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睡眠時間 [近況]

土日に自転車に乗るので、月曜日の朝は、ゆっくり寝ていたい。
そして、
実際に、ゆっくり寝ている。
会社に通勤していた時代は、疲れた体にムチ打って、5時起きで出社していたので、
結果的に、土日の自転車活動を抑制し、
そして、毎日5時起きー帰宅は23時だったので、睡眠不足になっていた。

コロナでよかった等とは、口が裂けても言えないが、
ライフサイクルの変化は、
私を過労死と睡眠不足から解放し、
自転車にたくさん乗れるという、健康体を作り上げることに大いにプラスになったといえる。
ただ、
繰り返すが、コロナでよかったという事ではない。
(こういう誤解が、炎上の元である)

睡眠…
私は、長時間の睡眠をとらないと、生きていけない生き物だ。
最近は8時間近く寝ている。
寝過ぎだろう!と思うのだが、
おかげさまで健康体で、仕事も集中できる。

20代、30代、40代の時は、
睡眠時間を削って働いた、
タクシーで朝4時に帰って、朝7時の電車に乗っていた時代もある。
でも、生き抜いていた。

今ではありえない状況である。
睡眠がとれるのは、本当にありがたい。



唐突に話は変わる。
NHKの深夜TVで、映画の放送をしていた。
NHKが映画の放送をするのはめずらしい。
もちろん、良いことだ。
どうやら、価値多様性ということで、
黒人社会、女性社会、LGBT等を扱った映画を順次放送していくようだ。

先週かな?
「グッドウィルハンティング」
の映画を放送した。
20代の頃に見た映画で、「良かった」という記憶があったが、
改めてこの作品を見ると、本当に心が表れる内容だった。

号泣するとは違うな、、
生きている意義、生きていく目的、、、いろんなことを考えさせられる。

父親として、夫婦として、友達として、上司として、、、
自分らしく生きることとは?
社会貢献とは?
素晴らしい人ってなんだろう?
勝ことと負ける事、優位に立つこと、目立つことの意義とは?
パートナーと共に過ごす事、生きていくことは?
人とふれあい、時間を過ごし、価値を共有することとは?
過去の自分と、そこから新たに自分の道を描きなおすこととは?

いろいろ、いろいろ考えさせられる。
この映画には、いろいろな評価がある。
たぶん、
同じものを見ても、感じるもの、考えるものが違うから、
良い作品だと思う人もいれば、
悪いダメな作品だと思う人もいる。
それは、
両方正しいのだと、思うようになり、
みんなが絶賛する作品が、良い作品だともいえないなと、へそ曲がりにも思うのである。

若いときに見た映画も、
今見た時とは感想、感覚も違うだろう。
そして
どちらが正しいかと言われれば、それぞれに正しいと思うのである。


あと、グッドウィルハンティングは、
数学や暗記に特殊能力がある若者が、
それまでの貧困と暴力の経緯から認められてこなかったという
屈折した状況から始まるのだが、
私自身も貧困の生活の中で育ってきたので、気持ちの一部は共感する気がする。
ただ、
才能にあふれていて、誰かに見出してほしい。
という、
大それた気持ちはあまりなく、
(才能が無いことは、自覚していたので)
それでも、自分が活躍できる場所、存在意義を見出せる場所をさがして生きていたような気がする。
と、
恥ずかしながらも思うのです。

人生を半世紀も生きてきた身としては、
もう、あまり”欲”というものが存在せず、
(しいて言うと、睡眠欲ぐらいか。食欲も食べ過ぎたらお腹壊すし、ゲームなんかも興味が無い)
功名心も社会的なステータスもとっくに興味が無く、、
お金すら最低限生きていける分だけあれば良いと思うので
もう生きていく価値なんてないんじゃないかと思ったのだけど、
グッドウィルハンティングを見て、
「頑張る人たちを見つめるのも、私の新たな役目であり、楽しみである」
と、思うのでありました。

いかん、、、勢いで書いてしまった。
3月が終わる。年度が終わる。
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阿夫利林道 [近況]

妻子がいない我が家。
子供たちが巣立ったら、いつかそういう日が来るのだと思う。

家の掃除をしてみたら、意外とキレに片付いてよかった。
ついでに部分的に床にワックスを塗ったりして、
中古の家を売り出したみたいになって、まぁ、ご満悦?であった。

そして、誰もいない家なので、物音ひとつしないのだと思うのだが、
意外といろいろな音がする。。
ちょっと怖いじゃないですか。
何の音なのか分からないけど。。


先週は、どうしても出社しなくてはいけない事案があり、
2回も出社してしまった。
金曜日は、会社にいたが、仕事があまりはかどらない状況であったが、
それでも22時ぐらいまでオフィスで粘っていたが、
もう全然効率が上がらないので、あきらめて家に帰ったら、
妻子が戻っていてビックリした。
・・・
私の予測では、週末も一人でゆっくりする予定だったので
(いや、妻子がいても、一人でゆっくりするのだが)
ちょっと、サワサワ感(ザワザワではない)があった。

土日は、妻子はそれぞれ活動していて、接点はなく(飯もなく)
次女は勉強しているだろうか?とか、ごはんは大丈夫だろうか?等の心配もなく過ごす。
土曜日の夕方から雨が降ったので、家でおとなしくしていたが、
日曜日に、リベンジとばかりに、大山に走りに行く。

リベンジ?大山?
先週、大山の阿夫利林道を走った際に、パンクしてしまったことと、
新しく開通した道路を走りそびれてしまったことだ。

あと、
ブログに、阿夫利神社まで自転車で走ると書いたが、
正しくは、大山寺だった。
大山ケーブルカーは、ふもとの町と阿夫利神社を結ぶが、
途中駅に”大山寺駅”があるのだ。
ややこしいな。
さらに言うと、大山寺は”雨降山の大山寺”というらしい。
大山の大山寺ではないらしい。
ややこしいな。
かなを振ると、大山は「おおやま」であり、雨降山は「あぶりやま」であり
阿夫利神社は「あふりじんじゃ」である。
ややこしいな。。。

話は戻り、今年2回目の、阿夫利林道に走りに行く。
開通した、大山バイパスは、すでに開通済みの1.6kmと合わせて3kmの2車線の道だ。
標高差が110mぐらいあるが、直線路が多いので、シンドイ坂道である。
逆に、下り方向は時速60kmぐらい出る危険な道でもあった。

バイパスと言えども、行先は大山登山口の麓までなので、
そんなに交通量が多いわけではない。
旧道が1車線しかないので、その対策で作ったのだろうと思うのだが、
コスト掛け過ぎな道路なのだなと。

さて、バイパスの終点から、
阿夫利林道がはじまる。
今日も曇りだったが、6.5kmで400mUPの上り坂を30分かけて走る。
今日も静かな林道を楽しめた。

さて、先日のパンクした現場検証を行った。
原則、関係者のみの林道なので、
事故が起きても、自己責任である。
自己責任の事故現場を事後確認…という呪文を唱える。。。
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この左カーブをだいたい30-40km/hで突っ込んでくるのだが、
今まではパンクしたことは無かった。
が、
良く目を凝らすと
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鉄板の間に、スリットが空いていて、ロードバイクはここに落ちるのである。

直そうとしたが、鉄板は動かす事も出来ず、
残念ながら、そのまま放置なのである。

やはり、下りの林道は、細心の注意を払って進むしかないのである。

帰り道、
春の湘南の海沿いの道は、沢山の自転車が走っていた。
バビューン系も多かったが、フラットハンドルの若い御嬢さんや、
ママチャリ部類のオジサンたちも沢山いた。
車が渋滞する中、左側をすり抜けていく自転車たちは邪魔であろうと思うのだが、
何とか仲良く共存してもらいたいものである。

コロナのマンボウ解除もあってか、曇天の中であったが、
あちこちの人出に恵まれた江ノ島・鎌倉であった。
今日は、特に波が高かったので、サーファーは楽しいだろうなと。
大山にのぼる前に、江ノ島付近で椅子に座ってサーファーを双眼鏡で眺めている女性が
帰り道(3時間後)にも同じ姿勢で見続けていた。
いやぁ、愛って大切だよな…
(なんのこっちゃ?)

春ですね。
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大山寺にコブシ2つぐらいの大きなカエルが。
私が立ち去った後に、女性の悲鳴が聞こえたのは、このせいだったのだろうなと。。
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助けていただく [近況]

長女と次女は、妻の実家に遊びに行った。
当分、帰ってこない。
いつ帰ってくるか知らない。
妻はどこかに行った(実家にはいないらしい)
外泊は良くある事なので、気になるが気にしないようにしている。
(うわぁ、怖いことを書いている…)

昨晩は珍しく仕事した。
自転車乗りで135km走ったので、くたくたではあったが、思いの外はかどった。
自転車のリフレッシュは、脳の活性化につながるのではないかと期待する。
(本当に疲れ果てると、何も考えられなくなるが)
そんな状況だったので、
翌日は、遅くまで寝ているつもりだったが、意外と早く目が覚めた。

曇ったり晴れたり雨が降ったりを繰り返しているが、
自転車で出かける時間ぐらいは、天気が持ってくれる。
走りに行こう!と、自転車のタイヤの空気圧を確認すると、
後輪のタイヤの空気が少し抜けている。
これは、スローパンクというやつだ。
もしかしたら、走り切れるかもしれないと思うが、
”出先でタイヤ交換するより、家でタイヤ交換した方がいいだろう”という判断のもと、
新品のタイヤを変えて走りに行く。

今日は誰もいないし、何の予定もないので、何時に戻ってきても良い。
だから、のんびり走る!と、心に決めて、
大山の中腹にある、阿夫利神社まで走りに行く。
マイペース、マイペース、、、と心で繰り返すが、
早い人に抜かれたり、遅い人が前にいると、ペースを上げてしまう。
いやいや、今日は林道を上るから、ゆっくり行こう、ゆっくり行こうと自分に言い聞かせる。

阿夫利神社は標高500mぐらいなので、500mアップの林道がある。
危険予防のためか、原則は関係者以外立ち入り禁止の林道であるが、
特にゲートがあったりするわけではなく、
「私は、阿夫利林道を自転車で走る目的な、関係者です」と唱えて走っていく。
(非常にわがままだが、特に問題ないだろう)
この道を走るのは3か月ぶりぐらいだったが、
特に体力が切れることなく、無事に上り切ることが出来た。

神社でお参りすることなく、来た道を下っていく。
あまりスピードを出さず、ゆっくり、ゆっくりとである。

林道はワインディングしていて、時々、サイクリストや登山者にすれ違う。
今日は半分以下の所で、元気なお兄ちゃんが登って行ったのにすれ違う。

そのあと、左カーブを曲がったところに、
雨水を流す用水路があり、鉄の柵があるのだが、
その鉄の柵の隙間に、タイヤが入り込んでしまった。
・・・
何度もこの林道を走っているのに、、、
この溝に入るなんて、、、、と思う間もなく、
”パン!!!!”という、音とともに、後輪がパンクしてしまう。

つ、、、、ついていない、、数時間前に、新品に変えたばかりのタイヤなのに。。
激しいバーストパンクだったので、再利用は無理だった。
新しいチューブに変えて、再び走ろうとするのだが、、、
、、、
空気が入らない。
途中まで空気が入るのだが、途中から空気が抜けて、すっからかんになる。
???
変えたチューブに穴が開いているのか?
とか、いろいろ調べて見ると、
どうやら、”空気入れ”が馬鹿になってしまっていて、空気が入ったり、抜けたりしているらしい。
何とか工夫して、空気が入らないか?と30分ぐらい格闘するが、
全くはいらない。。。

この山の中の林道で、どうしたらよいのだろうか?
当然のように自転車屋は無い、いやいや、お店なんかまったくない。
人通りもいない。。。
とりあえず、下界まで歩いていくしかない・・・と、
とぼとぼと自転車を押して歩きはじめる。

すると、
さっきすれ違って登って行ったお兄ちゃんが
「どうしました?パンクですか?」
と、声をかけて、止まってくれた!!のである!!

事情を話し、空気入れ(ポンプ)を貸していただく。
とても入れやすい空気ポンプで、
あっという間に、タイヤに空気が満たされた。

空気が入った瞬間に、
「ああ、これでウチに帰れる・・・」と、涙しそうになった。
お兄さんには、空気ポンプを代えし、丁重にお礼をいった。
何かお返しをしたいところであるが、
何も持っていないし、お金というのも、なんか行けていない。
(いや、けち臭いという話ではなく)
心からの感謝をつたえた。

しかし、
2回もパンクして、空気入れも壊れるなんて、、、なんてついていないんだ。。。

今度はパンクしないように、ゆっくりゆっくりと帰路を進む。
いや、早く帰っても、遅く帰っても、何にも変わらないのだけど、
良くないことが続くときには、良くない事が起こるものだ。
慎重に、慎重に進んでいく。

途中、道の途中で、工事関係の人が、道の真ん中で時計を見ていた。
その工事関係者の人の向こうには、完成したと思われる新しいバイパスがつながっている。
あれ?
そろそろ開通と聞いたけど、まだだったんだな。。と、
これまでの古い道方向に曲がっていったが、
さっき調べると、10分後には開通していたようである。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/rt3/cnt/f645/p2101144.html
3月20日 14時開通 大山バイパス
・・・
開通後の最初のユーザとして利用したかったが、ここも微妙についていなかった。

そういえば、
私の姉(この前引っ越して遠くに行った)もついていないらしい。
引っ越し後のトラブルや、さらに白内障の目の手術をしたが、
直後に地震が起きて停電になったり(元気らしいが)
彼女の人生は、ありとあらゆるところで、ツイテいない。
その疫病神を頂いてしまったのだろうか?

帰り道は、ゆっくり、ゆっくり走ったにもかかわらず、
最後はバテバテになり、サイクリングを楽しむに至らなかった。
空気入れも壊れていたので、近くの自転車屋によって、空気入れとタイヤチューブを買ったのだが、
自転車屋さんで空気補充をしてタイヤを見ると、
タイヤに亀裂が入り、チューブが飛び出していた。
・・・
いやいや、よく無事で帰ってこられたよな。
ラッキーなのか、アンラッキーなのか。。

タイヤも追加で買って帰り、家で交換をする。
今日は、ほとんどそれで終わってしまった感じである。


私は自転車で入る時には、基本的には一人なので、
よその人とお話をすることが無い。
一人でも走れるように装備をもって、他の人の援助を受けないようにしたい。
のだが、
今日のように、誰かに助けてもらえる時の喜びは、
とても大きいのである。
名も知れない、どこかの誰かさん。
ありがとうございました。

帰り道、
バビューンと追い抜いて行った人が、
さらに後ろから、ババババビューンと追い抜いて行った外国の方に、
交差点で話しかけていた。
・・・
ああいう、気さくさというか、明るさがあれば、
私の人生も、もう少し変わったかもしれないなと思うのである。


あ、
自転車で助けられた記憶
北陸に単身赴任をしたときに、初めて富山に行ったときパンクし、
そして持っていたパンク修理セットが使えなかった(干からびていた)ので
部下になったばかりの自転車乗りの若者に迎えに来てもらったこと。
同じく、北陸で山道パンクし、さらに、街に降りてきたときに、工事現場に突っ込み
前後のタイヤが同時にパンクし、身動きが取れなくなった時に、
大学同期の夫妻に助けに来てもらったこと。。
旦那の方は車の納車で遠方から走ってきて助けに来てくれ、
奥様の方は、仕事中にもかかわらず、拾いに来てくださった。
深く感謝。

あとは、三浦半島での、自動車に巻き込まれた時の事故。
あれは、警察やら、救急車やら、病院で助けてくださった人と、
ぶつけたけど警察や救急車を呼んでくれたドライバ。
感謝である。

そう思うと、
一人で走っているけども、
一人で生きているわけではないなと、
あたり前のことに気がつかされるのである。
・・・
やはり、感謝だろう。

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それとも、パンクしたのは、阿夫利神社でお参りしなかったからだろうか?

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号泣する [近況]

今日は…次女の卒業式だった。
最近、仕事は忙しくないので、
頑張って年休を取る!ということをしなくても、
普通に休めるのだが、
日ごろの行いが悪いのか、年休を取るたびに、何かが起こる。

昨晩は、珍しく遅くまで仕事をした。
翌日に「あいつ、休みやがった」と、、言われることは無いのだが、
少しでも片付けをしておこうと、頑張った。
ふーーーー、と、パソコンを閉じたら、地震が来た。
久々に、長い揺れのある大きな地震だった。

私の仕事は、インフラ系業務になるため、災害とかが起きると
駆けつけや電話会議が発生する。
必死に逃げていたのだが、やはり、地震後の安全確認の仕事はやってくる。
敏腕な部下が軒並み片づけてくれたが、それでもポロポロと仕事はやってくる。
ついていない。

少し寝不足感を感じながら、
朝も仕事をしてから、次女の卒業式に行く。
卒業式は、妻も参加するが、3人がバラバラで学校に行く。
(いや、ほんとに、仲の悪い家族だよな)

卒業式受付直前まで、いろんなところから電話がかかり対応するが、
仕事に忙しいオジサンというよりは、きっちり仕事のメリハリが出来ないダメおやじである。


そんな、こころもさざ波立った状況だが、
卒業式には十分に間に合う時間に会場に入り、静かに式が始まるのを待つ。

コロナ禍があるので、人数制限も設けられたが、事前登録と十分な座席隔離をとり、
安全配慮して敢行された。
知り合いの家は、両親はWeb参加だったらしく、
私の場合は現地参加出来たので、良かったなと思う。

「今日は泣こう!」と決めていた。
高校卒業であるが、中高一貫校での6年の生活の節目である。
そして、苦労して勉学に励み(励んだのだろうか?)、
不安と苦悩の末、大学進学が決まった喜びと安心感。
何よりも、健康で生きていられるという喜びは大きかった。

今日も、卒業式の中で、「コロナ」という言葉と「ウクライナ」という言葉が何度も出た。
まさに、非日常と日常、当たり前の平和がそこには無いこと。
そして、そんな時代を生き抜いてきた、”お嬢様たち”がそこにいるのである。
この年になっても、いろいろと考えさせられることが多い。なと。


我が子の場合、この中高一貫校に入るのも苦労した。
https://tsucch.blog.ss-blog.jp/archive/20160204
その前に、中学受験をやめてしまおう!と、挫折しかかかったこともあった。
そんな、苦境の道を歩んできただけに、
この卒業に対する思いは、ひとしおなのである。

卒業式は、最初に、卒業証書授与式があった。
200名以上の生徒全員に、校長先生から卒業証書を授与された。
(これは、大変だったけど、親としてはありがたい)

卒業式第二部で、(第二部がある)
思い出のビデオや、先生たちからの贈る言葉が上演された。
ここは、思いっきり泣けるよな。
とおもったが、
先生たちは、毎年、毎年、多くの生徒を送り出す。
そして、その”出し物”も磨きがかかってくる。
ダンス有り、コントあり、思いであり、歌ありで、
大爆笑しながらも、
時々、ほろりとする涙を流していた。
・・・
いやもう、演劇や映画を見ている以上に楽しかったですよ。。

合間にほろりとするのは、
生徒たちの作文や、苦労話が差し込まれていたからでもある。
経済的な理由で学校をやめないといけないかもしれなかった人もいて
無事に卒業式までこれたことに、感謝・感激している話もあった。

親の私としては、子供が感謝してくれると嬉しいな、
感謝してくれるのは、たぶん、この機会を逃すと、もうないだろうな。。
という、
下心もある。

しかし、子供たちからすると、
学校は、友達・先生と過ごす場所であって、親たちは、周りで守ってくれる壁のような存在なんだと、
今更ながら、改めて思ったりもする。

ビデオ上映で、
部活の後輩たちからのメッセージや、
先生たちの踊りや歌に歓喜するお嬢様たち。
彼女たちの楽しい生活も、今日で終わってしまうのだと思うと、
本当に、悲しいなと思う気持ちもある。
ずっとずっと、かわいい娘のままでいて欲しかった。
ずっとずっと、親の擁護の中に安住していて欲しかった。と、思うのである。

俺って、わがままだな。

多くの生徒を送り出す先生たちも、
最後の挨拶には、涙で言葉を詰まらせていた。
毎年の事なんだろうと思うのだが、
やはり、一期一会、生徒たちだけではなくて、先生にとっても一生の宝物なんだと思うのである。
いいなぁ、先生。
(いや、想像以上の苦労だと思うけど)

一人の先生の挨拶で
「卒業…とくると、おめでとう が続く。そして、その次に ありがとう が当たり前に返される。
昨晩はこのことを考えていました。
おめでとうは、当て字で、 お目出とう と書くこともある。芽が出るのだ。
君たちは、親に育てられて、土の中でずっと暮らしていた。水と肥料を与えられていた。
そして、今日、芽が出て、大きな世界への道に進む。
それが、めでたい のだと思う。
そして、
その成長させてもらったことに対する、感謝が、”ありがとう”なんだと思う」
という言葉だった。
先生、若いけど、いいこと言いますよね。
(そこでも号泣です)

生徒会長のお話も、すごく、良かった。
感謝の言葉、楽しかった思い出、苦しかった思い出。
そんな思い出を作ってきた友人たちとは、今日でお別れ。
明日からは教室に行くこともなく、友達と普通に会うこともない寂しさ。
そして、その寂しさの先にある、未来への希望。
生徒会長だけではなく、お嬢様たち、みんな一人ひとり、そうなのである。
(そこでも号泣です)


卒業式の後、
次女が珍しく「写真を撮って」と連絡してきたので、学校の入り口で写真を撮った。
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ここは、ドキドキワクワクしながら、初めて登校した場所でもある。
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大きくなったよな。
この6年間。本当に楽しかったよなと。
もう、この写真だけで号泣です。。。


卒業式が終わり、気がつけば一人になった。
(次女は友達と、妻はどこにいるかもわからない・・)
そして、携帯電話の電源を入れると、不在着信の嵐。
会社のメールを見ると、嵐を過ぎて、カオスな状態。
・・・
そこでも号泣です。


京香。卒業おめでとう!

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老後のはじまり? [近況]

次女の大学受験が完全に終わったので、
もうやることが無い。
何かに集中することは、私が生きていくうえで必要な糧のように思える。
何かないと、、、死んでしまう気がする。


長女も次女も、手がかからなくなったので(たぶん)
自分がやりたいことをやればいい。
やりたいこと・・・なんだろう?

妻は、とっくの昔から、自分のやりたい事しかしていない。
今日は日曜日だけど、朝早く車で出かけ、夜10時になるが一向に戻ってくる様子はない。
これは、次女の試験が終わったからということは関係が無い。
前からずっとだ。
子供たちの食事は、スーパの弁当や、冷凍食材や作り置きしたモノのようだ。
私がこっそり買ってくる、肉まんとかの間食も良く食べている。
ちょっと不憫であるが、
もう、自分で好きなモノを買ってきて食べていいので、
もう心配しないで、大丈夫だろう。

話は、私の事に戻す。
今日は、何も後に心配することなく、三浦半島に自転車乗りに行った。
かなり暖かくなり、ロードライダーが沢山走っていた。
バビューンと追い抜いて見えなくなる人もいれば、
追い抜いたはずなのに、上りが極端に遅くて追いついてしまう人もいる。
人それぞれのペースではあるが、バラエティに富んでいて面白いものだ。
また、私は真冬対策の恰好で厚着をして走っていたが、
半袖短パンの真夏の恰好で走っている元気なオッサンもいた。
いや、人それぞれでいいのだが、不思議なモノであるなと。


自転車で走り始めてすぐ、
昨日書いた、ブログに誤りがある事に気がつく。
次女の4月から通う大学は、家から一番近い大学…ではない。
もっと近くに、公立の大学があった。
「まぁ、あのおたく、次女も公立の大学に入ったのかしら?」と思う人は
このブログを読んではいないのだが、
レベルが高いので、眼中に入らなかっただけである。

横浜には、意外と沢山の大学があるようだ。
人口370万の市であるから、沢山の学校があってもおかしくは無い。
ただ、大学は、東京・神奈川・大阪に多く存在するというか、偏っているらしい。
若者が一極集中する要因のようだが、
まぁ、若いときの期間限定のワイガヤであれば、仕方ないだろう。

もっとも、、、コロナ禍なので、集まれない。
生涯の友達を作るタイミングでもあるから、なんというか、
学生だけは、コロナを免除してほしいものだ。
(そんな神頼みは効かないのだろうナ)

さて、、、
今週は、次女の卒業式がある。
幸いにも、コロナ対策をして、保護者の出席を許可してくれている。
ありがたい。
目いっぱい、泣こう。
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化粧の勉強している前に、勉強しておけばよかったのに、、、
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春休み [近況]

次女の最終試験の結果が出てきた。
例によって、受かるか・落ちるか・・ソワソワして前夜は眠れなかった。
そして、
合格発表の時間に、ゴソゴソ、起きて確認している様子が見られたが、
その後、何時間も部屋から出てこなかった様子から、
駄目だったということが、時間経過とともに判明することになる。
・・・
その数時間は、とてもつらい時間であったが、
落ちてしまった次女自身が、とてもつらかったと思うので、
そっとしておくしかないのである。

結果的に、家から一番近い大学に受かったので、
そこに通うことになった。
自転車で通えるし、歩いてもいける。
私が、時々、朝ランニングをするコースの途中にある大学だ。

近いから便利ではあるが、
次女からすると、今の生活から脱出して、新しい生活をしたかっただろうに、、
そして、
それが彼女の成長につながっただろうに、、、
父親としては、安心しつつも、
心配という、複雑な気持ちである。

春からの学生生活に向けて、ネットでぽちっとパソコンを買ってあげて
(いや、これがまた、スペック指定されていたり、、めんどくさいのだが)
通学のための電動自転車も買ってあげないといけないし、
電動自転車を買ったら、自転車置き場も拡張してあげないといけないので、
いろいろとめんどくさいことが起きるのだが、
トータルとしては、
楽な方
なのだと思われる。

入学金をいくつもの大学に支払う覚悟をしていたけど、
結果的に無駄になったのは30万だけだったので、
金銭的なダメージは、予測よりは少なかった。
入学受験にいくつも申請したので、そちらの方が沢山お金がかかった。
申し込んでいかなかった大学とかもあるので、冷静になればもう少し節約できたかもしれない。
ただ、
あまりけち臭いことは言うべきではないし、未来は分からない。
あとからグチグチ言う自分がみっとも無いと思えるようになったので、
そこぐらいは、私も成長したと思えていいかもしれない。(回りくどいな)

神様に合格祈願をしていたが、
結果的には、お願いしていた上位大学は受からなかったが、
次女の初詣を兼ねて、お礼参りに行ってきた。
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勝手に、次女の氏神様と決めているのが、鶴岡八幡宮である。
最近はやりの”鎌倉殿の13人”の舞台でもある。
暖かくなり、春休みということもあるのだろう、
大河ドラマでも注目されることもあり、多くの人でにぎわっていた。

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次女がおみくじを引くと、
”国語をしっかり勉強しなさい”と書かれてあった。
まさに、弱点が国語であるが、、、
試験が終わってからのこのアドバイスは効くのだろうか?
あと、縁談の所に「親のアドバイスを聞け」と書いてあったので
「ほらー、親の言うこと聞くんだよー」と突っ込むと、
キッとにらんで「関係ないでしょ…」と、厄払いの結びをしていた。


その日は、近く人住んでいた私の姉が、
転職して別の県に引っ越していくため、
最後のランチをしに行ってきた。

この年になって、転職する勇気もすごいなと思うのと、
再就職できてよかったね、、、というのと、
血筋的に、うじうじクヨクヨ悩む性格なのに、
良く思いきれたな…という感じであった。

ただ、
待ち合わせ時間や場所に現れなかったり、
行き違いになって、怒り出す様子を見ると、
やはり、思い通りにならないと、短期になって怒りはじめる血筋を客観的に見た気がした。
ああ、私もあんな風に見られているんだろうなと。

私の姉も、次女も、
春から新しい生活が始まる。
希望と不安と、これからの将来を生き抜くために、
みんな頑張って生きていくのだろうなと。

ん?
まだ3週間あるのか。
次女も姉も、ゆっくりと休んで英気を養ってほしいところである。
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新しい生活への準備 [近況]

次女の受験戦争が終わり、
ほっとした束の間、、、というか、
終わった直後、
次女が「任天堂スイッチが欲しい」という。
次女の受験関連では、出費が続いていたので、シブシブではあるが、
今まで頑張っていたということもあり、買って差し上げることとする。

善は急げ!と、次女に煽られるかのように、ネットでポチッと購入した後、
妻が帰ってきて「友人からもらえるのに」とか話している。
未来は見えない事を、昨日のブログで書いたばかりであるが、
そんなモノかもしれない。

ただ、友人からもらえるのは、Willであって、スイッチでなかった様だ。
私にはWillもスイッチも、PSも差が分からない。
今のゲームソフトも、システムも、スマフォゲームの差も分からない。
・・・
すっかりオッサンになってしまったものである。

次女が通う大学は、
自分でノートPCを準備する必要があり、
スペックが指定されている。
バッテリー8時間という条件からすると、相当重いパソコンになってしまうのだが
学校に行ったり、遠隔授業を受けたりと、
場所を問わず学ばねばならないので、仕方ないだろう。
まさかとは思うが、
スマフォで授業を受ける…なんて人もいるのだろうか。
いや、
いていいだろうな。

しかし、そう思うと、大学に通うってなんだろうな?
みんな志望する大学に通わせてあげて、
頑張る人に学位を上げればいいじゃないかと思うのである。
あ、それがアメリカ式なのか。

話は、自分の事に戻し、、
受験が終わった次女は、さっそくジブリの映画を見ていた。
長らく映画とか、TVとか見ていなかったので、
さぞかし楽しいだろうなと。
そして、
意外と体力を使うから、それも心配ではある。

翌朝、私は一人で、三浦半島を100km走ってきて、
帰ってきたところ、
次女が、ゴミ出しをしていた。
中高一貫の学校に通っていたので、
中学時代の教科書等も残っていたのを全部捨てていた。
そればかりか、
幼稚園の頃に遊んでいた玩具も仕舞ってあって、
「さすがにもう遊ばない」と、ゴミ出しされていた。
懐かしいなぁと思って、取っておきたいが、
取っておいても、遊ぶこともないし、取っておいても何も出来ない。
やはり、思い切って捨てるのだよな。
こういう時には、私よりも、子供たちの方が思い切りが良い。
ジャンジャカ、ジャンジャン捨てていった。
(明日の燃えるごみの日が大変そうである)

いらないモノを捨てたので、部屋が一気に軽くなったようで、
「ニトリに行こう」と声をかけられる。
もともと、試験が終わったら模様替えをすると言っていたのだが、
行動は早い。
(この行動力を、勉強に費やしてくれていれば…)

カーペットやら、座椅子やら、小学校から使っていた椅子まで
新調して気分一新のようである。

昨日、任天堂スイッチとマリオ何とかを買ったばかりで、
引き続きの出費ではある。
(次女からは、「ケチケチするな!」と言われて、なお腹が立つ)

一人暮らしをしないので、
一部の出費が抑えられるのはありがたい。


お金の亡者、、、ではないが、
今日、自転車に乗っていたら、見知らぬ番号から電話があった。
休憩時間に折り返してみると、
投資をしている銀行からの電話であった。
ああ、世界情勢が不安定だから、解約しておけ!というおすすめだろうな。
と思って聞いていたら、
今はかなりマイナスになっているが、投資側で原資の組み換えをしているから、
あわてて解約とかしないように…という連絡であった。
素人には、何がなんだかよく分からないが、
銀行の人のすすめるがままにしておこうと、安心する。

過去にFXをやって、大損するとともに、眠れない時間を過ごしたことがあるが、
ああいうのはノーサンキューである。
出来る限り、のんびりした生活にしていたいモノである。

とはいえ、
次女の受験が終わってしまったので、
あれこれ調べたり、プランを組み立てるものが無い。
それはそれでちょっと残念だ。
何か、集中できる面白いモノは無いだろうか?

それが
資格の勉強なのか、
財テクなのか、
はたまた新しい何かなのか???
(仕事しろよ・・)

んー。
私の役割的には、やはり、
子供たちの成長を見守ることだろうな。
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模様替えをしたご機嫌な次女。


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未来は分からない [近況]

先日放送された映画で「ミスト」という作品を見た。
基本的に、ホラーとかは嫌いだし(チキンだから)
SF系というか、怪獣・怪物・UFO系は荒唐無稽というか、
どうとでも話が作られるので、あまり好きではない。
のだが、
見てしまった。

そして、ミストという映画を、後でググると、
「見た人誰もが憂鬱になる作品」
と書いてあった。
その通り、憂鬱だ。。。
作品の完成度が高いだけに、これは、嫌な話だよなと思うのである。

ネタバレになるが、
追いつめられて最悪の結果を選ぶのだが、
その直後に、最悪の結果を選択しなければよかった…という
後悔に絶叫するシーンがエンディングで待っている。

未来がどうなるかは、誰も分からない。
進んで行動した人が、助かる場合もあるし、
じっとして守りに入っていた人が助かる場合もある。
(映画では、行動した人が助かる確率が多い)

映画監督や、演出家の狙った通りに、いろいろ考えさせられる作品であるが、
個人的には、映画は、ハッピーエンドのエンターテイナーであってほしいので、
この作品は、あえて”大嫌い”である。

さて、
映画ではないが、
先が読めないので、どうしたらよいかわからないことはたくさんある。
現在のウクライナ情勢。
世界が固唾を飲んで見守る状況だ。

それと同時に、株・世界市場も乱高下。
年金とか投資が、株主体にシフトしているので、
今の現状では、大損している。
今手放すべきか、そのまま持ち続けるべきか、
未来が分かっていれば、どうとでもなるのだが、分からないので素人は右往左往する。


同じように。
次女の大学受験。
1月に、第四志望が合格した。
2週間以内に手続きをしないと無効になるので、100万近くを振り込んだ。
そして、
2月に受けた大学は、上位ランクは不合格であった。
この時点では、100万振り込んで良かったよかったである。
第四志望といえども、大学生として通えるならば、OKなのだ。

が、
2月下旬に、第三志望の大学が”補欠”だったのが、”合格”に確定した。
(いや、補欠から合格にしてくれるならば、
最初から合格にしてほしいよな・・と、思うのは、親心)
ちなみに、その第三志望の大学は、
補欠合格のタイミングが3回やって来るらしい。
大学にとってみれば、学生数を合わせるための工夫だろうが、
学生側からすると、ヒヤヒヤモノ・ドキマキモノである。
もう少し、腹をくくるとか、リスクを取ってもらいたい。

そして、
今日は、3回目の第二志望の大学の受験があった。
・・・
私立大学で、まだ受験をしているのか?
いわゆる後期日程である。
諦めきれない人、最後まで粘る人のチャンスである。
この日まで、気持ちを切らさずに勉強していたら、
もしかしたら最後の追い上げで学力が上がるのかもしれない。

が、
次女は、気持ちが切れたらしく、掃除や模様替えを始めていた。
長年溜まった参考書やテストをすてていた…
思わず怒ってしまったのだが、
1月中旬から2か月近く、緊張と落胆の連続だったので、
仕方ないよなと思われる。

そして、今日受けた試験の結果は、一週間後だ。
第三志望の大学の入学金の100万の締切は来週月曜日。
残念なことに、振り込まないと、合格の権利が確定できない。

第三志望の大学は、”外部試験利用”とか”共通テスト利用”とか
まだ補欠の権利が残っているので、
それが合格する可能性に掛けることもできるのだが、
それが合格する保証もなく、
全部だめだった場合は、やはり、第三志望の今回のチャンスを選ばないといけないので、
振り込むしかないのである。
・・・
ということで、振り込んできました。

なお、それぞれ100万振り込んだが、
入学辞退の場合には、30万を差し引いて返金されるらしい。
(いや、ほんと、助かるよ!と思うけど、、、30万という金額も十分に高いよな…)

お金の問題ではないのだけど、
未来が見えるならば、
余計な出費は抑えられる。

未来が見えないから、
余計な出費は出し続けないといけない。
そして、
それだからこそ、人生の苦楽があるのだよな。。
ケチケチしてはいけないのだよな。
と、
反省もする。


何はともあれ、
今日で次女の受験シーズンが終わった。
人生の苦労の山場が過ぎ去ったのである。
良かった・・良かった。。。
(パパももう、ヤキモキしたり、がみがみ言ったりしないだろう。たぶん)
大学入学まで、思う存分遊んでほしい。

あ、
大学で、思う存分遊ぶのか。
いやいや、
コロナ禍で、友達を作ったり、遊んだりするのは難しいだろうな。
・・・
可哀想な世代である。
ま、
何はともあれ、お疲れ様でした。
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