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減らす技術 [教訓・自己啓発]

最近、自己啓発の本を読まなくなった。
それは、
自己成長のチャンスが止まってしまったからでも、
自己成長が完成したからでもない。
その情熱をいつの間にか失ってしまったからかもしれない。

部下を持たない組織に異動したときに、
そのモチベーションの大半を失った。
そして、その後、1人、2人と部下が増え始め、
上司だった人が他の部署にスライドしてしまい、
いつの間にか、50名近い人々が私の部下になっているのだが、
かといって、その人たちを育成しようとか、
そのチームを率いて成果をあげようとか、
そんな気持ちになれない自分がいる。

困ったことだ。

そんな状況であるが、
久々に市の図書館に足を運び、
手に取ったのが
「減らす技術」レオ・バボータ(ディスカバー・トゥエンティワン社)
である。
ディスカバー・トゥエンティワン社は、
たしか、日本にコーチングをもたらした、コーチA社の伊藤さんが作った会社で、
様々な自己啓発本を出版している。
だから安心というわけではないが、
「減らす」
ということに、何となく共感を覚え、本を借りてきた。

この本の主旨は
・一つの事だけに集中する
・人生をシンプルにする
・増やす事ではなく減らす事
・増やすことに対する制限を設ける事
・生きていると勝手に増えるので、減らす方が大切
・達成したい事は何か?明確にすること
・余計な事は、どんどん断る・やらない・捨てる事
・大きな目標を立てるのではなくて、小さいことから達成していくこと
・取り組みは公開・公言すること
・ポジティブに取り組むこと

が、書かれている。
本を読んでいるうちに、
確かにそうだよな。。と思う事、ひとしおである。
取り急ぎ、右手側にある引き出しの一つを開けて、
いらないもの、ずっと使わない者を捨てに走る。
・・・
意外と、捨てようと心に決めると捨てられるものである。
ただ、
思い出の品々だと、
やはり、いきなりブレーキもかかる。
難しいモノである。

減らす話の中で、
小さい目標から始める事が、少し異質かもしれない。
減らすのではなくて、増やす方だ。

でも、集中して取り組む事、目標を達成することが、
この本の隠れた本題なので、
非常に重要なキーワードなのである。

私が、会社に早く行くようになった、、のは、
朝5時台の電車にのって6時台から仕事を始めるのは、最初からではない。
北陸から戻ってきたタイミングで、満員電車を避けたいというのはあったが、
満員電車を避けて、1本ずつ早い電車に乗って出社するうちに、
始発快速に近い電車になってしまったのだ。

もっとも、
在宅勤務がメイン位なってきたので、週1回出社するかどうかだけど。

早朝ラニングも、9時半に間に合わせるだけならば、
8時に起きても良いのだが、
朝の家事等もあり、6時過ぎに起きて、日の出を見るようにしている。
だんだんと日の出の時間が早くなり、
このままだと4時台目指してしまうので、ここで止めておきたいところだ。

話がぶれたが、
減らす事は、より活動的に動かす事でもある。
過去のメール、
過去の資料もドンドンすてて、
活動量を増やしていかなくては…と、改めて思ったりする。

自己啓発だな。
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朝日じゃなくて夕日だけど。

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人を動かす [教訓・自己啓発]

昨日仕事をしている時に、ふと3ヵ月前に作った「働き方改革」の資料が出てきた。
同じチームのメンバーに、働く時間を短く効率化しよう!年休もちゃんと取ろう!と訴えかけた資料で、
恥ずかしながら、私が作った資料である。
が、
私が一番、実践していない。
という事もあり、急遽、本日、年休を取って会社を休む。
いきなりいなくなり、職場の人は心配しただろうか?(しないだろうな)


さて、そんなことはどうでも良い。
タイトルの内容に移る。

D・カーネギーという人を聞いたことがあるだろうか?
自己啓発をちょっとかじっている人であれば、
自己啓発のバイブルのような本を何冊か執筆している人なので、有名である。

特に有名で、私の心にも届いたのが、タイトルの本である。
D・カーネギーが亡くなったのは、1955年なので、半世紀以上前の本であるが、
いまだにベストセラーなのは、その内容が普遍的であり、
かつ、真意をついた内容だからだと思われる。
似た様なシリーズがいくつか出ているが、この「人を動かす」が最も名著であると思う。

本の中には、5つのカテゴリーの原則が記載されている。

☆人を動かす3原則
1)盗人にも5分の理を認める
2)重要感を持たせる
3)人の立場に身を置く

☆人に好かれる6原則
1)誠実な関心を寄せる
2)笑顔を忘れない
3)名前を覚える
4)聞き手に回る
5)関心のありかを見抜く
6)心からほめる

☆人を変える9原則
1)まずほめる
2)遠まわしに注意を与える
3)自分の過ちを話す
4)命令しない
5)顔を潰さない
6)わずかな事でもほめる
7)期待をかける
8)激励する
9)喜んで協力させる

☆人を説得する12原則
1)議論を避ける
2)誤りを指摘しない
3)誤りを認める
4)穏やかに話す
5)”イエス”と答える問題を選ぶ
6)しゃべらせる
7)思いつかせる
8)人の身になる
9)同情を持つ
10)美しい心情に呼びかける
11)演出を考える
12)対抗意識を刺激する

☆幸福な家庭を作る7原則
1)口やかましく言わない
2)長所を認める
3)あら探しをしない
4)ほめる
5)ささやかな心づくしを怠らない
6)礼儀を守る
7)正しい性の知識を持つ

以上である。
キーワードだけで十分だろう。
コーチングのスキルの中にも取り入れられている内容がいくつもある。
さすが自己啓発の神様と言われた、偉大な人物である。
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相模原の青空
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7つの習慣ーその2 [教訓・自己啓発]

昨日、7つの習慣について書き始めた。
当然、翌日はその続き・・・と考える人もいるだろう。
が、気ままな私は、そんな事には捉われない。
ただ、他の事を書いているうちに、「その1」の次が永遠にやってこない気もするので、
やはり、今日は「その2」を書こうと思うのだ。
(なんだよ、結局書くんジャンか、さっさと書け!?!)

7つの習慣の7つについては昨日述べたので一つずつ記載する。

1:主体性を発揮する
 ・率先力を発揮する
 ・人間として自分の人生に対する責任を取る

あまり補足はいらないだろうと思う。あるべきことを書いている。
ただ、あるべきことを成す事が難しいのが現実である。
そこで、課題についての解決方法を示している。

☆すべての問題は影響できる
 ・直接コントロールできる問題→習慣を変える
 ・間接コントロールできる問題→影響を与える方法を変える
 ・全くコントロールできない問題→自分の態度を変える

習慣については昨日書いた、知識、スキル、やる気によって構成されるものだ。
全くコントロールできないモノにいつまでグジグジしていても仕方ない。
自分の方が反応や態度を変えるべきという事である。

あと、関心を持つ領域よりも、影響を持つ領域の方が小さい。
関心を持つ領域に集中することで、影響を持つ領域が広がり、人間性が広がる。
とか
批判するより問題解決に貢献する人になれ!
等のアドバイスも含まれる。


2:目的をもってはじめる
 ・人生最後の姿を描き、今日という一日を始める事。
 ・人生の目的を明確化する
 ・マネージメントは、物事を正しく行うこと。リーダーシップは、正しい方向に導くこと。
 ・ミッションステートメント(信条・憲法)を書いて考える。
 ・ミッションステートメントは、役割と長期的な目標を書く。
 ・組織のミッションステートメントのプロセスで時間、忍耐、参加、スキル、感情移入が必要。
  (参加しなければ決意無し)

 右脳(直観・創造)、左脳(論理・言語)をバランスよく使う事


3:重要事項を優先する
 ・時間管理が大切

良くある分類であるが、縦軸を重要と重要ではないという軸に、
横軸を緊急と緊急ではないという軸の4つに分けられたマトリックスを作り、
今やっている仕事を分類する。
そして
「重要であるが、緊急ではない仕事」についてより多く時間を割くようにする。
事が大切になる。

この領域で注意することは、
 ①一貫性:ビジョン、ミッション、役割、目的、優先順位と計画を調和
 ②バランス:健康、家族、仕事、準備、自己啓発等どれも疎かにしない
 ③第二領域に集中:週単位で管理して実行する
 ④人間関係:スケジュールを人のニーズに服従させなければならない
 ⑤柔軟性:スケジュールは主人ではなく下僕
 ⑥携帯性:いつでも引き出すことができるようにする
である。


長くなっているが、あとの4つは簡単にメモをします。

4:Win-Winを考える
 ① Win-Win or No Deal 
 ② 高い勇気と思いやり


5:理解してから理解される
 ☆まず、相手を理解するように努め、そのあとで自分を理解してもらうようにしなさい。
  ⇒ 本当に、相手を理解するためには、自分のフィルターを外すことが大切。
  (自分が話す準備をしない。徹底して聴く。感情移入をして聴く。)
  → それがWin-Winへの扉であり、信頼貯金を蓄える方法である。


6:相乗効果を発揮する
 ・ミッションステートメント作りに参加させる
  → 双方が満足できる解決策をみつけるまで話し合う
 ・自分の物の見方の限界を認め、他の人のパラダイムを考え方に接することによって得られる資源を活用する。
 ・成功を妨げるブレーキを外せ!
 ・伸ばす点を伸ばす。無理に自分の考えの枠に押しとどめない!


7:刀を研ぐ
 ・体を鍛える
 ・知性を磨く (TVを見すぎない、ネットやりすぎない、今でいうスマフォゲームしすぎない)
 ・社会情緒を安定させる 
 ・精神を高めよ

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今日の観音崎。
やはり、海は綺麗だなー、自転車は最高だなーと、改めて思う。
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7つの習慣-その1 [教訓・自己啓発]

最も影響を受けた自己啓発書を上げるとすると…
いくつかあがって、どれが一番と言いにくい。
先頭集団の一つに上げられるのが、この「7つの習慣」であることは間違いが無い。

自己啓発に関心が無くても、そういうキーワードを聞いたことがある人はいるだろう。
スティーブン・R・コヴィーという人が1990年頃に書いた渾身ともいえる著書で、
社会現象になるほど、世界でベストセラーになった本である。
いろいろな本に派生したり、マンガで書かれたりと影響度や普及度も高い。
(残念ながら、著者は2012年に亡くなられてしまったようだ)

まず、7つの習慣を説く前に、
「人は変わらなくてはいけない」
という事を説明している。

モノの価値感はとかく固定観念にとらわれてしまう。
その結果、自分を変えられず、成長が出来ない。
考え方を変える事・・・「パラダイムの変換」が大切だと言っている。
なお、パラダイムとは、モデル・理論・知覚・世界を見る見方、解釈を決めるものである。

そして、表面上の応急処置ではなくて、
人の深層にあるものを変えないと、人は変わらない、成長できないと断言する。
「誰も説得によって他人を変える事が出来ない、心の扉を開けるのは中(自分)からしか開けられない」
「人は刺激をうけた時、反応を選ぶ事が出来る。そこにパラダイムの変換のチャンスがある」

この本を読むための心構えを説いて、
しっかりと理解が得られるような心のマッサージをしてくれているのである。

そして、
7つの習慣の”習慣”という言葉にも説明をしている。
・何をするのか、なぜするのか?という質問に答えてくれる”知識”
・どうやってするのか?を示す”スキル”
・実行したい気持ちという”やる気”
の合わさったところに”習慣”があると定義し、習慣化には3つの要素が必要と説いている。

7つ習慣の具体的な項目は
 1:主体性を発揮する
 2:目的を持って始める
 3:重要事項を優先する
 4:Win-Winを考える
 5:理解してから理解される
 6:相乗効果を発揮する
 7:刃を研ぐ
で構成される。

長ーくなるので、何回かに分けて記載します。
自分用のメモなので、、、、ブログを読んだ方は、本を読むのをお勧めします。
意外と簡単に書かれているので、気安く読めると思います。

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東京湾フェリーから見た三浦半島。標高差が無くない?
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分かりやすく伝える技術 [教訓・自己啓発]

池上彰さんは元NHKの報道記者であり、今やゴールデンタイムで
自分の名前の付いた番組を持つフリーアナウンサーである。
アナウンサーというと、もはや誤解があるだろうという感じで、
コメンテータというか、MCというか、先生というような感じである。

一言で言うなれば、難しいニュースを分かりやすく我々に話しかけてくれる。
そんな人である。

池上彰さんは、NHKの報道記者として入社したが、
伝える事に長けていて、ニュース番組を任されたり、
週刊子供ニュースという番組で、お父さん役として子供たちに分かりやすくニュースを伝えるという事をして、
さらに伝える技術を磨いて、その技術ゆえに、今や日本を代表とするコメンテータになったのである。

池上さんを鍛えたのは「週刊こどもニュース」であるとの事だ。
子供は純粋に、「政府って何なの?」「国会って何をするところなの?」から説明しないといけない。
そんな馬鹿な・・・と思うのだが、
意外と、それをしっかりと説明せよ!と言われると、確かに怪しいところもある。
しっかりと伝えるには、しっかりと理解することが第一歩である。

講談社現代新書の
「わかりやすく<伝える>技術」
には、
・まず、話の地図を相手に伝えよう:どういう話をどのくらいするかあらかじめ言う
・伝える相手の事を考える:相手の分かる所から説明を始める必要がある
・わかりやすい図解を使う:分かりやすくするためにごちゃごちゃ書かない
・3分プレゼンの基本は、つかみが大切。パワポは1枚40秒。リハーサルは必要。
・空気を読むことと、予想を裏切ることは大切:意表を突く質問や、「○○さんはどう思います?」
・腹式呼吸で声を出すと遠くまで伝わる。
・数は3つまで。キーワードは3つある!
等のテクニックが必要である。

んー。
ブログにメモを書くのは大変だ。


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コーチングとは・・・ [教訓・自己啓発]

私がコーチングというものを知って、勉強を始めたのは、7年前になる。
それまでは、コーチングはおろか、マネージメントや業務管理というものに全く興味が無かった。
経営観点とかコンセプチュアルスキルとかは、考えたことも無かったし、実際知らなかった。
完全に会社の中で給料をいただいて好きな事をしていただけである。
(外から見たら、今でも変わらない)

厳密に言うと、コーチングの研修は、もっと若い時にも受講していた。
(後から資料が発掘された)
ただ、その時には、右耳から入って左から抜けて行ってしまったらしく、
何も記憶していなかった。

7年前は、その技術や知識を必要とするタイミングであったので、
パンが水を吸収するかのごとく(?)、頭と心の中にスッと入ってきて、
そして自分自身を成長させた・・・そんな気がする。

さて、そんな思い出の話はどうでも良い。
コーチングについてメモを記載する。

コーチングの語源となった、coachは、幌のある四輪馬車を指す。
馬車に乗って、目的地に連れて行くこと、それがコーチの語源である。(諸説ある)
学問的には、アメリカなどで発達して、1990年代に日本のコーチ21という会社がシステム的に持ってきたらしい。コーチ21という会社は、現在、コーチAという会社に変わっている。

コーチと言えば、野球のコーチを思い浮かべる事が多いだろう。
選手に対して声をかけて励ます人である。
コーチングとして、一言で言うなれば、
「質問によって相手から能力・真実を引き出すコミュニケーション」
と言われている(諸説ある。。。めんどくさいので、以下は、諸説あるは省略する)

人は一人でも考えられる。
ただし、人は他の人から、質問をされて考える事で、新たな考えを”自らの中に”生み出す事が出来る。
ここで誤解があってはいけないのは、
・新しい考えや発明を、自分の外から取り入れる
のではなくて、
・自分自身の中から、質問や問いにより、答えを取り出す事
が、コーチングの極意になる。

新しいスキル、新しい考えは、外から輸入(取り入れる)事を想像するだろう、
しかし、人間は”人に言われてやるのは嫌い”というへそ曲がりな特性があり、
結局のところ、「自分でやろうと思ったことしかやらない」のである。
すなわち、自分が持っている考えの中で、頭の引き出しの隅にしまっていることを、
質問によって取り出す。
それがコーチングなのである。

コーチングは、知識や考え方だけではなくて、
やる気やモチベーションを引き出す事の方が多い。
前述を繰り返すが、
”がんばれがんばれ!”と言われて、「はい、頑張る、頑張る!」という人はあまりいない。(らしい)
(私は素直なので頑張るが)
”よーし、頑張らなくては!”というのは、自分から生まれるものである。
その頑張るきっかけが、外からの働きかけ、質問なのである。

それが、コーチングである。

じゃぁ、どんな働きかけや質問がコーチングになるのか?
コーチングのスキルや技が、前述の学問になっていて、1990年代に日本にやってきた。
詳細は、、、、後日語ります。

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全く関係ないけど、東京湾第三海堡。
海に沈む遺跡を、追浜という場所に移送したそうです。

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