込み気温の差が激しい。
何となく郷愁感を覚えるには十分だったかもしれない。

北上高地には、
私の小中の頃の親友が学校の先生をしている。
震災を乗り越えて元気に働いているらしい。
盛岡からは2時間もかかる場所らしく、
呼び出しても来てくれないのだが、
彼は元気にしているだろうか?と、
思いをはせる・・・
・・・
暇は無かったな。
ごめんよ、がったん。。。

この次に、岩手に行くのは、果たして何年後だろう?
そして、もしかして、行くことは無いのかもしれない。
ごめんよ、がったん。。。
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山は怖い [近況]

この前、中学校の同級生と連絡を取った。
前から何回も、登山とか旅行とかに誘われているが、
申し訳ないことに1回も参加していなかったのだが、
こっちから仕事に関係するかもしれないと、連絡してみたのである。
結果的には、彼が勤めるところとは関係が無く、お騒がせして申し訳ない…ということになったが、
やり取りの終わりで、私の方から
「毎回誘ってくれるけど、来年こそは行くようにするね」
と送ったところ、
「いやいや、山はまだまだだよ」
と、返信があった。

紅葉の時期は、確かに今なのかもしれないが、
信州の3000m級の山では、紅葉を過ぎて、雪のシーズなのではないだろうか?

小さい頃、長野に住んでいると、
冬山で遭難して亡くなる人のニュースが何度も流れた。
現地に住む人としては、自分は山には登らないが、
どうしてそんな危険を冒して山に行くのだろう?というのが疑問だった。
もちろん、遭難のニュースは、真冬の12月~3月が多いのだが、
初秋の季節は、天候が急激に悪化して、低体温症等で亡くなる人も多かったのである。

だから、紅葉のシーズンは、山歩きの終わりのシーズンであると
長年の経験から思い込んでいたのである。

しかし、実際どんなものだろうか?

昨日見たTV番組の中で、
2014年に御嶽山が噴火して、多くの人が亡くなったが、
その中で奇跡的に生還した人の話が出ていた。
実名は伏せられて、姿も見えなかったので、
よほど精神的なダメージを受けたのではないかと思われる。
石が飛んできて、左腕がちぎれて無くなったり、
腰骨が折れて歩けなかったりした状態からの生還である。

噴火の飛石で生き残れたのは、リュックサックで頭を守ったからという話だった。
噴火した瞬間に、早く逃げていれば、被害も少なかったというが、
私も同じ場所にいたら、そんなに早く逃げれるのだろうか?
行動を代えられるだろうか?は疑問である。

そして、
短時間での日帰り登山であっても、
ダウンジャケットや、体の体温低下を防ぐシートや
簡易テントを持っていたことが、彼女の命を救ったようである。

そのようなものを持っていくと、
当然、荷物は重くなる。
使うか、使わないか?で判断すると、使わない事の方が多い。
いやいや、噴火で帰れなくなるなんて、誰が想像するだろう?

しかし、生き残れたか、生き残れなかったかは、その差であったのだ。
もしものことを考えて、
万全の努力をすること。
それが、大切だ。


そういえば、奥多摩で14日間、生き抜いた人の話も、過去にTVでやっていた。
同じように日帰り登山であったが、
登山道から滑落して両足を骨折して動けなくなり、
沢の水を飲んでいきつないだ話だ。
低い山とはいえ、何が起こるかわからない。
食糧や、場合によっては笛等で自分の位置を知らせる事が大切だと言っていた。
もちろん、登山届も。

そのTVを見てから、神奈川の大山を上った。
往復4時間ぐらいだったが、
荷物は防寒対策や非常食を用意したが、
笛を持参したり、登山届は出さなかった。
・・・
やはり、
生命の危険に対するリスク行動が出来ていないのだろう。


ということを考えていると、
「山に登らなければ、安全じゃないのか?」
と、思うようになり、山から遠ざかるのである。


とはいうものの、、、
山から眺める景色の写真等を見ると、
とてつもなく美しいと思うし、
その達成感は他のものに代えがたい大きいモノであろう。

今、引き続き、南木佳士さんの本を読んでいるが、
50を過ぎてから山登りを始めた話を、沢山本に書いてある。
私が生まれ育った信州佐久から見える山々を、
汗をかきながら登る話を読んでいると、
いつかは上ってみたいという気持ちにさせてくれるのである。


山は怖い
しかし、山は魅力的だ。
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私の生息する三浦半島には、200mも無い山がいくつかある。
ここならば、登れそうだ。

200mは、山なのだろうか?
信州人の心の葛藤も生まれる。



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国家レベルの地産地消 [近況]

早いもので…
月が替わると、このセリフから始まるブログが多いだろうか。
夏だ、夏だと思っていたが、秋がやってきている。
掛け布団をかけて寝るようになったし、
出社の為に朝起きると、まだ日が昇っていない。
すっかりと、秋の季節感を味あわせてくれる。

味覚の秋…であってほしいのだが、
物価高になり、なかなか飽食を楽しむような時代ではなくなってしまった。
これは、なかなか困ったことである。
聞けば、隣国の中国は、2010年頃からGDPが急成長して、
生活も豊かになったそうだ。
一方で、失われた何年という経済の成長が止まってしまった我が国は、
ノホホンとした時間・時代を過ごして、
いよいよと、厳しい状態になってきた。

地産地消という言葉が出てきたが、
地元で作った農産物を、地元の人から消費しよう!という
当たり前の経済活動が言われているが、
ブランドや流通や勢力争いで、
消費者がそれを意識できないでいる。

これは、農産物に限らず、サービスや家電製品でも一緒だ。
分かりやすく、海外旅行に行けば、
日本で稼いだお金を、海外で落としていく。
もちろん、海外の文化に触れることは貴重価値だし、
その旅行先にお礼としてお金を落とす、流通はありだと思う。

日本の国内でも、災害等で経済が停滞した地区に、
災害後に旅行をして、お金を使うことが大切だ。


知らず、知らずに、海外にお金を使ってしまうことがある。
例えば、
i-Phone
日本では、若者中心に大流行りだ。
そして、そのi-phoneは、アメリカで開発されたものであり、
その製造は、日本で販売されるのは中国だったりする。
通信事業者にお金が入る!と思われるが、
Apple社は、その国の通信事業者が主導のビジネスにはしていない。
儲かるのがAppleになるようになっているのだ。
嫌ならば、その会社に販売しなければよいのだ。さすがアメリカ流。
i-Phoneは、今や10万を越え、高いモノでは20万を越えるらしい。
機能や性能を見れば、価値相応で当たり前なのかもしれないが、高すぎる。
国内でi-Phoneを買うと、お金が海外に流れていく。

こんな風に、知らず、知らずのうちに、
日本の財産は、少しずつ、少しずつ、海外に流れていく。

頭脳や才能もそうだ。
日本で一生懸命、何千万もかけて育てた人材が、
ふらっと「もっと学べる場所」や「活躍できる場所」を探して、海外に行き、
海外の経済を興隆させる。

全世界で考えれば、当たり前の活動であるが、
ふと、手元で日本という国を見つめれば、
この先の将来は、痩せた土地に作物を植えるかのようではないだろうか?

そんな風に思うので、
私は、ずっと前から、日本のモノを大切にしてきたし、
日本のモノを使い続けていきたいと思うのである。

頑固であろうか?
間違っているのであろうか?


そんな事を考えながら、
今日も、三浦半島をイタリア製の自転車に乗って一周する…
なんだ、口だけじゃないか?

そうだよなー。
休憩で食べるのは、コンビニのおにぎりとパンだし、ぜんぜん貢献していないよな。
誰かと食事に行くならば、散財は気にしないけど、
自分一人だと、やはりもったいない気もする。
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けち臭いな
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三浦半島も、美しい観光地なので、垢抜けた明るさがあるが、
ホテルがつぶれたり、水族館がつぶれたり、
通るごとに小さな個人商店が店をたたんだりしている。
消費しなくては…
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