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止められない止まらない [近況]

止められない止まらないと言えば、かっぱえびせんである。
あのCMソングは素晴らしい。
人間の弱みを表現しつつ、自社製品を猛烈に、そして半永遠にアピールしてくれている。

今日は、かっぱえびせんではなくて、
止められなかった食欲について、
思い出したことを書き連ねる。

先週、木曜日に、プライベートのスマートフォンのLINEの着信音が鳴った。
私のLINEは、次女がブロックしてしまたので、頻繁に連絡を取る相手はいない。(泣)
なので、LINEで誰が連絡してくれたのだろう?と、1時間後にのぞきこむと、
中学校の同級生だった。
私は、小さい頃、親友と呼べる友達がいなかった。
なぜならば、私のワガママで依怙地でケチクサイ性格だったから、
友達が愛想を尽かして去っていってしまう。
だから、いつも一人ぼっちだったのだが、
その友人は、そんな私にも優しく接してくれて、
私は一方的に、その友人を親友と思っていた。

ただ、その友人は、いろいろな人に優しく、そして人気があったから、
彼にとっては、私は沢山いる友人の一人でしかなかったと思う。

恋愛関係だと、1:1以外は浮気になるが、
男性の関係の場合には、そういうモノも無いから、
そんなものかもしれないが。

話は戻って、
友人…親友からのLINEは、私の仕事に関する知識を得たかったようだ。
ありがたい事に、私の会社の製品を予約したが、
関連するものがなかなか来なくて困っての相談だった。
結局のところ、彼が住む支店の課長に連絡して相談したが、あまりお役に立てる事が無く、
親友が連絡して来てくれたのに、面目丸つぶれであった。
が、
昨今のコンプライアンスやガバナンスを考えるとちょっと難しい。
ごめんよ、親友。。。

その親友と、わずかであったが、昔話をした。
ホンの数分であったが、楽しい時間を過ごせた。

大学生の時に、その友人のアパートに遊びに行ったことがある。
彼は都市部から若干離れた場所に住んでいて、
車に乗って、親友の彼女と一緒に迎えに来てくれた。

そして、寿司を奢ってくれたのだが、
(回る寿司ではない。かといってカウンターの寿司屋でも無かった)
貧乏学生だった私には、
愛車も、彼女の存在も、寿司も、衝撃と驚きだった。
そして、
寿司が美味いのだ。
優しい友人は、「どんどん食べていいよ。好きなモノ頼んでいいよ」と声をかけてくれる。
・・・
ああ、いやしい、貧乏な、ワガママな若かった私。。
親友が進めてくれるままに、次々に、寿司を食べ、
たらふく食べ、満足してしまった。

・・・
当然、お会計に跳ね返る。
とんでもなく、高い高い金額で、貧乏な私には、割り勘でも払えなかったが、
親友は、「いいよいいよ、せっかく来てくれたんだから、オレのおごりだよ!」
と、笑顔で払ってくれたのである。
・・・
腹八分目、、いやいや、半分ぐらいで済んでいれば、
あんなに払ってもらわなくても良かったのに。
本当に、申し訳ない。


ふと、その友人との、中学校の時の思い出に戻る。
彼の家には、離れがあり、
そこでゲームをしたり、お菓子を食べたりして遊んだ。
貧しい育ちだった私は、
ポテトチップを食べた時のショックというか、、、
次々に手をだして、
気がついたら、ポテトチップを一人で食べていた。
という事もあった。
その時も、友人は笑いながら、
「いいよ、いいよ、気にするなよ」
と言ってくれていた。

優しい親友に甘えて育った中学時代だった。


話を彼の学生時代のアパートに行った時に戻る。
寿司を食べた後、彼の車で
(車種は忘れたが、重低音のカッコ良い車だった)
横浜ベイブリッジに出かけた。

まだその当時は、ベイブリッジの上に車を止める人が多く、
(今はもうない…というか、危ないよね…)
ベイブリッジの上に車を止めて、横谷の夜景を、彼の彼女を含め3人で、楽しんだ。
田舎で育った俺達が、
随分と大人な気分を味わっている…という、なんというのかな、、
その大人びた気持ちが楽しかったのかと思う。


あれからもう、30年が経ったのだ。
長女は、私がその時の年齢になった。
そして、今の私は、
ベイブリッジまで自転車で行ける距離に住んでいる。
思えば不思議な時の流れと、縁である。

そんな思いもあったからだろうか?
今日は、自転車で、親友が学生時代に住んでいた町の近くまで走っていった。
そこから、ふと、山道を見つけ、へいこら、へいこら登ってみた。
210530_1.jpg

学生時代に、不動峠という山道のトレーニングを楽しんだが、
それを思い出せるような、森林の中を進む道であった。
良い道を見つけたものだ。
ただ、家から往復で110kmなので、
頻繁に走りに行ける距離ではないのだが。。

ここから、神奈川の霊峰である大山登山をするのが、今年の目標である。
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低い目標だが、麓まで自転車で行くか、公共交通機関を使うか、、
悩むだけでひと夏過ぎそうである。

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やる気が出ない [近況]

気分や、活動量や、調子や、運・ツキについて、
波がある。
イケイケの時は、何をやっていても楽しいし、上手くいく。
未来や目的に向かって前進あるのみで、
何というのか、エネルギッシュで、脂ぎっていて、他のことなど目もくれず、ぐんぐんと進む。

今は、
元気がない。
何をやっても、元気が無い。
失敗する。怒られてばかりいる。上手くいかない。

こんな時は、静かに時が過ぎ去るのを、じっとして待つのが良い。
というのを、
知識として知っていて、経験的にも知っている。
無理をせず、休めばよい。

ゴールデンウイークで、遊び癖がついてしまったようだ。
休日に仕事をしなくなった。
いや、良い事なんだけどね。
その代り、仕事を忘れていたり、打ち合わせでしどろもどろになったり、質の低いアウトプット等、
ダメダメな状態だった。
いろいろな事もあり、部下も上司も不在な状態であり、
ある意味窓際族である。
ところが、なんだか知らない重要な仕事ばかり責任と一緒に押し付けられて、
そのプレッシャーだけが残っている感じである。

先週、平日、午前中に打ち合わせが無かった。
そして、天気予報は雨だったのに、空を見れば太陽の日差しが眩しい。
・・・
慌てて半日年休を申請して、自転車で走りに行った。
半日しかないので、走れる距離は長く出来ない。

横浜市内を60km走っただけである。
210522.jpg
わずかな晴れ間、わずかな距離であったが、とても気持ちが良かった。

今週は、2日も出社してしまった。
約25日ぶりの出社だったので、とても疲れた。
金曜日の帰宅は日付が変わってしまった。
土曜日、随分とゆっくり寝たが、疲れが取れない。

雨は上がっているから、自転車で走るか、ランニングに出るべきだ。
何かしなくちゃ!!と
焦ったが、
一日、テレビを見て過ごした。
つまり、なーーーんにもしていない。
罪悪感、、、何故か分からないが、罪悪感でいっぱいである。

ポジティブに考えれば、
前向きな休息日であるが、
ネガティブに考えれば、
怠惰な時間を過ごしただけだ。

しかし、久々の通勤があんなに疲れるとは…
土日は寝て過ごすのが定番になるのは仕方ない気もする。
コロナ禍で在宅だから、今年は自転車に走れるんだなと、あらためて環境変化を考える。

コロナが明けた後、
元に戻れるのか?
早すぎるかもしれないが、不安に感じる。


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ゴールライン [近況]

去年、会社を退職した先輩・・・というか、上司がいた。
私を、技術職の仕事から法人部門に引っ張ってくれた人である。
技術職では伸び悩みがあったが、法人部門で必要とされ、いろいろと役になっているから、
恩人の一人であると言える。

その上司は、強い信念をもち、仕事をまい進していた。
ひとたび会議で口を開くと、周りの人が恐れおののき言動を控える。。。
無人の野を行くがごとく、その人が思うように業務を進めていた。
もちろん、良い事も悪い事もある。
間違った方向に進んだとしても、止めるのが一苦労だ。

部下だった時には、直接、衝突することは無かったが、
異なる部署だった時には、何回か衝突した。
そもそも、出会いも喧嘩(?)だった。

その上司は、全国の監視部門の実質的なリーダ。
そして、私は、全国の品質改善の実施素敵な推進者。
現場の主義主張、立場の違いで、お互いが譲らず主張し合う。
初めての電話であったのに、1時間半ぐらい言い合った。

そんなこともあり、その後も、対立したり、協力したり。
そして、気がつけば、その人の部下になっていた。
という、今から思えば美談のような関係性だ。

その人の退職する直前の話である。

通例的に、退職する人は、蓄積された年休を使い果たすため、
最後の2か月は会社に来ない事が多い。
いわゆる、ご褒美年休である。
(私も、現時点で60日分の年休が積み重なり、毎年一定量が消えている)

ところが、その上司は、
”最後まで全力疾走”で仕事をしていた。

やり残した仕事の引継ぎとかではない。
新たなモノでも着手して問題を解決したり、
それは絶対に終わらないでしょ?という長期ビジョンの課題をチームでやり始めたり、
誰もが敬遠する取り組みを率先して取り組んだりしていた。
本当に最終日の最後まで、
普通に難問に対して取り組みをし続けたのである。

自分が、その立場になったら、どうするか?
今だと、前述のような、元上司の行動例を見たから、
最後の日まで頑張るかもしれない。
が、
やはり、手を緩め、気も緩め、最後は大型年休を取る気がする。
それに、
自分がもう仕事を辞めると分かっていたら、
モチベーションは上がらない。。。
やる気が起きないだろうな。と思うのである。


自転車に乗っている時の話にうつる。
数百メートル前の信号が、黄色から赤に変わった。
自転車は、減速するだろう。
直前まで猛スピードでは走らない。
効率が悪いじゃないか。

たまに、後ろから若い人が、減速している私を追い抜いたり、
横を走る自動車が直前までアクセルを踏み進んでいるのを見ると、
ああ、なんて無駄な事をしているんだ。。
と、蔑んだ気持ちをもつ。

燃費や効率の意味では、
ゴールラインが見えているならば、スピードをコントロールするのが当たり前だと思う。


話を、前述の上司の例にすると、
もうその人が頑張っても、評価や給料には反映されない。
むしろ、
その次の生活、仕事に対する準備に切り替わるのだろうと思う。
今の事よりも、次のことに、気持ちが行ってソワソワするだろう。
が、
全力で走り切った、元上司が、偉いよなと思うのである。

今の職場で、もうすぐ1年が経とうとしている。
今回の異動は、偉い人の異動に伴う組織改編のあおりを受けて、
いびつな配置変換があって、据えられた立場になっている。
この1年、、、何の業務をして、何の目標に対して、何をやってきたか、、よく分からない。
よく分からないのだが、会社に対しては、それなりに貢献度が高かったと、
自分に甘々な評価だけは出来る。
が、
おそらく7月に異動すると思われる。
4月に1名増強されて、私の仕事を順次引き継いでいる。
あと、1か月ちょっとで、今の曖昧な状態から解放されると思うと嬉しいのだが、
仕事に対するやる気が起きにくい、、、、
ゴールラインが見えているので、スピードダウンしてしまう自分がいる。

さらに言うと、管理者定年年齢まで、もう数年しか残っていない。
まだまだ新人の気持ちを持っているのだが、
気がつくと20年以上働いてきているのである。
あと、数年。。。
そう思うと、もうそろそろ、手を抜いても良いのではないか?と
言う気持ちが起きるのも事実である。

もちろん、仕事は続く。
大玉送りのように、
多くの人の手を介在して、業務は進むから、
私一人が頑張らなくても、場合によっては、全くタッチしなくても、
業務は進むようにも思う。

ただ、今の立場、今の仕事は、大玉送りの玉の方向に、
少なからず影響を与えている。
そんな自覚も持って仕事をしていたりするのである。

210515_1.jpg
割れたサドルのシートピラー。
部品が届いて交換した。
不思議な事に乗り心地が全く変わってしまった。。。なぜだろう?

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先日、山歩きしたら、スマートウォッチで「100%の人より歩きました」と出た。。。
睡眠は「99%の人より熟睡しました」と出る事はあるのだが、100%は初めてである。

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山歩き [近況]

年を取ったら、山歩きを趣味にしようと思っている人は多いのではないだろうか?
スポーツ、、、球技のようなものだと、白熱するが、
その白熱に伴う運動量が追い付かず、残念に思うし、
怪我につながる場合もある。

ランニング、水泳、自転車が気楽なところだろうが、
山歩きは、自然とふれあい、そして緩急の変化があって楽しいと思う。
ただ、
山歩きが高じると、高い山に行きたくなる。
そして、今年のGWのように、山で遭難して亡くなってしまう方も沢山いる。
今年の遭難者は、素人に限らないらしい。
経験を積んでいても、遭難してしまう。。。
とても難しいスポーツである。

方向音痴ではないが、
道に迷う事が多い私は、本格的な登山はノーサンキューなのである。

GWの最後の週末、自転車で走っている予定だった。
気持ちは、もう一度、東京湾フェリーに乗って、海を渡り、房総半島を走ること。
ところが、
シートピラー(自転車の椅子を支える棒)が、走行中に、「パリン」と割れてしまった。
そこから2日間、「まだ走れる!」と、自転車に乗ったが、
3日目になり、三浦半島を走っていたところ、
ついにグラグラな状態になってしまって、そこから50km程、立ち漕ぎ状態で走って帰ってきた。。。

壊れた瞬間は明白だった。
三浦半島を南下していたところ、太った外国人が25km/hぐらいで走っていた。
どうしようかと悩んだが、太っているし、ゆっくり走っているから、、と、
追い抜いた。
しばらくして、後ろの気配を伺うと、
ぴったりと真後ろについて走っているではないか。
(30km/hぐらいで走っていたから、そんなに遅いわけではない)
そこから延々と20km程、それなりのスピードで走り続けたが、
振り切ることなく、ずっとついてくる。
(ある意味、気持ち悪い)

三浦半島で一番キツイ、みっちゃん坂を、ダンシングして駆け上がったところ、
ようやく千切れてくれた(離れてくれた)が、
ダンシングが終わり、椅子に座った衝撃で、壊れてしまったのである。

走り切れたのは良かったが、
そこから50kmは、とても辛かった。
椅子(サドル)は、大切だなと改めて思う。
(ネットで発注した部品は、まだ届かない…)

翌日のGW最終日、何をして過ごそうか?と悩む。
見るべき録画番組は全て見終わっている。
過去に録画していて、「これは取っておこう」という番組を見た。
楽しかったが、「今はこれじゃない」と思ったりもする。

そして、日曜日は、朝起きて、近所の山歩きに出かける事にした。

私は、三浦半島の付け根に住んでいる。
そこから三浦半島方向に行くと、緑が生い茂る、小山が広がる。
丘陵地帯というには、ちょっと山が急傾斜だが、高さは200m程しかない。
小山と海が三浦半島の特徴である。

まずは電車で田浦という駅に向かい、
そこから湘南鷹取山の遊歩道を歩く。
山を削って住宅地が広がっているが、その隙間が遊歩道になっているのだ。
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展望台から、これから向かう山が綺麗に見られる。
三浦半島のくびれの短いところは、5km程しかない。
そんなところだが、意外と山は緑深いのである。
真ん中を走るのは、横浜横須賀道路(横横というやつだ)

人口が多い場所での遊歩道なので、道は踏み固められている。
路面状況は極めてよく、そして、道に迷う事もほとんど無い。
が、私は何回か間違えて、来た道を戻った。

乳頭山、茅塚を経由して仙元山まで走る。
前述のように、標高は最大でも200mしかないが、40-50m程度の崖もある。
なかなか自然豊かである。

仙元山からは、江の島、、、条件が良ければ富士山も見えるのだが、
今日はガスがかかっていて、江の島までしか見られなかった。
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広場では、葉山のセレブな人たち(?)が、集団でヨガをやっていた。

一通り走り終わって、満足したが、
新逗子駅から先ほど降りた六浦駅にまた降りて、
今度は、自宅まで山道を伝って帰っていった。
(逆コースを辿れば、1本で走っていけたのだが、、、2回も電車に乗って、寸断したコースになってしまった)
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走ったり、歩いたりと、マイペースで山道を歩く。
最後に、自宅の近くから、今日走ってきた山々を眺める事が出来るのだが、
妙な達成感があった。
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今年のGWは、仕事を忘れて、自転車とランニングとトレッキングにいそしんだ。
いやー、楽しかったな。
夏休みが楽しみだ。

それで、いいのか?
・・・
いいんじゃないだろうか?
仕事は、仕事で楽しめばよいのかと思う。
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はっきり言わない方が良い [近況]

日本人は、はっきり言わない傾向があるらしい。
特性というか、性質というか、国民性というか、、、
そして、世界からは、一時期は批難の対象であったが、
世界的に、その作法や行動が認められて、
市民権を獲得したような気がする。

”アサーティブ”という言葉があるようだ。
直接的に言わなくて、間接的な言葉や行動で、相手に自分の意志を気付かせるというものかな。
日本だけではなくて、世界中、そんな気遣いが溢れている。

誰でも、直接的な言葉を言われると、
ショックを受けてしまう事がある。
やんわりと言う事で、じわじわと理解してくるので、
同じことを言っても、受け手がショック・衝撃を受けないという事になる。

例えば、、、、(私の場合を想定して、、)
”ハゲ”と言えば、今では大問題だ。
”ちょっと少なくなりましたね”と言われても、嫌味になる。
”髪形変わりましたね”と言うと、あれ?変わったか?、、、冷静に考えれば、、ハゲだな。
と思うだろう。
いやいや、容姿を言っても、相手のためにならない、
ここで相手が髪形についていうのは、
”髪が乱れてハゲが目立ちます”だろうか。

良い例では無かったもしれないが、
直接的に言うよりも、間接的に言う事で、
相手を思いやるという気遣いだろう。


もう一つ、はっきり言わないのは、
断言することで、自分の立場・主張を明確にしてしまうので、
”逃げ道が無くなる”ことを危惧する場合、
曖昧な言い方をするのだと思う。

TVを見て、政府の人や、コメンテーターは、はっきり言わない。
中立の立場で、いろいろな事を思いやるために、
はっきり言わない立場的なモノもあるだろうが、
断定すると、反対の意見の人から、”とやかく言われる”ため、曖昧な表現を使う事もあろう。


ところが、
私のように、感の悪い人だと、はっきり言わないと、良く分からないという事もある。
コミュニケーションで関係性も必要だ。
まず、言葉を交わす前に、信頼性がないと言葉を交わす事が意味を為さない場合もある。
が、
コミュニケーションで伝達されないと、その時間、そのかかわりは、何なんだ?必要なのか?と思う。

私の会社でも、偉くなると、多くの含みを持った発言をする人が多い。
そして結果的に、少しの事を言うのにも、随分と言葉を尽くして、時間をかける。
いろいろな立ち位置の人を思いやって発言をすることがトップには求められるためだろう。
が、
仕事の指示は、曖昧だと分からない。
うちの会社は、親会社に吸収されてしまったが、
親会社の社長メッセージは、いろいろな含みを持って発せられるので、
「何を言っているかさっぱり分からない」、意味の無い動画を見させられる。。。

昨今、別件でメディアを騒がせた。
「騒がせてごめんなさい」というメールが全社員に届いた。
それは理解できた。


台風や地震等でのTVのアナウンサーのコメントが、
”今すぐ逃げなさい!”に変わった。
TPOだとおもうが、直接的に、はっきり言う事も求められるシーンもある。
はっきり言わないといけないシーンはあると思う。


いろいろと、前置きをした。
今、日本では、東京オリパラの開催が危ぶまれている。
コロナが蔓延するこの状況で、オリパラやっているどころではないだろう!という意見だ。
日本の芸能人や、ご意見番、いろいろなメディアが、開催反対を表明し始めた。
今日、テレビをつけたら、TBSのアナウンサーが「オリパラやっている場合じゃないと”私は思います”」と言っていた。
良いかどうかは別にして、意見をはっきり言うのは良い事だ。

私も、はっきり主張すると、
”東京オリパラは開催すべきだ”
と思う。

当然、オリパラは、コロナ対策を実施すべきだ。
これまでのオリパラのように、お祭り騒ぎの祭典ではないと思う。
開会式や閉会式で、華々しい演出に酔いしれるという事もいらないだろう。
ところが、
オリパラは、アスリートが、世界一を決めるスポーツの大会だ。
4年に1度しかないこの大会に、まさに人生をかけて臨む人もいる。
常人では無しえない努力と身体能力をさらに磨きあげて、
人間の能力の限界に挑む舞台・・・
世界中からトップアスリートが集って戦う試合である。

無観客であっても、やるべきだろう。

大きな会場には5万人ぐらいとしても、
全日本国民の1.2億の0.04%である。
それだけしか見られないのだから、”チケットが当たらなかった”と考えればよい。
「だったら日本でやらなくても」と言われそうだ。
そう、TVで見るので、日本じゃなくていい。
世界中のどこかでやれば良い。
そして、今、日本が会場に選ばれているから、
コロナ禍の中でも、日本が鋭意工夫をして実施すればよいのだと思う。

世界中で、スポーツのイベントは開催されている。
当然のように、コロナ対策を実施しながらである。

我々も、在宅勤務をしながら、働いている。
コロナだから、仕事するのやーめた・・・にはならないのだ。

コロナ対策を実施しながら、
コロナの世の中を生きていく。
そういう時代じゃないだろうか?

前述のTBSでは、コロナ禍でオリパラやっている場合じゃないよね。
という、コメントの次のシーンで、
ゴルフ中継を楽しそうに伝えていた。
そして、その後、プロ野球の活動を”元気づけて欲しいですね”と伝えていた。
矛盾にあげつらうようで申し訳ないが、
ゴルフやプロ野球は、コロナと向き合って乗り越えていく事を模索していると思うのである。
進むしかない。

と、
はっきり言うと、
きっと、叩かれるのだろうな。

私自身、コロナに感染していないから、
能天気な事を言っているのかもしれない。
数日後、気持ちが変わったら、こっそり書き換えるか、記事を削除するのだろう。
でも、
今は、そんな風に思います。

210507.jpg
今日の城ケ島。
いつもは、海も空も青いのに、
今日は、海も空も真っ白でした。
海が青いのは、、、、それが青いから…なのだろうか。
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うっかりはちべぃ [近況]

タイトルはうっかり八兵衛と書いたが、(書いてないが)
水戸黄門について書きたいわけじゃない。

わたしは、昔から人よりも注意力が欠如している。
小学校の頃から、忘れ物が多く、
通知表に「忘れ物が多い、字が汚い」と書き続けられてきた。

そんな小学校の先生に対して、大学に合格した時に
「おめでとう」という手紙をもらったが、
「先生は、もうオバタリアンですか?」と、書いてしまった自分を絞め殺したい。
ああ、若気の至り。。。

そんなことじゃない、
外出する際には、毎回、忘れ物のオンパレードだ。
だから、外出する時には、外出用のカバンがあり、
モノの入れ替えをしない。
鞄を変えてしまうと、必要なモノを忘れてしまうので、
基本的に、出社用、プライベート用、自転車用のカバンは変えない。

が、
それでも忘れるものが多い。
ランニングに出かける時、ついつい、マスクを忘れてしまう。
しっかりと、靴ひもを縛り、
スマフォの記録もスタートして、家から2,3歩でマスクが無い事に気がつく事もしばしば。
最近は、着替えの最初がマスクである。
(そうすると、次に帽子を忘れる…)

先日、小田原まで自転車で走った時、
行きは水分補給しなかったのだが、帰り道でボトルを取ろうと手を伸ばすと・・・
無い。
落としたのか?と思ったが、そんな衝撃も無かった。
いやいや、まさかね。
と思って、家に帰ると、玄関に置いてあった。
うっかりしているのだ。

サザエさんでないから、お財布を忘れて出かけることはまだない。
買い物に出かけるのは、徒歩なので、
音楽を聞きながら行くことが多いが、
先日は、スマフォを忘れて歩いていた。
耳にはブルートゥースイヤホンがかかっているが、
音楽は一切かけずに、買い物をして家まで戻ってきた。。。

同じように、
人生のどこかで、何かを忘れたまま生きている、、、
様な気がしてならない。
それが、何なのか?
よく分からない。

うっかりモノだから、
あー、しまったーーー、、、というのを、
いまわの際で思い出すのだろう。

ま、そんなドラスティックな人生を送れるほど、恵まれた人生でもないから、
多くの事が不完全なまま、終わるような気もする。
(縁起でもない)

そう言えば、5月3日を建国記念日だと間違って記載してしまった。
最近のカレンダーは、何の日で休みなのか教えてくれない。
(どうしてだろう?)
大安や仏滅は、宗教じみているから削除されているらしいが、
恩恵を被る休日はしっかり書いておいてほしいものだ。
今の若い人は、分かるのだろうか?


今日は、勤務上は年休だった。
朝、23kmランニングをしてから、仕事をした。
(朝10kmのランニングは、快調にその日の仕事が実施出来るが、20km以上走ると、体がぼろぼろになる)
実に1週間ぶりに、会社の人と会話した。(Web越しで)
いろいろな事を思い出すのに、時間がかかった。
もう、いいお年頃なので、許していただきたいものだ。


明日も、勤務上は年休だ。
このGWは意外と自転車に乗れなかったので、明日の朝の仕事が終わったら、
自転車でゆっくりと走りたいなと思うのである。
あと、連休3日。

東京湾一周以外は、メモリアルな事が無い。
山登りにでも行きたいが、このGWは遭難者が続出している。。。。
あらためて、山は危ないのだなーと。。。思わずにいられない。
気軽な山登りはしてみたいが。
210506.JPG
富津岬の先端から、富津岬を見た写真。
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GW折り返し [近況]

今日は連休最後の晴れの日らしい。
それならば、朝早く起きて、自転車乗りに行こうじゃないか。。。
サドルが壊れている?
何とかなるさ。

と、いう、何だ変わらないノリで、夜10時には寝た。
休日なのに夜10時に寝るなんて、なんてもったいない。
と思わなくも無かったが、
疲れがあってか、コトリと、熟睡に落ちた。
目が覚めると、9時過ぎだった。
11時間も眠れていたのである。(深い眠りは3時間以上だった)
平日だと6時間ぐらいしか寝ないので、
こんなに熟睡できるのは良い事なのだろう。

天気も良いし、家の用事を終えてから、
小田原に走りに行く。
逗子までは丘を1つ越える。
そこからずっと、湘南の海沿いは平地である。
江の島までは道路も混んでいるが、江の島から大磯までは綺麗なまっすぐな道路が続く。
何人も追い越して、ぐんぐんと走っていく。
210504_1.jpg
8km近く30km/h以上で走れるので(もちろん信号があって止まるが)
かっ飛ばしたい時には、湘南の海沿いを走るに限る。
210504_2.JPG
(帰り道は体力が無くなり、スピードが下がる)

小田原で折り返し、そのまま戻る。
本当は、小田原から箱根とか湯河原とかいろいろな所に足を延ばすと良いのだが、
家が心配で引き返すことにした。


万事、上手くいっているように思える私の人生は、
家庭内はいろいろと問題を抱える。
(何をいきなり告白する?)
家庭内不和だ。
(いや、薄々知っている事だろう)
家事をせず、ずっと外出ばかりしている妻、
朝に寝て、夜ずっと起きている大学2年の長女、
受験生なのに、誰のなんのサポートも得られない次女。
困った。
困ったが、私も、逃避行のように、
自転車ばかり乗っている。。。
困ったものだ。
受験生の次女の食事が作られないのが一番困る。
長女は大学生だから、好きなモノを食べてくれば良い。
勉強に専念したい、いや、しなくてはいけない次女を何とかせねば。
という思いもあり、
自転車乗りを早く切り上げて、
ご飯でも作ってあげようかと考えた。
が、
よくよく考えると、私の作ったものは一切食べない。
(嫌いだからじゃなくて、まずいからだ)
それならば、弁当でも買ってきてあげようと思い、
自転車で走り終えて、スーパーまでダッシュして、
パックの寿司を買ってきて冷蔵庫に入れたけど、
全く食べる様子も無い。
ハンストでも起こしているのだろうか?

受験生は、いろいろなストレスに見舞われる。
そのストレスに打ち勝って乗り越えるのが試練の一つかもしれないが、
全く関係ない余計なハードルは排除してあげたい。
のだが、
妻や長女は協力の姿勢が無い。
困った。

気がつくと、妻と次女は喧嘩ばかりしている。
そういうモノだろうか?
妻と会話も無く、最近は次女とも会話が無い私はオロオロするばかりである。

ま、人生万事塞翁が馬。
何とかなるだろう。
親がお膳立てするのじゃなくて、自分で道を歩いていくのだ。


大型連休も半分が終わった。
こんなに仕事をしていないのは久しぶりだ。
仕事の心配が無いから、余計な事で心配するのだろうか?

明日は、雨だから自転車乗りはやめておこうと思ったが、
雨は夕方からの様だ。
しかし、自転車ばかり乗っていたせいか、お尻が痛い。
たまには、トレッキングか散歩かランニングでもしておこう。。
ん?
勉強しろ?
そうだな。
資格ももう1つだけとっておきたいものがある。

やりたいことは沢山あるなー。

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観光の町と自粛の町 [近況]

東京湾一周をした翌日は、体を休めるべきだ。
いや、
べきじゃなくて、休めないと、体が動かない。
何も出来ない。
・・・
という程には、疲れ切ってはいなかったが、
お尻が痛いので、翌日は、買い物やお散歩に出かける事にした。
図書館に行って本も借りた。

家に帰って、映画などを見て過ごしたが、
晴れた日に家にいるので、、、
庭に出て、庭の手入れでもしようか…と、
まず、ウッドデッキの上に乗ると、腐っている木があり、へこむ。
ななめになっている柱もあり、危ないし、見た目も悪いので、
解体作業を始めたら、いつの間にか夕方になっていた。
まだ、半分も解体出来ていない。
作るのにも時間がかかったが、解体するのも大変である。

解体した材木が、もったいない。
腐ったり、虫に食われたりしているので、ほとんどリサイクルできない。
(そこまで悪化しているのだ・・)
でも、そのままゴミの日に出せないので、30cm以内にカットして、
袋に入れたり、紐で縛ったりして出せないといけない。
バーベキューの良い薪になるのに・・・残念である。

翌朝、目を覚ますと、右腕と背中が痛い。
鋸で何本も柱を切ったせいだろう。
疲れは残っていたが、
今日も良い天気なので、自転車で三浦半島に走りに出かける。

途中の長浦という港に、海軍の船が止まっているのだが、
船に沢山の旗がたなびいていた。
そうか、今日は、憲法記念日だから、お祝いなのだな。
気がつくと、今時とは言え、あちこちに日の丸の旗が見えた。
昔は、休日に旗を掲げる家が多かった気がするが、今はあまり見ないものだ。

自転車で三浦半島を走る時は、
基本は人混みを避けるので、人が多いスポットに立ち寄らない。
が、
道路上の混雑や、駐車場の出入り口の渋滞状況で、
人が多いという事は想像できるのである。

横須賀は、バーベキューや観光の人が多かったようである。
三浦や城ケ島は、そこそこ人はいるものの、そこまでごった返していなかった。
ソレイユの丘という農場付き観光地の駐車場は、満員御礼だった。
そして、鎌倉に行くと・・・海岸に人がほとんどいない・・・
何と駐車場を閉鎖していて、観光客はノーサンキューのようだった。
さらに江の島まで行くと、駐車場も橋の上も、お土産屋もごった返していて、
観光地のかきいれ時!という熱意を感じた。

コロナ禍ではあるが観光シーズンなので、街によって方針がバラバラなのは分からなくない。
しかし、駐車場を閉鎖して、コロナに対する姿勢を貫く鎌倉市は偉いなと思った。
(あちこち渡り歩く、私が言う事じゃないか・・)

今日も、5月の爽やかな天気であったため、
自転車の走りは快適だった。
後輪もタイヤを変えて、憂いを無くして走る安心感。
先日の雨の日の走行で、ブレーキシューが少し減っているのを感じる。
にしても、快適!快適!
初夏は自転車の季節だよね!
と、喜んで走っていると、
「パリン」
という、不気味な音が聞こえる。
今乗っている自転車のフレームはアルミである。
ついに、疲労破壊が起きたか?と思ったが、
「いや、気のせい、気のせい、、、」と走り続ける。
が、
サドルが左右に動く。
うーむ、、、と、自転車を降りて見てみると、
シートピラー(椅子の下の金属の棒)に亀裂が入っていた。

私の自転車乗りは、昔はほとんど、椅子に座らなった。
右足と左足を交互にペダルに力を加えて走っていたので、
「サドルなんていらない」
と、豪語(?)していたのである。
が、時代は変わり、ビンディングペダルをつけて、回転により進む走りに変わった。
椅子にずっしりと座って走るのである。
その、ずっしりとした重みで割れてしまったのだろうか?

私は、そんなには体重が重くない。と、思う。
60kgだ。
こんなんで、シートピラーが割れてしまうのは、製品に問題があるのじゃないだろうか?
などと、思いながらも走る続ける。(しかない)
家に帰ってから、シートピラーをネットで発注したが、届くのはGW明けになりそうである。
しばらくは、お尻を浮かせて走りつづけるしかない。。。
(ヤダナ・・・)

体重で思い出した。
時々、スーパーで米を買って、リュックサックに背負って帰る。
車で買いに行っても良いのだが、
近所のスーパーぐらいは、自分の足で歩きたいという思いがある。
でも、10kgの米を買ってくると、リュックサックは他のモノが入らない。
そして、
相当重く感じる。
昔の人は、60kgの俵を担いでいたそうだ。
信じられない重さである。
私は20kgのリュックサックは持ち上がらないと思われる。
10kgでも肩に食い込む重さで泣きそうになる。
もちろん、ちゃんとしたリュックサックなので、肩紐は相当幅広で厚いのだが、
それでも10kgの米を担いで、140段の階段を上がると、死にそうになってしまう。

ふと、
自分の体重が70kgだったら、こんな感じなのかしら?と思うと、
体重の重い人は相当なハンディを背負っているよなと思うのである。
100kgの人は、私の体重に40kgの米を背負っている事になる。
・・・
いやいや、無理でしょ。
そりゃ、運動出来ないですよ。
まずは、体重を落としましょう・・・と、
余計な事を思わずにいられない。

話がそれました。
GWは500kmは走る目標だったけど、400kmまで走った。
自転車が壊れなければ、目標達成するが、
自転車は大丈夫だろうか?
あと、
何処に走りに行こうか?
悩みである。
210503.jpg
三浦半島から見る房総半島。
美しい台地が読んでいる気がする。

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メモリアルラン [近況]

世の中、いろいろな事が起きている。
コロナの猛威も治まるように思えない。
そんな中、今日は、人生の大きな節目を迎えた。

節目を迎えるにあたって、何かしよう。。。と考えた。
ところが、自転車に乗る以外、アイディアが浮かばない。
つまらない人生だよなと思いつつ、
開き直って?自転車に乗ることとした。

自転車でちょっと遠くまで走ってみる。
どこがいいかなー。。
あまり遠いと帰ってこれないな。
長い距離で、ぐるりと一周走って家に帰ってこられる。。
・・・
東京湾一周、いわゆる湾イチである。
210501_1.jpg

例年、お盆の時期にワンイチに出かける。
交通量が少ないためだ。
もしかしたら、コロナ禍のGWであれば、空いているのではないかと踏んで走りに出る事にした。
前夜、夜9時に布団に入る。
日中に三浦半島を100km走っていたので、疲れからコトンと、眠りに落ちた。
・・・
何故か夢の中で、東京湾一周に出るぞ!と、意気込んでいる自分の夢を見る。
東京湾一周は、テンションを上げないと走れないが、
夢の中までテンションを上げていたのは不思議だ。

朝4時半。
やっぱり眠いな、、、と思いつつ、起きて準備をする。
お盆の時よりも明るい。。。気がする。
そうか、お盆よりも、今の方が日が長いのだな。。。

東京湾一周といっても、一区間はフェリーを使う。
たかだか30分ぐらいであるが、優雅な旅である。

東京湾フェリー乗り場までは、普通のスピードで走っていった。
早くも無く、遅くも無く。。ちょうど良い。
6時20分のフェリー乗り場に20分前に到着し、チケットを買ってそのまま乗船。
実に、無駄の無い行動である。

フェリーの中は、そこそこ混んでいたが、
お盆の時の早朝に比べると、やや少ない。
いつもはゴルファーでごった返すが、
自粛期間だから、自粛している人が多いのだろう。
遠くで”コンコン”咳き込んでいる人が気になる。
甲板に避難して過ごすが、朝の風はやはり寒かった。
天気は良いので、船の上からあちこちを見渡す。
210501_2.jpg
ただ、何故か2台の携帯電話の電池の減りが激しい。
携帯電話が古いのもあるが、余計なバックグラウンド処理が走っているのだろうか。

千葉に渡って、快調に北上する。
左手に海を見ながらスピードに乗って走るのはとても楽しい。
途中で、毎度おなじみの富津岬に行くために、県道にそれる。
そこでも、快調に飛ばしていたが、
急に後輪がドリフト状態になった・・
・・・
パンクしてしまったのである。

なんでだよ!と思う気持ちもあるが、
タイヤをよくよく見れば、傷ついて穴が開いているではないか…
そう言えば、昔、南房総を走った時も同じ状態になって、とても苦労した。
https://tsucch.blog.ss-blog.jp/2016-08-12
ロングライドする時には、あちこちチェックするのは当然なのに、、、ふがいない。
ふと、メータを見ると、44.44km(不吉じゃないか…)

路肩で泣いているわけにもいかないので、
タイヤ(中身のチューブ)を交換する。
タイヤの穴から、また石とかにあたってパンクするといけないので、
空気の圧力を下げるのと、
タイヤの穴に、、、、バンソコウを貼っておいた。
(いや、バンソコウぐらいで効果があるとは思えないのだが、、、
結果として、無事に家に着いた)

空気の圧力を下げたのは、ある意味正しいと思うのだが、
摩擦が大きくなるので、走るのに体力が必要となる。
しかも、
いつパンクするかもしれない…という恐怖が付きまとうため、
そこからは、慎重な走りと、精神的な苦痛に縛られる。
・・・
おかしいな、楽しく走る1日だったのに。。。

普段は、君津のあたりの、何もない産業道路を走るのは、楽しい。
広い道、信号気もほとんどないところを、
かっ飛ばすことも、悠々と走る事も出来る。
が、
今回は、「ここでパンクしたら、自転車屋まで10kmかな?歩いたら2時間だな」
という不安をいだきながら走り続けた。

途中に木更津の町で自転車を探したが、
まだ朝9時だったので、開店していなかった。
開店まで待つ?
次の町まで走る?
貴方ならどうするだろうか?
私は、
次の町まで走った。
パンクしたらどうしよう?
・・・
何とかなるさ(根拠なし)

次の町のその次の町で、サイクルショップあさひがあった。
いつもの癖だと、そのまま、限界に挑戦!とか言って、訳も分からぬリスクを負うが、
今回は、お店に飛び込んで、タイヤとチューブをちゃんと買った。

準備が整うと、安心して、またゆるゆると走り始める。

今までは、自転車進入禁止の道路も(知らないで)走っていったが、
何回も走っていると、走っちゃいけない道を覚えるようになる。
(そして、それを知っても走れるようになると良いのかもしれないが・・あ、走ってはいけない)

不規則な休憩を繰り返し、
皇居も一周して、自分の会社の前で自転車を降りて、パンを食べる。
・・・
「すみません、ここで自転車止めないでください」
と、ビルの警備員に追い出される。
・・・
くっそー、いいじゃないか、ちょっと休憩するぐらい!
何処の会社だよ!
うちの会社だよ!
くっそーーー。
と、訳の分からぬ八つ当たり気分で、休憩もそこそこに自宅に向かう。

もうそろそろ、休まないと、走れなくなるよな。。
と、コンビニに入って、お茶とヨーグルトを買って、店を出ると・・・
豪雨になっていた。
・・・
じょ、冗談でしょ?
5分もお店にいないよ。
ちょっと前まで晴れていたよね。

通り雨だろうと思い、雨宿りをしようと思って、
電池が無いスマフォを取り出し、雨雲レーダーで調べると、2時間は止まない!と出てくる。
2時間も休んでいる間に家に着くよ。。
と、豪雨の中を走り始める。
寒い!
サイクルシャツとウインドブレーカーしかない。下は短パンのみ。
間違いなく、風邪をひく。。と思ったが、
もう、走り続けるしかない。
なんだか知らないけど、15時なのに真っ暗だ。
サングラスを外して、走り続ける。

どこかのお店に入って、雨具を買おうか??
と、悩んでいるうちに、
明るくなってきた。
そうか、さっきは、暑い雲と通り雨の豪雨だったのだな。。。
とりあえず、近道して早く帰ろう!
と、
自転車を”テキトウ”に走らせたのがいけなかった。
家から10kmぐらいのところなのに、どこを走っているか分からなくなり、
挙句の果てに、元の場所まで引き返すことになってしまった。
焦ってはロクな事が無いな。。。

家に着くころには、日差しが戻り、雨も止んだ。
(なんだよ、あの雨雲レーダーは!)

楽しく走り始めた湾イチだったが、
パンクだの、メカトラだの、豪雨だの、道に迷うだの、散々な走りだった。
203kmで実走行時間8時間40分
全体時間は10時間40分。
メモリアルにふさわしい?波乱に満ちた走りでした。
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