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ぱっぱらーぱーである [近況]

少し真面目なブログを書いてしまった・・
かもしれない。
この程度の内容で、真面目だとかシリアスとか、重いぞ!とか言って、
張り合うつもりはない。
(いや、誰と張り合うのか…)

最近の、私の実態をお教えしよう。

耳が悪い。
(性格も、頭も、態度も悪い…今日はその話は、おいておこう)
TVや映画を見ていても、
「ちょっと、何を言っているかわからない」
これは、耳が悪いだけじゃなくて、頭が悪い気がする。

そして、
集中力が無い。
自分のブログは、1行ごとに書くのだが、
人のブログや、ネットニュースを読む気力や集中力が無い。

だから、短いニュースや記事やブログは読めるのだが、
みなさんのように、この私の長くて収拾がつかない意味不明なブログは読んでいられない。
(なぜ、みなさんは、こんなアホなブログを読んでいられるのだろう?
尊敬と敬意の念でいっぱいになる)

これが、単にプライベートだけならば、問題ない。
会社で送られてきた、メールや資料が、さっぱり頭に入らない。
長いと。
会社では、「この資料は長くて要点を得ない、つまるところ、何が言いたいんだ?」
と、質問をすると、、、、
会社では上司にあたる立場なので、
「おいおい、上司が、俺たちの指導をしているよ、
この文章はもっと工夫しないといけないのだな」
と、思うのかもしれないが、
単純に、耄碌していて、意味が分からないのである。
偉そうにしているように見えるかもしれないが、3行以上の文字が読めないのだ。

最近は、メールだけではなくて、Slackという
伝文ツールが流行っているらしい。
わが社の事だけだと思ったが、世界中で利用されているそうで、
時々TVなどでも登場する。

Slackは、SNSとメールの間のようなモノで、
言いたいことを一方的に伝えるツールで、
暗黙の運用ルールで回答を返さない、、つまり、黙殺してもいいと若者から聞いた。
ツールに、そんな文化がついて生まれているらしい。

ある日、将来幹部になるイケてる女性管理職から、
長いSlackが飛んできた。
それは、会社でも最先端の技術を議論する100人位のグループ記事で、
私が指名されて、とても前向きな意見交換のための内容だった。
が、
1画面に入らないぐらいに、熱い、内容の濃い、複雑な内容だったので、
「長くてわかりません」
と書いたら、
それ以降、そのグループの投稿記事が無くなってしまった。。。
・・・
(将来の幹部候補生に、何を突っ込んでいるんだ!)
・・・という指摘を、誰からも受けなかった。
よっぽど極めてしまった一言である。


こんな例をあげたら、きりが無い。
のだが、
会社でこれではダメなのである。
もう、役立たずだ。
早く引退せねば。
と、時々本気で思う。
(辞表を胸に仕事をする人とは大違いである)


話はプライベートに戻るが、
ネット記事だけではなくて、
映画を見るのもつらい。
複雑なモノだと、頭がついてこない。

登場人物の名前は、たいていが覚える前に、映画が終わってしまう。
そして、
名前はおろか、昨日、何の映画を見たのかすら、忘れてしまう。
・・・
ついでに言えば、
久々に見た映画は、新鮮さがあるが、
多くが見たことがある作品である。
天空の城ラピュタは20回ぐらい見たが、前向きな気持ちで見ている。(記憶がある)
ダイ・ハード3は、毎回「これ?見たことあるっけ?」と思ってみてしまう。(記憶が無い)
多くの映画が、後者に分類される。

この忘却力は、神に感謝である。


最近は、複雑なストーリーは分からないので、
むかしからの慣れ親しんだ映画が、頭と心にやさしい。
(いや、アホでしょ)

久々に、部屋の奥から漫画を引っ張り出して読んだ。
・・・
感動した。
面白かった。
笑った。

ああ、非常にうれしい一方で、
ぱっぱらぱーだなーと思うのである。

焦りもないから、素直に笑える。
平和だなー。

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自転車で4合目ぐらいまで行ける大山。
なかなか美しい。


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Are you Happy? [近況]

今日のブログのタイトルは、どこかの人気歌手グループのアルバムとか、曲名とかではない。

幸せなのだろうか?幸せってなんだろう?

先週、大学の同期の飲み会があり、
昔からの友人との会話の中で、自分の人生について振り返り、
今から生きていくことについて考えることが考えるようになってしまった。

あまり、真剣に自分を見つめすぎると、
病んでしまうらしいので、そんなに本気で考え込んではおらず、
自転車に乗っている間とか、電車に乗ってぼーっとする時間に、
「今、幸せなのだろうか?」
と、なんとなく考えているレベルである。

家庭の人間関係は、全くよくない。
これは間違いない。
一緒に食事もしていないし、会話もしていない。
子供の教育上良くないことは分かっているが、どうしようもないレベルにある。

次に、生々しいがお金だ。
年収の7割ぐらいが、家族の消費で消えていく。(残りは税金とか)
7割には必要経費が含まれるが、3割ぐらいが、妻が遊ぶために使っているお金なので、
率直に言うと、「お前が遊ぶために、俺は働いているのではない」といいたい。
私の妻に対する現在のストレスは、ほぼこれに尽きる。
(奥さんが遊んでいるので、食事がパック寿司になったり、出来合いのモノになるのは3割に含まれない。)

ところが、
幸いにも、年間の収支は、トントンになっている。
貯蓄の余裕も無いが、貯蓄を切り崩す事態にもなっていないので、
大局的に見れば、我慢する範囲だと思う。
(ええ、損得でいえば、損なのはわかっていますよ)

私は料理は出来ない(作ったものを家族が食べないという事)ので、
家族に対する貢献は、金銭的な面が多く、
あとは、皿洗いとか掃除とかゴミ出しとかそんなレベルで、
それを除けば、朝から夜まで、仕事に没頭させていただいている。
子供が大きくなったので、家族のために割く時間が必要なくなった。
ゆえに、
ひたすら仕事に打ち込めるのは、幸いなのではないかと思うのだ。

また、週末は、自転車に乗ったりランニングに行ける。
前述ように、家族への時間を割かないので、
これは、これで好きな事をやっているのではないかと思う。
一人だから、映画に行ったり、飲みに行ったりも選択肢に入るのだろうが、
自転車やランニングで疲れた体をやすめるだけで、週末は終わるし、それだけで幸せだ。


とすると、
一面では、すごく残念な人生であるが、
もう一面では、それなりに幸せなのではないかと思えるのである。


ただ、その尺度でいいのか?
損しているお金で、もっといろいろな事が出来るとか、
そもそも自転車乗りじゃなくて、もっと有益だったり刺激的な時間を過ごす方法もあるだろう。
が、
それを選択したら、幸せになるのか、分からない。
今のままでも幸せならば、今のままでいいじゃないか。
なによりも、
めんどくさいし。

という考えである。
人間は、変化しないと成長しない。
だから、同じことをやり続けようとする私は、もう成長していないのかもしれない。
そう考えると、
幸せじゃないのかもしれない。

・・・
深く考えてはいけない。

養鶏所の鶏は、明日、シメられるということも知らず
人間が出す餌を喜んで食べている。
鶏は、幸せだと思うか?
という、初歩の哲学のような話を、学生時代に酒を飲みながら話した記憶がある。
(そして、途中で眠ってしまって、最後まで聞いていなかったと思う)

アウシュビッツに収容され、
明日のわが身の命の保証が無い絶望な状況にあっても、
命が燃え尽きる最後の時まで、誇りと自信を持って生きてきた人の話も聞く。
運命を知り、死に直面しても、最後の時まで、人間として生きていく覚悟なのだと。


いろいろ書いているが、年を取るにつ入れて、
どんなにつらい立場になっても、
どんなつらいことが起こっていても、
自分が”生”を感じて生きているうちは、
やはり幸せなんじゃないかと思うようになった。

我が家のトイレに1枚の色紙が置いてある。
笑っていても、怒っていても、泣いていても、1日は過ぎていく。
だから、ニコニコ笑っていよう。
という、主旨のモノである。
(毎日見ているのに、全然正確に書けない…)

私は、このブログを読めばわかるが、
後ろ向き、
否定的、
悲観的
な、ネガティブ人間である。
だからこそ、
これから死ぬ時までは、前向きで楽しく生きていきたいなと思うのである。

そう考えると、
Yes! Of course! I'm Happy!
なのだと思う、初夏の夜。

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同期の桜 [近況]

昨日、久しぶりに、酒場で飲み会があった。
コロナが落ち着いてきたとはいえ、
気が緩んだ瞬間に、次の第(N+1)波がやって来るので、
極力行動は控え目にするべきである。
・・・
とは分かっているが、今後永遠に飲み会が無くなってしまうと、
飲み屋さんも苦しかろう。
やはり、前向きに?考えて、最大限の配慮を対策をして飲もうじゃないか。
と思うのである。

(前口上はどうでもいいのぉ。。)
久しぶりに、大学の同期と都内で飲むだ。
関西に住む同期が、上京するタイミングで、飲もう!となり、
GW前に連絡が来て、わずかばかりの仲間たちに連絡を取るが、
誰からも応答が無い。
・・・
私の年齢だから、LineとかTwitterとかInstaとかFacebookとか、
そんなのをやっているのは少なかった。
いやいや、少なかったが、
今の世の中、SNS系やっていないと、仕事にもならない。
ということもあり、
みんなSNS系をやっているけど、めんどくさくて連絡してくれなかったと思われる。

直前まで、差し飲みの予定であったが、
1人増え、2人増え、最後は6人で久々に飲んだ。

いつも何かプライベートの予定があると、
直前で仕事が入って台無しになるのだが、
今回は、無事に仕事が終わり、飲み会に行く。

もう、半世紀生きているので、みんな風貌も変わってくる”お年頃”であるが、
不思議とみんな風貌は変わらない。
もう10年もたつと、毛が無くなったり、皺の谷や山が増えてくるのだろうか?
それはそれで、みんなの成長?を讃えるものだと思うのである。

6人もいると、近況を聞いているだけで、時間が過ぎてしまう。
思い出話に話を咲かせる暇もない。
あっという間に、時間が過ぎていった。


一人だけ、このブログを読んでいる同期がいる。
彼は自分の事はあまり話したがらないのだが、
私の事をネタにしてくれ、みんなの同情を誘ってくれる。
私自身は、そんなに悲惨な状況に無いと思っていたので、
心外な!?という気持ちもあったが、
真ん中・平均的な生き方ではないのだろうなと改めて思い知らされる。
いやしかし、人生まだまだ、私より悲惨な人はたくさんいると思うのだ。

集まった6人は、夫婦が一組いるが、それ以外はみんなバラバラで生きているから、
今置かれている立場、生き方はそれぞれだ。
これからも、それぞれに生きていくのだろう。
だけど、たった4~6年であるが、
大学時代に苦楽を共にした仲間であり、気心を知れた仲間。
そういう共感できる人たちと一緒にいられるのは、楽しいものだなぁと改めて思うのである。

今度は、30分で良いので、ひとりひとりとゆっくり話て見たいなと思うのである。
今でいう、1On1ミーティング?
今どきであれば、Webで話せばよいのだが、
前述のように、ICT音痴の世代の人間ばかりである。
そして、、、恥ずかしがり屋さんが多いので、あまり話してくれないだろうなと。
やはり、Face2Faceでお話ししたいな。
酒ではなくて、缶コーヒーで十分である。

競い合ったり、しのぎを削りあう輩ではないから、
心底落ち着いた気持ちで話せる気がするのである。
・・・
老けたのだろうか?
達観の域なのか、元気がなくなったのかは、定かではない。

真田幸村は48歳、織田信長は49歳、源頼朝は51歳で亡くなった。
もう人生の寿命は終わっていてもおかしくない年齢になった。
子供たちももう成人しているから、困らないだろう。
ラオウではないが、一片の悔いなし!である。

人生はすでにロスタイムに入っていると思うけど、どうか?と聞いたが、
その点については、あまりみんなは共感してくれなかった。。。
その代り「自分の為に生きたらいいよ」というアドバイスを頂く。

自分の為、、、
・・・
自分の為に生きているような気がする。
自分の好きな事をやっている気もする。
仕事も苦労で苦痛で大変だが、好きだからやっている気がする。
家庭も、家族が誰も話をしてくれないが、
そんな無関心な家族でもいいような気もするのである。

友人たちとの会話は、楽しく、そして、いろいろと考えさせられるものである。


1つだけ、苦痛は、
飲んだ後の、帰宅の途である。
酒に酔っているので、眠いけど、眠れない。
本を読んでも頭に入らない。
なんとか家にたどり着いても、今度は逆に眠れない。
ビール1杯と、水割り半分だけなのに、
どうしてこんなにお酒に弱いのだろう。

やはり、飲み会は無くなってもいい気がする。。。
わがままだよな。


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同期の桜、、ならぬ、次女との桜。

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すぐ切れるオッサン [近況]

世の中、どうでもいいばかばかしい事件から、
痛ましい悲しい事件まで、毎日沢山のニュースが飛び交っている。
どうして、人間て、あんな風にアホになってしまうのだろうか?
と、
客観的には思うのだが、
冷静に考えると、自分も相当な、アホな事が多い。

「すぐ切れる若者たち!」と、学生時代に、後輩が楽しそうに口にして、
私もそれを聞いて笑っていたが、
冷静に考えれば、
私は、直ぐに感情的になって怒ってしまうタイプらしい。
らしい?
そうです、感情的に切れるタイプです。
これは、大人になったら、切れる頻度は減ったとは思うのだけど、
どうしても無くならないらしい。
そして、わが子に「そんな大きな声を出して、威圧しなくても伝わるわ!」と怒られると
ハッとする。

先日、会社でも、一つの開発機能が、おかしな方向に進み始めたことがあり、
いやいや、おかしいでしょ、そうじゃないよ!と、声を張り上げて怒ってしまったことがある。
Web会議で、話をする相手は、目の前にいないし、
どのような姿勢、恰好、表情で聞いているか分からない。
冷静になれ、感情的になるな、、と、自分の中の冷静なパーツは諭すのだが、
一つは、間違った方向に進んでほしくない事、
もう一つは、そんな間違えた方向に安易に進んでしまう組織構造に腹が立ったのは事実である。

反省である。


先日、図書館で「どうして相手の意見を聞かないのか」的な本を借りた。
全部は読み切らず、返却してしまったので、細部は覚えていないが、
「人間は利己主義の塊で、自分の主張を通したいエゴである」
から始まり、
「世の中に主張する人は、基本的に、自己顕示欲が強いだけだ」
等、
実に耳が痛くなるような話ばかりであった。
つまり、相手の意見を聞かないのは、
”私が意見を聞かない”のであって、
”私が自分の意見を通したいから”であるということだ。

ブログもそうらしい。
ここでいろいろと書き連ねるのは、
自分の考えを整理し、客観的に眺めるため。
という、建前にしているが、
「どうだ、オレはこんな素晴らしい人間なんだ、
みんなー、見てくれー、見てくれー」
という事らしい。

なんか、とてもいやらしい話ではないだろうか?
たぶん、
嫌な気分になるのは、
心のどこかで「あたっている」と思うことがあり、
そして、それがかっこ悪いと思うからこそ、嫌になるのだろうなと思うのである。

腹が立って怒る人の要因として、
それが真実を突かれてしまった場合とか、
それがとても重要だとかんがえているからだと言われる。

そして、アンガーマネジメントによれば、
「こうあるべき」という思い込みが、怒りの原因になるらしい。
そして、「こうあるべき」という思いから外れた状態になる時に怒りを感じるらしい。
だから、
6秒落ち着いて考えて、「なるほどな、そんな考え方もあるんだな」
と思えればよいらしい。

等と、言うスキルを知りながら、
今日は、三浦半島を走る5時間、
ずっと、思い出しては怒る状態を、リピートして、継続していました。
困ったものですね。

自転車で走るには良い季節なのに、
週末ごとに、天気が崩れて困ります。
イライラします!怒ります!
あ、、、自転車で走る”べき”なのに、、なのか。

そうかぁ、、そういう考え方もあるよねー。
天気が?
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・・・
意味が分からん


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断念する [近況]

ヤビツ峠にのぼったので、GWに何かをやる!というノルマは達成した。
随分と小さな達成ではあるが、他にやることもなく。。ということだ。
金曜日はお休みをいただいていたが、午前中いっぱいは仕事だった。
そして、夕方からランニングに出かけ、さらにスーパーに歩いて買い物にも出かけた。
これが良くなかったのだろうか?

早く布団に入って眠ったのだが、
朝4時半の目覚まし時計に起きることなく、朝7時を迎えた。
東京湾一周の自転車旅に出る予定だったのだ。
7時からだと、家に戻るのも7時になる。
夜7時は、かろうじて走れない時間帯ではないが、やはり、無理は出来ない。
その日は、三浦半島1周のプランBに変更する。

GWのラスト2Dayなので、混雑するかと思いきや、、、
どこの観光地に行っても、渋滞や混雑が無い。
どころか、先日は溢れかえっていたソレイユの丘の駐車場も、
まさかの第一駐車場も「空き」の状態だった。
・・・
あれ?もしかして、今日は平日だったっけ?と、
止まってスマフォでスケジュールを確認してしまった。

もし、休日と平日を取り違えていたら、
それは、それで、”おもしろい”事になるのだが、
やはり、社会人としてはやってはいけない失敗になる。
入社以来、遅刻することは片手以内であったが、無断欠勤はかろうじてない。
(ただ、今後、その失敗をしないという保証はない)

三浦半島を”平和に”走り終わって、
今日こそは!と、夜8時に早々に布団に入る。
さすがにここまで早く眠れば、朝4時半はちゃんと起きられるだろうと思うのである。

ところが、
GWを満喫する、妻子たちが、そのあとに時間差で帰ってくる。
私の寝る部屋は、リビングの横なので、
1人ずつのモノ音がやかましい。

浅い眠りになってしまったせいで、
夢を見てしまったのだろうか。
「あぁ、、、死んでしまう」
というところを、汗をかいてパッと目が覚める。夜中の1時半。
あの夢?は、何だったのだろうか?
あのまま成り行きに任せたら、死んじゃったのだろうか?と、
いろいろ考えると眠れなくなってしまった。

「もしかして、神様が『東京湾一周なんてツーリングはやめなさい』とお告げなのだろうか?」
としたら、それは従うべきなのだろうか?
とか、
どうでもいいことから始まり、
1週間ぶりに仕事を思い出したり、
車の保険の更新をしていなかったり、ウッドデッキが治っていなかったりと、
いろいろな思いが頭をよぎる。

朝4:30に目覚まし時計を止めて、
深い眠りに入る。。。
2日連続で、東京湾一周を見送ってしまったのである。

その後悔や慚愧に耐えぬ気持ちは、
お分かりいただけようか?

いえ、分かって欲しくないですし、
後悔とか恥とか思っていません。
(すみません、文書の成り行きでした)

無理はしない!と決めたので、
こんなもんだよな・・・と思い直し、
ゆっくりと眠って、爽快感をもって目覚めて、
また走りに行くのである。

しかし、
走り出したら、雨が降る、このジンクスは何とかならないものだろうか?
本当に、

何か悪いことしましたっけ?

と思ってしまうのである。
今日のサイクリングの終盤に、近所の神社まで行ってお守りを購入する。
お守りと言っても、ステッカーである。
ロードバイクにペタリと貼り付ける。
・・・
気持ちの問題である。

そういえば、初代のロードレーサーでの
いちばん最初のGW合宿は、信州だったように思うのだが、
その合宿で、大学の先輩がお守りステッカーを買って、
なんの断りもなしに、新品のロードレーサーにペタッと貼り付けた。
当時は、買ったばかりに新品ロードレーサーに何をしてくれるんだ!!
と、
かなり激昂したが、
そのお守りのおかげか、
そのロードレーサーでは、大した事故を多すことなく、全国のあちこちを走り回れた。
・・・
気がする。

お守りのおかげ。

しかし、あの時の先輩は、
何を考えていたのでしょうね。
・・・
余計な出費は絶対にしない先輩だったので、
どうしてあの時、私に、お守りステッカーを買ってくれたのか。
どうしてあの時、無断で私のロードバイクに張り付けたのか。
・・・
深い闇である。


GWが終わる。
しばらくは、雨続きらしい。
また、自転車に乗れるチャンスが減ってしまう。
GWに750kmほど走れたが、出来れば、短距離でよいので、継続的に走りたいものである。

最近は、お菓子の食べ過ぎなのだろう。
体重は変わらず、皮下脂肪のみ増えてきた。
筋肉が落ちているのだな。
やばいな。
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宮ヶ瀬湖。
左側の山の隙間から流れ出るかのように見えるけど、
名もない峠道で、河口は写真とは反対側の方である。
地形って不思議ですなー。
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ヤビツ峠 [近況]

ワクチンの体調不良から回復し、
さっそく、GWの宿題?であった、ヤビツ峠に走りに行こうかと思ったが、
病み上がりで体調が心配なのと、
両肩が痛くて動きがとても不自然な事があり、
三浦半島一周を行った。

語弊があるが、三浦半島は目をつぶっても走れるコースである。
何も考えず、何の心配もせず、ひたすら走ればいい。
簡単である。
GW真っ盛りということもあり、
観光地の駐車場は大渋滞だった。
三浦半島の三崎港のうらりという駐車場に至るいろんな道が渋滞していたし、
ソレイユの丘という、体験農場は2km離れた国道まで渋滞が続いていた。
(彼らが駐車できるのは、閉場になる時間だと確信する)
小さな子供を抱えたファミリーは、思い出作りが大変である。

もう家族の誰からも必要とされていない私は、
(あ、お金だけは必要らしいぞ)
翌日、ヤビツ峠に走りに行けるように、夜の9時に布団に入る。

体をぶつけてから、
・眠りが浅い
・鼻水が出やすい
という症状になった気がする。
(気持ちの問題かもしれない)

図書館でたまたま、「南木佳士」さんの「天地有情」という本を借りて読んだが、
思うところがあって、深まってしまい、眠れなくなってしまった。
南木佳士さんの本を何故読んだのか?
歴史作家でも、ミステリー小説家でもない。
私の趣味とはかすりもしないが、
佐久総合病院という病院で働きながら、芥川賞を取った人である。
佐久総合病院は、長野の片田舎の病院である。
私は小さいころ病弱で、この病院に何度も通った。
私の父も、母も、この病院で息を引き取った。
寂れた田舎に、燦然と輝く医師の城である。

そんなお話は、今回は置いておこう。
(そして、南木佳士の本は、そのうち読もうと思う)

翌日、奥さんがテニスに行くのか、6時前からガサゴソする音で目が覚めた。
あまり長時間寝ていないが、体調はばっちりで、肩もまわる。
時間をかけて、ゆっくりと起きだしてから、
ゆっくり、ゆっくりと走っていく。
湘南の海沿いの道も、高速走行をしてしまうと、峠を走る体力が無くなる。
バビューンと抜かしていく若者について行ってはいけない…
ひたすら自制心で走る続ける。

4日前にUターンしたポイントまでは、難なくやってきた。
4日前は、ものすごく悩み、そして、残念に思ったのだが、
今日は快晴!ルンルン気分で走り続ける。

ヤビツ峠は、標高761mの峠道である。
なんだ、そんなに低いのか!と思うかもしれないが、
神奈川県東部は台地なので、高い峠道が無いのである。
そんな峠道だが、南から登ると、恐ろしい位な急こう配が待っている。
ロードライダーのメッカらしいが、私の体力では無理であるので、
復旧工事で開通したばかりの、北からの宮ヶ瀬湖畔から、南下するルートを通る。

宮ヶ瀬湖からは、基本は登坂ルートになるが、緩やかなので
スピードが出たり、減速したりを繰り返す。
平坦な道で元気な夫婦のロードライダーが私を抜いて行ったが、
上りは、軽いギアを使っているので、遅くなる。
ついて行こうかと迷ったが、
変なオッサンと間違われるといやなので、抜いて行った。
が、
そこから登り坂スイッチがONとなる。
いままで、体力をセーブしていたので、
ちょっと厳しい坂道は、ダンシング(立ちこぎ)で、
緩い坂も休むことなく漕ぎ続ける。
峠道に入る前に私を抜かしていった元気な3人も抜かしていく。
「もしかして、おれは、デルカドか?」と、躁鬱の躁のような気分になる。
(デルカドを知る人たちは、ほとんどいないですね)
「もしかして、オレは、リシャール・ヴィランクか?」も通じないか。
残念だ。

結局、ヤビツ峠まで、何人も抜かしたが、抜かれることは無かった。
お?自慢か?
これには、裏がある。
元気な人は、南から北上する。
キツイ上り坂を駆け上がっていく。

裏ヤビツと呼ばれる、宮ヶ瀬から登る人は、
2か所だけ我慢すれば、あとは、ほぼのんびりとした坂道で峠に行けるのである。
そして、
ロードレーサーの多くが、キツイ坂のコースを上っていたのである。
(みんなすごいなー)
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ヤビツ峠には、ロードレーサーが30名ぐらいいた。
みんな、静かに休憩していて、、、
ちょっと異様だった。
(いや、もっと、峠に到達した喜びで歓喜の声を上げていて欲しかった)

私も特にやることが無いので、
そのまま峠を下りはじめるが、
下りは自動車がスピードが出せないので、渋滞になっている。

見晴らしの良い展望台で、おにぎりを2つ頬張る。
220505_2.jpg
秦野という盆地が、眼下に広がり、富士山も見えるし
なかなか楽しいコースであった。
元気なうちに、もう一回ぐらい、走りに着たいところである。

ただ、家からだと、往復150kmほどになってしまうので、
7時間ぐらい、走る時間が確保できて、
そして、”雨が絶対に降らない”のが必須条件だとすると、
なかなかチャンスは無いのじゃないかと思われる。

220505_1.jpg
峠道が終わってからの50kmがまた遠いのよ。。

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ワクチン3回目接種 [近況]

何を考えたのか、、GWのど真ん中に、コロナワクチンの3回目接種を入れてしまった。
たぶん、ここで入れれば、仕事には影響しないと思ったのだろう。。
その判断は正しい。
しかし、
社畜である。
後悔している。
とてつもなく、後悔している。。。

遊ぶべきだった。

前回のブログで書いたように、
前日は、冷たい雨の中をひたすら耐えて走ったが、
翌日は、温かく、天気も良かった。
(ちっくしょー、と、素直に思う)

ワクチン前に、早朝ランニングをする。
せめてもの、埋め合わせである。。

3回目のワクチン接種は、
近所の病院で予約出来た。
当たり前だが、1時間かけて接種場に行かなくていいのはありがたい。
年休は申請はしているものの、他にやることが無い、
家に帰って仕事をする。
最初は体調が悪くなかったが、
だんだんと倦怠感が募り、夕方には布団に入って眠ってしまった。

そこからは、寝たり起きたり本を読んだり、
だらだらした時間を過ごすが、熱が高くなり、頭も痛くなる。
今回ワクチン接種してくれた病院で、鎮痛剤をくれたのだが、
「耐えられるまで、耐えてみる」
という、訳の分からない昭和の根性で、頑張ってみる。
・・・
ところが、朝4時ごろに、あまりに頭痛がひどくなり、
錠剤に手を出してしまう。
・・・
昭和のスピリットとプライドは、どこかに置いてきました。


注射したせいで左腕が痛いが、
先日、自転車でぶつかった後遺症のせいかもしれない。
体が思うように動かない。
右肩も、脱臼しそうになった症状もあり、
両手、両肩がうまく動かない。
とんだポンコツ状態である。

約12時間~30時間に、発熱・頭痛・倦怠感のピークが来たが、
そこからは徐々に回復傾向である。
ただ、活発に動き回ろうという感じではない。


薬を飲んだこともあり、
朝、ようやく眠れたので、まどでいたら、
長女の友達が家に来るとか騒いでいる。。。
私の寝ている部屋は、リビング続きの和室であるから、
長女の友達がリビングに来たら、鉢合わせてしまい、気まずい。
いそいで起きて、書斎に退散する。
体も痛い、寝不足である、なんて仕打ちだ!
そして、
外はピーカンの良い天気だ。
ああ、
なんて仕打ちだ!
今日、自転車に乗れたらなぁ。。。と思いながら、
のんびりした時間を過ごす。

しかし、こんな一日があっても、、いいんだろうなと思うのである。
そして、このスローペースな人生になっていくのかぁと、それを見上げる。
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外れる天気予報 [近況]

今日の天気予報は曇り、夕方から雨が降る…だった。
はずである!
べきである!
・・・
天気予報は当たらなくても、怒ってはいけないし、
誰かのせいにしてはいけない。
分かっているが、
今日の早い段階からの雨はちょっとショックだった。

ゴールデンウイーク。
2日の年休を申請して、10連休である。
何しようかとワクワクする、、、気持ちは、最初から起きていない。
なぜならば、
特にすることが無いからだ。
年老いた、家庭内でも孤立したおじいさんなので、
特にやることは無い。

ここぞとばかりに、遊びに行く若い人たち。
ほほえましいし、羨望の目で見てしまう。
思う存分に、幸せな思い出を刻んでほしいものだ。
うらやましいとは思わなくなった。
やはり、
人それぞれだからな。

ゴールデンウイークの初日は雨だった。
自転車を出して走りに行こうとした矢先に雨が降り出し、
そして、
そのまま在宅勤務に入る。
普段は出来ないような、データ分析の仕事である。
この歳になると若い人に任せることが多いから、なかなか大変だった。
錆びついた刀というのは、こういう事だろう。
気がつくと、真っ暗どころか、深夜だった。
そして、
思った以上に、分析が完了しなかった。
情けない。
データ分析していると、あれも、これも気になる。
そして、あれも、これも、、、調べているうちに、本来の目的を忘れてしまう。
そのため、迷子になってしまうのである。

翌日、良い天気だったので、自転車乗りを楽しもうと決める。
久しぶりの自転車乗りだったので、
ゆっくり走っていくのだが、
体力を温存しているので、それなりに快調に走れるのである。
おっ!信号が青だ、
おぉっ!その次の30先の信号も青だ、
やや下りの左カーブを体を傾けて曲がる・・
と、
赤信号で自転車をのろのろ進む野郎が…!!!
ガッシャーーーーン
・・・
また、衝突してしまった。

下りの左折だったので、そこそこスピードは出ていたが、
ブレーキで限界まで減速したが、
やはりぶつかってしまった。

ぶつかった相手に「赤信号ですよね。そっちは」
と話しかけるが、
「ぼ、、、僕の100万円の自転車で初めて走って…」
と、訳の分からない事をつぶやいている。
「高級車なら、ちゃんと信号守りなさい」
「はい、ありがとうございます」
といって、右手を出して、握手して、逃げるように、、逃げて行った。

私の自転車は、それほど傷がついていないが、
(前輪がややブレ、どこからか怪しい金属軋み音が聞こえるが)
顔面で相手にぶつかったらしく、鼻と口が痛い。
口からは出血していた模様。

くっそーと、思いながらも、
茫然とした状態だったので、犯人を(?)取り逃がしてしまった。
エメラルドグリーンが特徴のBianchiライダーさん。
赤信号、そして、逆走しないようにしてください。
三浦半島は、自転車のモラルで成り立っていますよ!

そんなこともあり、
GW2日目は、踏んだり蹴ったりの走りだった。
GW3日目。
ここは、何とか自転車で思う存分走りたい。
なぜならば、GW4日目に、コロナの予防接種を予約してしまったからだ。
GW5,6日は、たぶん何もできないだろう。
とすると、是が非でも走っておきたいのだ。

衝突のせいで、体が痛い。
時間経過とともに、左肩あたりがジンジン痛み出すが、
早く寝て、自分の治癒力を信じたい。

本当は、東京湾一周とか、南房総ランをしたかったが、
朝5時に起きないと間に合わない。
いつ起きれるか…

で、
目覚めたのは朝8時。
痛みは薄らいでいた。
天気も曇天ではあるし、予報では17時に雨が降り出す。
・・・
走るしかない!
と、
湘南の海に向かって自転車をこぐ。

不思議と、もう走り終わって家路(住宅方向)に向かう人が多かった。
(あとで考えると、、、午後に雨が降るから、早く走った人たちだった)

今日は、今日こそは、裏ヤビツと言われる、
宮ヶ瀬湖から大山の西の峠道を走るコースを行こうと思った。
19年の台風で道路が崩落したそうだが、ようやく修復が終わり開通したそうだ。
少し距離はあるし、標高も高いのだが、
北の宮ヶ瀬湖から南下するルートは、勾配がなだらかになる(計算上)ので、
私でも走れるはずである。

ということで、一路、宮ヶ瀬湖を目指して走っていく。
長距離になるので、ゆっくり、ゆっくりである。
今日こそは事故も無く、安定した走りを楽しみたい。
多くは望まない。
達成感、、、無事に帰れば良いのだ。
と、
ゆっくりと神奈川県の東の海から、西の山地に向かっていく。

西の山地が近づいてきて、山を見ると、、、
山が見えない。
・・・
雨雲がかかっていて、大山山頂はすっぽり覆われているのだ。
うーん、雨が降ってきたらいやだなー。。
引き返すのも、決断力。
そういう選択ができるのが、大人だよなー。

と、思って走っていくと、
雨が降り始め、だんだんと雨脚が強くなる。
そして、そのまま走り続けるには、
心が折れるぐらいに寒くなってきた。

道路わきに止まり、スマフォで雨雲を確認すると、
この先はずっと雨である。
山道の雨は危ない。
迷った挙句、撤退することにした。

そして、
しばらく走っていると、
雨脚がもっと強くなってきた。
薄手のウインドブレーカーを羽織るが、雨が全身を濡らす。
そして、これでもかというぐらいに雨が強さを増す。
空からの雨と、道路にたまった雨水、
どちらからも容赦ない攻撃を受ける。
濡れていない箇所なんて、もうどこにも無い。

自転車で走る時には、マスクをしているが、
雨でマスクがぬれると、呼吸が出来ない。
口を出すと、寒くてたまらない。。
こんな布1枚でも体を温めていたのか。。。
と思いつつも、呼吸が出来ないと走れない。
心のスイッチをオフにして、
ひたすらペダルをこぎ続ける。

俺、何か悪い事、しましたっけ?

走りなれた湘南の道に出るころには、
叩きつける雨で、目が開けられないほどだった。
朦朧としながら、もしかしたら、どこかで倒れちゃうんじゃないか?
と思いつつも、ペダルを走らせる。
時折、向かい風が吹きつけて、もうこの上ない位につらくなるのだが、
止まって休んでしまうと、
体が冷えて、それこそ凍え死んでしまいかねないので、走るしかないのである。

パンクしたり、事故ったらもうお終いだよな。
いや、いっそのこと、救急車で運ばれた方が楽かもしれない
等と思いながらも、
パンクもせず、ドライバーの方も大幅によけて走行してくれるので、
なんとか家にたどり着くことが出来た。

無事の帰還を、こんなに喜ばしかったことは無い。

暖かいシャワーを浴びて、
安い即席ラーメンを食べたが、体と脳に、ピリピリと刺激が伝わる。
こんなにうまいラーメンは久々だよなと思うのであった。
220501_2.jpg
(写真は、先日、お店で入ったおいしいとんこつラーメンである。
今日の即席ラーメンは、素で、具は何もない)

遠く思いをはせると、大学2年の時に、雨の中、東北一周をしたときには、
そんな感じだったなと。
今日泊まる宿も無し(テント泊)、雨で体が冷え続けるし、
最悪な事に8日で8回もパンクした。
その時はお金もなかったので、チューブラーという修理しにくいタイヤを夜な夜な修理して、
背中にテントや寝袋、着替えに加えて、替えタイヤを4本ぐらい持って走っていた。
あの時の試練(?)は、未熟で甘えん坊だった私を叩き直すには、
貴重だったように思えるのである。

今、半世紀以上生きていた私に、この試練(?)は、
どういう風に左右するのだろうか?
もう、年老いたから、こんな試練をくれなくても…

疲れ果て、自分の部屋に戻ったら、
次女からプレゼントが置いてあった。
220501_1.jpg
裏に「受験のときはありがとう」と書いてあった。
プレゼントをもらわなくても、支える気持ちは、もちろんあるのだが、
普段は言わない感謝の気持ちを伝えてもらえるのはうれしいなと思うのである。

仕事を含めて、良くないことが続くのだが、
まぁ、人生はいろいろある。
天気予報も外れることも、当たることも。
人生の喜びに外れることも、あたることも。
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