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狸退治 [近況]

先週は、仕事で大変な一週間だった。
先ほど、システム手帳に、一週間分の業務を振り返り記録したが、
水曜日の午後だけは、3時間、ぽっかりと空いていて、
年休を取って、家の事をしていたのを思い出した。
(しかし、それも忘れていたりする…)


その3時間の年休でやったこと。
まずは、歯医者。
週に一回通っているのだが、なかなか終わってくれない。
口の中が虫歯だらけなのは、想像していたが、
想像以上に、虫歯だらけだった。
(恥ずかしい・・・)

歯医者は、毎回5~10分で終わる。
終わったら家に帰るのだが、
その日は、年休を取って、やるべきことを次々にこなす。

まず、銀行でお金をおろす。
車の保険、車の税金、、、払い込みの期限が迫っていた。
ネットの時代になってきたのだが、
こういう振り込みは、コンビニに行った方が確実なので、、、コンビニに向かう。
が、
車の税金は振り込めたが、
車の保険は、コンビニでは振り込めず、郵便局一択だった。
郵便局の振込???
駅前の郵便局は、案の上、混雑していた。。
行列に並んで、待ち、振り込みをする。
郵便局のATMは、振込しやすい工夫された機能が備わっている。
待った割には、簡単に振込が出来た。
ただ、行列の前後を見渡すと、高齢の方が多いようだ。
ネットの世の中、、、
いや、私ももう高齢の方になるのだなと、自覚した。

がっかりしながら警察に行く。
警察に行くのは、、まだ捕まったわけではない。
免許更新したので、受け取りに行ったのだ。
更新時には、「この家でプリンターの写真では、鮮明さが無いからだめかもよ」と言われたのだが、
何とか受理していただいて、その写真で更新していただけた。
ただ
「あなたの写真は顔のサイズが大きすぎるので、次回は頭の上2~3mm開けてください」と記載されたメモも渡された。
うーん、次回は、5年後らしいので、覚えていないだろうが。
もしかしたら、5年後は、免許返納しているかもしれない。
分からないけど。

帰り道、スーパーとドラックストアに寄る。
最近は、食材はスーパーよりも、ドラックストアで買う方が多くなった。
ドラックストアの方が安いのだ。
スーパーは、物価高を受けて、だんだんと値段が上がっていく。
128円の餃子が今は210円になっている。
給料は全然上がらないのだが、、、このアンバランスは、どうなっていくのだろう?
不安になる。
(暗い話はおいておこう・・・)

1時間半で、7か所でのミッションを次々にこなしていく。
(歯医者、銀行、郵便局、コンビニ、警察、スーパ、ドラックストア)
いやぁ、、、仕事の合間に、これだけの事をこなせるなんて、、
よかったよかった。。。
と、
うぬぼれ半分、満足半分で、家に向かって山道のトレッキングコースを歩く。
明るい山道、それは真っ青。
良い気持ちだな。。

と、ルンルン気分であるが、
何か忘れている。。
あ、
狸退治をしなくては。。


日曜日の朝、寝ている時間に警察が来て、
「お宅の小屋に狸が住み着いているようです、
ご近所から苦情がありました。
追い出そうとしたけど、追い出せなかったので、
月曜日に市役所に連絡して、駆除してもらってください」
と、言われた。
(あわてて起きて対応したので、ズボンのチャックが空いていたのは、お愛嬌)

月曜日に市役所に連絡したら、
たらいまわしにあい(いや、、、、適当な部署を紹介してくださった・・・)
辿り着いた県の自然動物保護をする部署と話をしたら
「タヌキは、退治できません。逃がしてください」
とだけ言われた。

冷静に考えれば、
私がタヌキの被害にあっているわけではない。
そして、人間が勝手に「ここは自分の土地だ」と主張して生きているだけだ。
自然動物を駆除する権利は私には無いという事にたどり着く。

ただ、
ご近所から苦情も出ているので、
タヌキが住み着かないように工夫しなくてはならない。
まずは、タヌキを小屋から追い出さなくては。
タヌキがいる間に、小屋の扉を閉じて閉じ込めている。
籠城・・・じゃなくて、兵糧作戦で閉じ込めたままだ。
弱っているから追い出しやすいだろう。
と、
恐る恐る、小屋の扉を開ける。
タヌキの臭いが充満していた。

小屋の中のモノを一つずつ取り出して、
タヌキを探すが、、、
結果的にタヌキはいなかった。
おそらく
手作り小屋は、あちこち隙間が空いているので、
逃げてしまったのだと思われる。

まぁ、、、いなくて安心もしたけど。

小屋の扉にさらに2か所の鍵をつける。
これでもう、、タヌキは入ってこない。
だろうか?
(いや、容易に抜け出たので、容易に入れるだろうな…)

ふと、時計を見ると、3時間が過ぎていた。
・・・
や、ヤバイ、年休の時間が終わっている。
あわてて部屋に戻り業務を再開する。
隣家へのお詫びは、、、後日にする。
私は何も悪ことをしていない、、、つもりだが、
タヌキが住んでしまう環境をつくったので、お詫びをしないといけないのだろう。

我が家の庭は、樹木が多く、自然豊かである。
好きな環境を作ったから、自然動物が多くやってくる。
ただ、
その動物は選べない。
カラス、タヌキ、野良猫。。。
・・・
犬でも飼えば、撃退してくれるだろうか?
いや、
自分の都合で動物を飼ってはいけない。
たしかに犬は役務向きだが、
命を預かるという重さを考えると、難しいものだと。

ま、
そんな事を真剣には考えていないんだけどね。

230527.jpg
我が家の玄関の吹き抜け。
ここと、私の書斎もつながっている。
家のお気に入りの箇所でもある。
ここも、タヌキ騒動のように、表裏があるのだろうか?

ま、
そんなことは深く考えていないんだけどね。



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病的に疲れた一週間 [近況]

とても大変な一週間だった。
仕事が忙しい。
さらに、
通勤が3日もあった。
・・・
月曜日・火曜日あたりの記憶が無い。。
おそろしい。

たぶん、リモートワーク・在宅勤務という制度が無かったら、
私はとっくに過労死していたという、自信がある。(?)

通勤する時には、なるべく空いている電車に乗りたい。
だから、朝5時台の電車に乗る。
とすると、睡眠時間が削られる。
リストバンドによると、睡眠時間4時間。深い眠り30分という日が連なる。。。
・・・
そうなると、心身不調に陥る。
その先には、記憶障害とか、判断ミス、胃腸の不良が訪れる。。。
もう若くは無い。

たぶん、リモートワーク・在宅勤務という制度が無かったら、
私はとっくに過労死していたという、自信がある。
間違いない!


リモートワーク・在宅勤務だからと言って、安心も出来ない。
とても忙しい時は、
歩いて5歩にあるトイレに行けないこともある。
自分でも「本当か?」と思うのだが、
本当にいけないのだ。暇が無いのだ。

火曜日のスケジュールは、全て30分刻みで朝9時から夜8時まですべて埋まっていた。
隙間の時間が無い。
しかも、もともと30分しか設定していないのに、ボリューム的には30分で収まらない話ばかり。
「遅れてすみません」と「次があるので先に抜けます」を繰り返す。
オレは売れっ子アイドルか?!!!
と、言いたくなるぐらいに、目いっぱいだった。
MTGの間に隙間が無いので、トイレにも行けない。
これは、本当に困った。

ただ、
Bluetoothがある。
いつもは、Bluettothの不安定になり聞こえないリスクを回避するために
有線のヘッドフォンで会議に臨むのだが、
有線だから、半径1mの行動しか許容されない。
Bluetoothは、半径10mぐらいの行動が許容される。
Bluetoothに切り替えて、話を聞きながらトイレに行く。
それは、許されるタイミングもある。

ただ、
画面ONで顔出しが必要になる会議もある。
もちろん、顔を出さなかったら罰せられることは無い。
が、
「あなたの話を真剣に聞いていますよ」
という、つまらない意志表示をするためにも、
顔出し会議があるのだ。
トイレには行けない。。
ザ・ガマンである。

先日の朝から晩までMTGをしている日のお昼はどうしたか?
15時にカップラーメンを食べた。
15時までは、いろいろあって、何もできなかった。
(トイレは1回いった)
15時の、話を聞いているだけでもいいMTGは、
Bluetoothに切り替えて、水を湯沸かし器にくみ、
カップラーメンにお湯を注ぎ、ラーメンを食べた。
ラーメンだけだとお腹がすくので、お菓子も食べた。
さすがに、12時間近く、何も口に出せない状態ではなかったが、
15時のお昼は微妙だった。
お腹がすくピークが過ぎると、意外とお腹が空かないモノだと思った。

辛い一日だった。

木曜日、金曜日は連続で出社した。
朝5時に起きて、7時前に会社に着く。
会社でおにぎりを食べる余裕はあるが、睡眠時間が短い。
金曜日の夕方は、
ぼーーーーっとしたまま、仕事をしていたら、地震が来た。
最初は、疲労で体が揺れているのかと思ったが、
ビルの防災警報が鳴り響いたので、
あ、良かった、、、地震だった。
と思ったが、
地震の揺れは、3・11を思わせるような、ビル全体の揺れだったので、
別の意味で怖かった。

そんな、疲労と不安な一週間だった。



通勤は、通痛ではあるが、良いこともある。
通勤時間が本を読めるのだ。
(逆に言えば、電車の中では、あまり眠れない)
今は、村上春樹氏の本を読んでいるが、
非常に気に入ったフレーズがあり、メモを取っていた。(正確ではない)

 「待ち焦がれる未来はいつか現実になり、そして現実はあっという間に過去になる」

だったかな?

これは、年を取った私には、、非常に心に刺さる言葉だった。

例えば、何か楽しみなイベントがあり、(または、不安な事もあり)
その日をドキドキしながら待つ日を送る。
早く来ないかな(または、まだ来てほしくないな)
と思いながら、
当日は、意外とあっけなくやってくる。
そして、
いとおしむ間もなく、懐かしがる暇も無く、
その瞬間は、あっという間に、遠い過去になってしまう。

どこかで、「この時間を止めてくれー!」と、叫ぶ自分がいるが、
非情にも、無情にも、時間の針は止まってくれない。
連続的に、、、抜け目なく、連続的に、時間は過ぎ去っていくのである。

そんな、自分の恐怖にも希望にも似た、時間に対する思いが、
村上春樹氏も記述されていたので、ちょっと嬉しかったりする。
共感というやつだろうか。。。


今日は、いつになく饒舌だと気付かれた読者の皆さん。
(だれだよ?)
あなたは鋭いです!
(だから、誰なんだよ)
珍しく酔っ払っています。
酔っぱらうと、すぐに寝てしまうのか、
脳内の血流が盛んになり、いろいろな考えが飛び出してくるか、、、の
どちらかになります。
今は、後者だな。

睡眠時間、少なかったのに、さらに眠れないかもしれないな。。。
寝酒のつもりが、、ちょっと反省である。

明日、走りに行けるかな?
230526.jpg
2018年の山下公園にて。

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スマフォ設定完了 [近況]

新しいスマフォが届いた。
ほぼ同じ形、ほぼ同じ機能なのに、心が躍るのは何故だろう?

注文してから、1日おいて届き、2日目にだいたい設定が出来た。
驚きの速さである。

スマフォ上で動くアプリケーションは、
電話番号(SIM)に紐づくものが多いので、
SIMの差し替えで多くの機能が引き継げる。
実に便利である。
これは、良いシステムだと思う。


ただ、セキュリティが独自なものや、セキュリティレベルが高い物はSIMでは引き継がれない。
今回は、それらのアプリケーションの移植がめんどくさかった。

前述のように、ほとんどのモノが一瞬で新しいスマフォに引き継がれた。
そして、古い端末では使えなくなるのが普通だ。
LINEの写真等は、一部は引き継がれなかった。(残念)
まぁ、無くなったらそれまでと思っていたので、これは良いだろう。

セキュリティの高い銀行系が手間取った。
スマフォでいろいろ取引が出来る便利さと、
他の人のスマフォに勝手にログインされて取引されたら大損害になるリスクと
そんな利便性・可用性と、セキュリティ・秘匿性のせめぎあいである。
結果的に、残高照会は出来たが、
振り込み機能等は、引き継がれなかった。
(まぁ、振り込まないからいいんだけど、ちょっと気になる)

振り込み機能をONにするために、
いろいろなアプリを追加したり、申請の手続きをした。
が、
まだ出来ない。
めんどくさくて仕方がない。。


息抜きに、モンベルのアプリを開いて、グッズを見ていると、いるかな?いらないかな?というものがあり、
ついつい、ぽちっと購入してしまいました。。。
ウーム、おそるべしスマートフォンの購入力。。。
可用性、、、重要だなぁ。。。
やはり、ネット通信でモノを変えるのは、コマーシャル・ビジネスを一転させたよなと思う。
今更だけど。

大事なのは、
きっかけと、ご縁、、、、
そんなものでしょうか。


SIMは交換しなかったのに、
5G対応になっていた。
これは、、これで驚きだ。
世の中、何が進化しているかわからないモノだなと。

あ、毎月3000円ぐらいと先日書いたが、
いろいろな割引があり月々2000円ちょっとだった。
便利なモノである。

230519.jpg
先日、次女といった岸壁。
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スマフォの発注 [近況]

SDGsではないが、
基本は、「もったいない」が、私の生き方の信条になっている。。。気がする。
衣類は基本的に、着れなくなるまで着続ける。
服が着れなくなるとは、どういうことか?
ボロボロになることだ、、、
ただ、物理的にボロボロになるような事態には、普通に生活していると、なかなか起きない。
靴下は、力がかかる箇所だから穴が空く。
穴が空いたらさすがに捨てている。
(縫って穴をふさげばまだはける気がするが、それはやめた)
上着類は、なかなか穴が開かない。
だから、あまり好きじゃない服も含めて、なかなか捨てられず、
そのため、新しい服も買う事が無い。
気が付けば、学生時代に買った服をまだ着ているものもあった。
(高校時代の服は、さすがに無い・・・たぶん)

靴は、安ものを買うためか、割とよく壊れる。
かかとからすり減るのは、私の靴の宿命だが、
つま先が剥がれたり、横から穴が空いたりする。
仕事でお客様先に行くのは、それをはいていけないので、庭仕事の靴にしたり、
泣く泣く捨てる。
庭先に、お外で履けない靴が、何足も並んでいたりすることもある。

自転車乗りで使うレーサーシューズは、ボロボロだが、ずっと使い続けている。
自転車乗りの時には、力がかかるのはつま先だけなので、かかとがすり減っていても、
外見がボロボロであっても、あまり気にしない。
ただ、あまりにもひどいので、もう一足買ったのだが、サイズが0.3cm小さくて、
少し窮屈なので、交換する気が起きない。。
(貧乏人の安物買いだ)

そう言えば、メガネがボロボロな話も先日書いたな。
いかんいかん、老人性健忘性が表れている。
もうしわけない。


もうひとつ、
プライベートのスマートフォンは、2017年から使っている。
かった時も1万ぐらいだったので、廉価版である。
もちろん、キャリアグレードのスマートフォンと契約プラン。
毎月の費用も3000円ぐらいなので、ほとんどライトユーザだ。
一か月の利用が0.5GByteぐらい(WiFi除く)だ。
おうちでWiFi使うから、外でのデータ量の消費が少ない。

そもそも、ほとんどスマフォを使っていない。
電車の中でも本を読む。
家にいる時もPCやTV等だ。
スマフォに命を預けられないというわけではないが、そういう文化で生きてこなかった。
からなかな?
外出すると、みなさん、外の景色を見ず、スマートフォンばかり見ている。
おいおい、みんな、顔を上げて周りを見ようよ!と
余計なおせっかいに思うのである。

スマートフォンはあまり使わないが、
インストールしているアプリは、
LINEと自転車走行の記録(Ranstatic)とモンベルの買い物AP,
あとはドコモポイント等のスマフォ関連ぐらいである。

それなのに、本体の容量が既に足りない、、
動作が遅くなったり、フリーズするのはそのためかもしれない。
調べて見ると、16GBの容量があるのに、8GBがシステムアプリで使っている。
写真とか音楽とかは、外付けSDに格納されているので、
本体には、LINEやRanstaticのデータだけなのだが、
95%以上使っている。。。
ネチネチとファイルを削っているが、、、、消す稼働が惜しくなってきた。

仕方なく、
ネットでぽちっと、2万のスマフォを購入した。
購入時間はモノの5分程度。
契約プランなども得に吟味せず、安そうなもので選択。
ドコモショップに行かなくてもこんな短時間で買えるんだ。
ありがたいし、全部ポイントで購入出来た。
しかも、2日後に届くらしい。(そんなに早くなくていいのに)
いや、便利な世の中だ。
(もしかして、このブログは、ドコモのネット購入を促進するための内容か???)
(いや、ドコモの回し者ではない、そのものだ・・・)

ただ、
ほとんど使わないスマフォでも、2万で更改する必要があるだろうか?
まぁ、良いか。
そうだ、そうだ、空き容量を広げる作業がうっとおしいんだった。
LINEは、次女からのメッセージと、大学同期、中学同級生からのメッセージしかない。
でも、大切に保存してあるので、消したくない。
(でも、何となく、機種変更で消えちゃう予感はする)

まぁ、そうなったら、それで諦めよう。
家に保存してある、多くのモノが、無くなったら諦めるものばかりだ。
ただ、自分から捨てられない。
そんなところだろう。

ま、断捨離は、時々、気分転換でしないとなぁ。と。
230517.jpg
東京湾フェリーから見た房総半島

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雨が降る週末に [近況]

週末の雨は本当に残念でならない。
まったくもって、誰のせいでもない、しいて言うならば、神様のせいだ?と思うのだが、
神様も、何か意図があって雨にしているのではあるまいに。。

と、言いながらも、GW明けの一週間は、図らずも激務だったので、
土曜日の朝からの雨は、
「今日は運動しなくていいんだ…」という、安心感を与えてくれる。
そんな風に思うならば、走らなくていいんだよ。
ゆっくり寝ていてもいいんだよ。
と、
思わないことも無いが、
去年の春~年末にかけて、早朝ランニングの回数がぐっと減ったのは、
「疲れているから、走りに行かなくても良い」
という、自分に対する許可が、自分を過度に甘やかしたのだと思うのである。
だから、
自分の意思だけではダメで、
何かルールを作って、それによりかからないと、
自分を見失う。

って、思うんだよね。
(ストイックだよな、と、自己惚れする)

そんな馬鹿な話はおいといて、、、
土曜日は、たっぷり時間があるので、ゆっくりと過ごす事にした。
起きてちょっとだけ仕事をしてから、床屋に行く。
休日の床屋は混んでいる。
みんな、平日にはいけないからね。
そう思うと、サービス業って、平日じゃなくて休日が忙しいよね。
副業の時代だから、
休日にサービス業をお手伝いする方が、生産的だよなと思ったりもする。
ただ、
床屋は、私はなれない。
髪型なんてどうでもいいと思っている人種だし、
そもそも手先が器用ではない。
さらに、はさみの使い方がヘタだから、
髪を引っ張ったり、肌を刺してしまったりと、
トラブルになるのが明白だ。
今日の床屋さんの若い美容師さんに何度も髪を引っ張られたけど、あんな比じゃないだろう。
特に、小さくて肌が敏感な子供なら苦痛で泣き出してしまうに違いない。
(自分が小さい時、そうだったから)

話は戻るが、10時開店の床屋に11時半に行ったら、当然のように混んでいた。
かろうじて、待つ席(椅子)があり、1時間ほど待って、数分のカットで店を出た。
時間がふんだんに無いとあんなにゆっくり待てなかっただろうなと思われる。
待っている間、
スマフォに格納してある映画を見た。
プロジェクトA ジャッキーチェンの主演の出世作である。
もう40年も前の作品になるが、今見ていても面白い。
オーバリアクションなコメディであるが、
真面目な作品ではないという安心感もあり、存分に楽しめる。

そう言えば、床屋は3か月ぶりぐらいかもしれない。
リモート会議で、自分の髪が、あちこち跳ね上がっていて、
かなりかっこ悪かったが、(地顔が悪いせいもあるが)
スッキリすると男前である(いうだけは只である)

その足で図書館に行き、本を借りる。
石田衣良と東野圭吾を返却し、村上春樹を4冊借りてきた。
私も、トレンディーな文化をふれるセンスある人間に違いない。
(と、勘違いしておこう)

家には、読みたい歴史小説が山積みになっている。
これらは、、いつ読めるのだろうか?
いったん、図書館のサイクルを中止しないと、読む機会が無い。
(いや、自分で容易にコントロールできるじゃないか…)

帰りに、スーパーに寄って食材を買い、
背中に背負って家に帰る。
妻は食事を作らないし、
買い物もあまりしてこない。
(なのに、クレジットカードは、スーパーでバンバン使われている。。。どこで使っているのだろう?)
私が買ってきた食材は、基本は私が食べるのだが、
(単価の安い、いつも決まったものばかりなので)
口を利かない長女が次々に消費しているようだ。
特に、
バナナ
の需要が高い。
バナナは、他の食材同様、高騰しているのだが、
ランニングや自転車に乗る時には必須のエネルギー源なので買いこまないといけないのだが、
バナナの皮だけがゴミ箱に増えていき、私の分が無い時が多い。
「くうなよ」
と、けち臭いことを言っては、一家の主としての権威が無くなるので
(いや、とうの昔に、そんなものは無いのだが)
バナナだけは大量に購入しているのである。
・・・
そんな、バナナといいながら。
(これがいいたいだけか?)

床屋に行ったり、図書館に行ったり、スーパーに行っている間も、
雨が降ったり止んだりを繰り返していたが、
夕方、家に戻ると、しばらく雨が降りそうに無い。

忙しく動き回らなかったということもあるだろうが、体力も回復してきたので、
夕方にランニングに出かける。
雨上がりの夕方のランニング。
気持ちよかった。


夜に雨が降っていたようだが、
翌日は雨も上がり、曇天ではあるが、道路も乾いている。
天気予報も見ると、17時まで雨が降らないと言っている。
ならば行くか、、、と自転車に乗る。
GW最終日も雨だったから、1週間ぶりの自転車である。
「やっぱり、自転車はさいこうーだな!」
と、日差しも無く、風も無い道を、ルンルンと走っていると、
突然、
ぽつぽつ・・・ザーーーーー
と、豪雨に見舞われる。
おかしい、、17時まで降らないって言っていたじゃないか。。。。

あまりの集中豪雨のため、
どこかのマンションの軒下に避難して、スマフォを見ると、
5分で雨が上がると言っている。
まじか、、この雨が上がるのか?と思ったら、
本当に5分で雨が上がった。

気候変動も恐ろしいことながら、
それがスマフォでわかる、、、という、恐ろしい文化。
(でも、1時間前には予測が出来ない)
難しい文化だよな。

5分間、ゆっくりと休憩して、再び走り出す。
若者のように早くは走れないが、
天候が悪いせいか、誰かを抜くことも抜かれることも無く、
マイペースで三浦半島を一周する。

途中のコンビニで、いつものようにおにぎりとパンを買う予定だったが、
12時のコンビニなのに、
どういうことか、おにぎりはすべて売り切れ、
パンも何個か残っていただけであった。
物流が止まってしまったのだろうか?
戦争などになったら、こんな事態が起きるのだろうか?
と、不安になりながら、残ったパンをありがたくいただく。

家まで、いつものコースを走る。
特に面白いこともおかしいことも何もない。
鎌倉~江ノ島は、海岸線沿いを真西に進む。
スラムダンクで有名な?観光スポットがあるのだが、
東風を受けて時速40kmで走れたのは、気持ちよかった。
沢山の観光客がスマフォ写真を撮っているので、
どこかの誰かのスマフォに私が写っているに違いない。。。
(迷惑なチャリダーである)

家まであと、10kmというところで、
また、雨がぽつぽつと降ってきた。
ショートコースで家にまっすぐ帰れば、雨の被害は抑えられるのだが、
どうせ雨だし、、、と、雨の中を突き進む。
別に誰から褒められるわけでもなく、そのコースが素晴らしいわけでもない、
単に「いつものコース」を走るだけである。
こういうのは、「ジジイ特性」で、変化を嫌う習性だろう。
変化は進化だ!
いつもと一緒じゃだめだ!
と、自分を叱咤激励しながら(?)
いつものコースを走り、雨でずぶぬれになって家にたどり着く。

家に着いたら、
消費した以上のカロリーを取り、
暖かいコーヒーを飲みながら、映画を見る。
ああ、
これが幸せじゃないだろうか。。
230514.jpg
晴れた日の三浦半島、対岸に見えるのは房総半島。

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GW終わる [近況]

何と気がつけば、5月はブログばかり書いているじゃないか。。
小さい頃から、日記は毎日ちゃんと書いていたので(いい子でした)
習慣になったら書き続けてしまう。
ただ、
のんべんダラリと書いていても、世界2000万のブログリーダーに申し訳ないな。
・・・
いやいや、そもそも、自分の為に書いているので、お許しください。
(誰に謝っているのだ?)

GWは、、、キャンプに行ったり、次女と食事に行った以外は、
ほぼ自転車生活だった。
疲れた。
お尻も痛い。
だが、GW最終日の明日は、目出たくも”雨”の天気予報である。
最終日に、疲れた体をやすめるには、良い一日じゃないだろうか。

今日は、西日本はあいにくの天気で、
そして、石川県の能登地方は、昨日、震度6の地震に見舞われた。
おそらく、私の富山にいる友人は、少し離れていることから、
無事に違いないと勝手に思っているが、
珠洲地区では家屋の倒壊などもあったようで規模は大きかったようだ。
ただ、能登半島は意外と広いので、金沢市とか富山までは大きな被害は無いとのニュースだった。
たしか、能登地区に仕事で行ったときに
「イオンまで70km」とかの看板を見た記憶がうっすらある。
能登半島、、大きい。

話がそれたが、
5月6日の土曜日、西日本雨らしいが、関東は晴れている。
自転車で走りに行ける最終チャンスだ。
ただ、
ニュースを見ていると、「風が強い」らしく、調べて見ると風速10m/secの風が吹いているらしい。
・・・
自転車は、「風に乗って走る」乗り物だと思っている。
特にロードバイクは、風を捉えて走るところに、
楽しみの極みがあるのだ。
そういう意味では、風速と風向きは重要だ。
強風の中を走っていても、何にも楽しくないのだ。
風速7m以上だと、自転車乗りを断念していい!と自分の中のルールで決めているから、
自転車に乗らなくてよいのだが、
GW最後のチャンス、、何とかして乗りたい。
という葛藤もあり、
「湘南の防風林の松林に囲まれた国道を走って、そのあと、山の中に入れば風の影響を受けないだろう」
という、推測と憶測と期待を込めて、家から西に向かって走りに行くことにする。

夜から朝にかけて、
家をたたきつける風が強い。
我が家は海抜65mの高台に建っているので、
風のあたりが強い。
いつか、台風か強風で家が崩壊するんじゃないかと思うのだが、
時々、家をたたきつける風におびえながら暮らしている。
そんな風に起こされて、
やっぱり走りに行くのをやめようかな、、、と日和ながらも
他にすることもないし。
と、
自転車にまたがり、西を目指す。

GWの後半だが、この天気なので、人は多くない。
そして、
自転車乗りも、理性的な人が多いのだろう、多くは無かった。
多くは無いのだが、
時々襲ってくる逆風に苦しみながら、走っていると、
すーーーーーーーと、私を抜かしていく人がいる。
凄いなー、この逆風の中でも、走っているんだと、、、と見れば、
なんと、髪の毛を束ねているのがヘルメットからはみ出している。
男性でもそういう人はいるのだが、
今日は女性ライダーだった。
逆風でも負けじと走っている。
力むことも無く、あわてることも無く、、
「プロの方ですか?」
と思うような冷静な走りであった。

ただ、
気まずいことに、信号で止まっている(いや、当たり前なんだけど)
せっかく良いスピードで追していたのに、私が追いついてしまう。
あまり、女性ライダーに近づいたり、後ろを追っかけて走るのは気が引ける。
(ストーカーではありません)
そして、信号から走り始めると、最初は同じぐらいのスピードだが、
その女性ライダーは、私のスピードよりもさらに加速してだんだん遠くなる。
ところが、
次の信号で赤になって止まっている。
私を待ってくれているのだろうか、、と思うぐらいに信号で止まってしまう。
(ストーカーではありません)
私がむきになって追いかけているわけでも、
彼女が逃げようとしているわけでも、待ってくれているわけでもないのだが、
かれこれ江ノ島~平塚の防風林に囲まれた国道を約15km追走し続けた。
(ストーカーではありません)

しかし、彼女は早かったな。
初速はそんなじゃないが、トップスピードまで徐々に加速し、スピードがひるむこともが無い。
後ろ姿しか見えないが、
そもそも逆風の中を一人きりで走り続けるのは、ただモノじゃない感が半端なかった。

そこから、一人北上し、山道を走る。
まさか、GWに3回も林道に入る道をえらぶとは、、、思わなんだ。
北上すれば、強烈な南風で、上り坂もスーイスイ。。。
という、希望は外れて、自分の脚でちゃんと走る。
世の中、そんなにうまくは出来ていなかった。
(山道はまっすぐではないのと、風は西南西に変わっていた)

今度は途中で、ノッポなふらっとハンドルの外国人が
のそっと出てきて、バビューンと追い抜いて行った。
こちらはロードバイクで、ビンディングなので早いはずなのだが、
あんなに何の装備もしていないヒョロッとした外国人に抜かれるとは、、、
と、思わないことも無いが、
「連日の疲れ」のせいにして、ゆっくりと走る。
そう、5/2から5日連続で自転車乗りだ。
お尻も痛いし、足の筋肉の間に疲労がたまっていて瞬発力が出せない。
・・・
というのは、言い訳で、
疲れていようが、疲れていまいが、若い人にはかなわない。
それだけだ。

宮ヶ瀬湖に着くと、
湖面が綺麗に見渡せる。
230506_1.jpg
山と海と空!
この絶妙な自然の美しさのバランスは最高だよなと、
ちらっと見て、写真を撮っただけで、また山の中を走りつづける。
今日も、裏ヤビツ峠だ。

何度も繰り返して、くどくて申し訳ないが、
天気が悪くなるし、風が強いので、いつもよりも自転車乗りが少ない。
登山口の駐車されている車も、ほとんどいなかった。

自然を楽しみながらも、
暇なので歌を口ずさむのだが、
先日見た「ボヘミアンラブソティ」に出てきた歌のフレーズを歌う。
が、
Queenの歌は、ほとんど知らない。
映画のシーンの歌だけだ。
ただ、
不思議な事に、頭の中で、何度も何度もリピートしている。
・・・
影響力が大きいのだろうなと。

「ボヘミアンラブソティ」に出てくる、フレディー・マーキュリー
音楽の天才でもあり、音楽にかける情熱は半端ない。
そんな姿が描かれていた。
私が彼の名前を認知したのは、彼が亡くなった後だったので、
この映画をみるまで、ほとんど興味が無かったと言っていい。
この映画を見た、私よりも年配の人たちが、
「昔をほうふつされる。完成度の高い映画」と評価していたが、
昔を知らない私でも、感動できる映画だった。

ただ、
当時はLGBTとかの認知が無く、どちらかというと差別されていた時代だから、
私を含む多くの人が、それを見ないように、直視せず、あえて見ていないように、
認識していないようにふるまって生きていたのだと思う。

ちょうと、今、私が読んでいる東野圭吾氏の本、
「片想い」
という作品も、LGBTの作品である。
読んでいて、どっちが男でどっちが女か分からなくなる。
(そして、読んでいる途中で、深い眠りに入れる本でもある)

こういう問題・課題は、直視することなく生きてきた。
身の回りにはいないと思うのだが、
AB型の血液の存在比と同じぐらいだと言われている。
ひそかに、そんな人もいるのだろう。。

まぁ、もっとも、
人生ひとそれぞれ!という時代になった。
私のように、休日ひたすら自転車にのり、
平日ひたすら仕事をする。
そんな人の存在も認めてくれる時代ならば、
それぞれ自分が行きたいように生きればいいじゃないか。
と、
思うようになる。

そんなことをいろいろ考えながら、
ヤビツ峠に到着する。
230506_2.jpg
いつもの半分ぐらいの混雑度であるが、
この強風の中を登ってくる強者は多かった。
(すごいなー)
そして、
その坂道、、、私は登れない南からの坂道を下ると、
スピードメータは時速71kmを記録していた。
(転んだら死にます)

海岸沿いの国道まで出て、
東に向かって走る。
今度こそ、西南西の風に背中を押されて、快適なスピードで走ると思ったが、
防風林は、しっかりと風を遮断してくれていました。
(ざんねーん)

疲れ果てて家に帰って、
餅とかバナナとかお菓子とか、、カロリー多過と言えるほど接種しているが、
たぶん、それでも自転車の消費カロリーはそれ以上だろう。
安心してパクパク食べれるのである。

明日は雨なので、家でおとなしく、、、
仕事の準備でもしよう。
4/29からのGWで、
自転車乗りを6日で909kmも走った。
十分満足だ。
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ランチと林道 [近況]

湾イチ、、、東京湾一周を走ったから、
GWのイベントは、これで十分だ。。
となると、
ちょっとさみしい気がする。

ところが、他に何かすることがあるのか?
・・・
無い。
無いのだ。
自転車で、、走って、走って、走りまくる。。。
私にはそれしかない。

ストイックとか、
孤独の戦いだかとか、
そういうのと違う。
単に、それしかないので、自転車で走っているだけである。
単純な、
実に単純な人生である。

歴史とか歴史小説とかが好きなので、
偉大な人の生涯を、過去の偉人の生涯を読み解くと、
幸せなままで人生が終わったりすることはあまりない。
栄枯盛衰、諸行無常?
ピークを迎えた人は、必ずと言っていいほど転げ落ちる。

そんな世界の偉人でない私が、
何かを成し遂げるともなく、
偉大な事をやることも無く、
GWに
ひたすら自転車に乗る。
それだけだ・・

それで十分じゃないだろうか。

(なんだ、今日のブログは…?)

人生に心残りがあるとすると、子供たちともっと外出したい。
そんなところだろうか。
ただ、GWはどこに行っても渋滞で混雑だ。
そんなところに行って、神経をピリピリさせて疲弊するぐらいならば行かない方がいい。
やはり、
GWは孤独に自転車に乗るのに限る。

ということで、
東京湾一周の旅の翌日も、三浦半島の旅に出た。
疲れが少しずつ出てきたが、
体をやすめているよりも、少し運動した方が良いようだ。
リハビリも兼ねて、ゆっくりと一周して家に戻る。

戻って、次女にご飯食べに行かないか?と声をかけると、
珍しく、行ってもいいという。
GWに、どこにも行かずに、ずっとパジャマ姿で家にいるので、
飽きているのは事実だ。
しかし、
大学2年生、、、花の大学2年生、、友達と、遊んでください。。。
と、切に願う。
ただ、
それを直言するのは、憚られる。気分を害してしまうだろう。
ご飯も一緒に行ってくれなくなる。
御機嫌を損ねぬように、彼女の命ずるがままに車を走らせる。
(こういう時は、車なんだな。。。)

15時のランチは、GWと言えども空いていた。
辿り着いたのは、隣の駅の駅前の喫茶店だった。
230505_2.jpg
ただ、、、ランチなのに高かった。
こじゃれた喫茶店で、井之頭五郎(松重豊)が入るようなレストランだった。

たぶん、この次は、半年後なので、高いとか言ってはいけない。
御機嫌を損ねては、イケないのだ。
(ああ、こうやって箱入り娘が製造される・・・のだな)

ご機嫌状態のまま、
近くの”堤防”に連れ出した。
埋め立て地の工場地帯が広がるこの土地で、
2019年の台風の被害によって、防波堤が破壊され、
工場地区が広域で水害が発生したのだが、
その後、4年かけて防波堤が改良・構築されて、
さらに防波堤の上から、釣り人が釣りができるようになったという、
行政なのに、災害対策なのに、気が利いた事をするもんだなぁ。。。ということで
見に行ったのである。
(余計な事を言わなくても…)
230505_1.jpg
防波堤から、昨日走った千葉が良く見えた。
その千葉から左手、、、北側を一生懸命見たけど、陸地続きでは見られず、
海が広がっていた。
地球は丸かった。

多くの釣り客が、防波堤から竿を出して、魚釣りをしていた。
良いねぇ、、、と言いながらも、
たった5分でその場を後にして、買い物経由で家に帰る。
次女との行動時間はとても短くてタンパクだけど、
普段は食事も一緒に取らないので、
こういう事が無いと、会話しないのである。

単価が高いけど、貴重な体験だった。
余は満足である。
いつ亡くなっても心残りは無い。


翌日も、
朝から自転車に乗る。
海沿いばかり走ったので、
神奈川県の大山神社に向かって走る。
途中からは「関係者以外立ち入り禁止」という
阿夫利林道や浅間林道を、
何のためらいも無く走っていった。
静かだった。
静寂に包まれる、、、とはあのことだろう。
(ただし、、、耳鳴りは鳴り響く)
木の香りも高く、非常に気持ちが良かった。
北陸で単身赴任していたころならば、当たり前の大自然が、
神奈川では貴重で希少な宝物なのである。

林道を走り終わり、
江ノ島や鎌倉を抜けて家に帰るが、
観光客でごった返していた。
そして、
いろんな危険は、自然ではなくて、人が多いところにあるんだなぁと
身をもって体験する。

さて、
GWあと2日。
仕事は全くしていない、、社会復帰できるのだろうか?

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湾イチー2023GW [近況]

東京湾一周
初めて実施したときには、不安と恐怖と楽しみでドキドキ感がいっぱいだった。
今は、
「年に1回は実施したい」
という、ノルマに近い形になり、
走りに行くのが億劫であり、負担である。

東京湾一周をするためには、久里浜~金谷港の間のフェリーに乗らないといけない。
そして、12時間近くかかる旅になるので、
朝早く走りはじめないと暗くなってしまう。
12時間走るから、、、春分の日と秋分の日の間で走らないと危険である。
等と、、いろいろな制約があるから、
朝5時に家を出発しないといけない。
とすると、
前日の夜は、夜8時には寝ていたい。
さらに、体力は温存していないといけないし、
長距離を走れる体作り、気持ち作りもしておかないといけない。

と、
やることが意外といっぱいあるので、
「東京湾一周走るぞ!」と思っていても、
前夜、チャンと眠れなかったり、寝るのが遅かったり、体力に不安がある場合、
見送ってきたことが沢山あった。
そして、それが心の負荷になり、
何となく「走るのやだなー」という気持ちだけ募っていたのだが、、
キャンプに行ってしまったので、GWの走行距離が足りない。
という要因も重なり、
東京湾一周の旅に出ることにした。

前置きが長いな。。。
朝、4:30に目覚ましが鳴る。
子供たちが前夜、3時ごろまで起きていたので、
ようやく静かになったところなのだが、ゴソゴソと起きてくる。
雨戸をあけると、すでに明るくなっている。
寒さも厳しくない。。
寝不足以外は、何の支障も無い。
行くしかない、いや、行くのだ!

しっかりと朝ごはんを食べて、朝5時に走り出す。
風もぜんぜん強くないので、好調だ。
ただ、
いつもよりも、自動車も多いし、早朝の街に人影も多い。。。
GW初日だから、みんな積極的に行動しているのだ。
・・・
これは誤算だった。

フェリー乗り場には、出航の20分以上前に着いたが、
フェリー乗り場のおじさんから「早く券を買って、2階から上がって」と指示される。
GW初日なので、乗客が非常に多く、車も沢山スタンバイしていた。
20分でフェリーの1階も2階も車が満杯だったが、
それでも始発のフェリーに乗りきれず、港に残された車がいたらしい。
自転車も後になったら、次便に回されたようだ。
早め早めの行動をしておいてよかった。

230503_2.jpg
フェリーの旅は40分もかからないのだが、
体を休め、景色を楽しむには良い船旅だ。
穏やかで波がほとんど立たない東京湾は、北にも南も、ずっと平坦な海面が広がっていて綺麗だった。

フェリーが金谷港に着くと、
20台近くの自転車も、北に、南に散っていく。
北に行くのは、私と同じように、東京湾一周の旅に出る人だろう。
今までは抜かれることは無かったのだが、
今日は2人の猛者がドピューンと抜いて行った。
ただ、200kmの旅だ、追いかけて行っても仕方がない。
マイペース、あくまでマイペースである。

東京湾の真ん中に富津岬というところがある。
そこ以外は、立ち寄らないのだが、ここだけは毎回立ち寄る。
そして、
是非皆さんもこの20mの展望台に立って、景色を楽しんでもらいたい。
北はアクアライン、みなとみらい、木更津、
南は三浦半島、房総半島、
西に富士山も見ることができる絶景である。
230503_3.jpg
ここに朝8時までに辿り着けば、御の字である。
と言っても、家からはまだ50kmしか走っていない。
あと、4倍、、、ひたすら千葉県の湾岸を北上していく。

おそらく平日は、トラックやダンプが激しく往来するだろう工業地帯。
休日は、広い道で静かなものだ。朝早いので安全でもある。
もちろん、木更津よりも北は、休日でも混雑していくるので、
県道270号線や、県道24号線などの、ひたすら真っ直ぐで交通量の少ない道をひた走る。
飽きてくるし、お尻も痛いが、忍耐との戦いだ。

千葉市からは、方向を転じて西に向かう。
幕張のあたりまでは、海岸線の綺麗な広い道を走れるのでご機嫌だが、
その先の船橋、市川市の国道357号線を走るのは命がけである。
出来ればこの道は避けたいのだが、他のまっすぐな迷わない道を知らない。。
浦安から皇居までは、葛西橋通りなのだろうか、、、ひたすら直進出来る。
道に迷うことは無い。
時々、橋を越えるのに、歩道側を走らないといけない所があるが、楽勝である。

皇居から自宅までは、、、、国道15号線を使う。
ここは、何も迷う事も無く、目をつむってでも走れる道路だ。
ただ、
交通量と信号が多く、ストップ&ゴーの繰り返しだ。
そして、今回も、並走する自転車乗りから戦いを挑まれる。?
いや、こっちはすでに150km走っているんだよ・・・というのに、
「おじちゃん、あんたはこの程度のスピードではしれないの?」
という挑発があるので、ついつい、走ってしまうのである。
・・・
そして、割とすぐに、体力の限界が来て、千切れてしまうのだが。。。

まぁ、安全第一である。
230503_1.jpg
朝5時に走り始めて、16時に家に着いた。行程の時間は11時間ちょっと。
スピードメータによると、8時間半走っていたらしい。
今日は208km、平均時速24.5km/h
スマフォによれば、207kmで6796kcal消費したようだ。スマフォの平均時速は21.6km/h

今回は、コンビニ休憩は1回のみ。
家から菓子パンとバナナ1本を持って行ったので、公園で休憩したからだ。
2回の休憩で208km走ったのは、、、、
走り込みがたりなかったのか、、どうか。

まぁ、これからも、のんびり走るかな。

今は、まだ気が張っているので、疲れは来ていないが、
明日にはボロボロなんだろうなと。

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GWに歯医者に行く [近況]

ランニングをしていたら、
平坦なアスファルトの上だったにもかかわらず転倒して、
顎から大量出血したのは2月頃の話だと思う。
顎の出血は、表面上であったが、
ボクシングのアッパーパンチをされたかのように、歯茎にもかなりの衝撃を受けた。
そして、その1か月後、
歯が欠けた。
おそらく、衝撃で緩み、虫歯の侵攻も重なり、ボロボロに砕けたのだと思う。

在宅勤務の良さを活かして、昼休みに近所の歯医者に通ったのだが、
なかなか治療が進まない。
削っては、薬をつけて、を繰り返し、
いつになったら、歯をいれてくれるんだろうと、
約2か月が経ち、ようやく本日、歯を入れていただいた。

昔、差し歯をしてもらった時には、
歯と歯が押し合って、微妙な感じになり、
最後は頭痛につながるようなことがあったので、
今回もそんな違和感があるか心配だが、
丁寧に歯を入れていただいたおかげか、ちょうど良い感じである。
あとは、時間経過でどうなるかなと。

いや、そんな歯の治療のブログではない。
原因と結果、
長い時間の経過と変化、
いろいろな要因が複雑に絡み合っている。
そんなことを言いたかった、、、
に違いない。

ゴールデンウイークは、自転車で走り倒したいが、
キャンプに誘って頂いたり、
天気が悪かったりするので、そんなに自転車に乗れない見込みだ。
9連休なので、900kmぐらい走ってもいいのだが、
4日経過した時点で、300kmしか走っていないから、
たぶん、900kmには達成しない。

ただ、自転車で走った日は、2日で300kmなので、
ゆっくり、ゆっくりとしたペースながら、
長距離を走れているのである。

そんな状況なので、
明日は東京湾一周の旅に出ようと思うのである。
朝、4時半に起きて、6時20分のフェリーに乗りに行く。
これにちゃんと乗れるかどうかが、
明日の東京湾一周の旅の最初の関門である。

今は、5月2日の20時である。
お腹が空いているし、すでに眠い。
家族は誰もいないので、このままご飯を食べて寝てしまうのだが、
起こされないかどうかも、ポイントだ。

どうしてもう眠いのか?
今日も、自転車でいっぱい走ってきて、そしてそのあとに歯医者に行ったからである。
今日も、1日、ずっと走れる状態だったから、
ヤビツ峠に走りに行った。
またである。1週間ぶりである。
そして、
先週よりも、軽やかに登れたし、暖かかったので寒さで凍えることも無かった。
230502_1.jpg
富士山も綺麗に見えたし、相模湾も真鶴半島から三浦半島まで見渡せた。
多くのチャリダーが、一所懸命に走っていて、ほほえましかったし、
私より年配のライダーが、私を抜いて軽やかに登って行った。
いやぁ、、すごいなぁ、、というか、いろいろな人がいて楽しかった。

こんなに遊んでいていいのかしら?
良いんだ。
またGWが終わったら、アイドル並みのスケジュールで、仕事をこなしていくのだろう。
そして、
そのほとんどの仕事が、
あまり意味が無い、会社のための会社の仕事、上司のための上司の仕事、
どこかの誰かの自己満足のための仕事なんだろうなと思われる。

なので、
水に潜る前に、深呼吸をするかのごとく、
GWは目いっぱい、リフレッシュして、人間のキャパを大きくして、
かつ、空っぽにしておくんだろうね。

たぶん。
230502_2.jpg
夕日も見れたし、良い一日だった。

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キャンプに行く [近況]

GW前の1週間は、本当に忙しかった。
仕事である。
どうして忙しいか、良く分からない状態なのに、いそがしいというのは、
本当に忙しいということだと思う。
1回のミーティングは30分刻みであるが、
勤務時間が全て打ち合わせで埋まっている。
ある一日は、朝8時からミーティングが始まり、夜の22時半まで打ち合わせだった。
そんなに1日中、効率が良く業務が出来ると思うだろか?
いや、Noである!
集中力がそんなに続くはずがない。
どうでもいい業務時間や、ただWebミーティングを聞いているだけ、
メールを読んで返信するために全く集中していない時間もある。
そんなテキトウなことをやっていて、
ちゃんとアウトプットが出せるか?
いや、Noである!
ぜんぜん求められるアウトプットが出せないまま、仕事が雪だるま式にたまり
ますます効率が下がる。

これに、さらに通勤の心労が重なれば、
ストレスで倒れてしまっただろうが、
在宅勤務をフル活用して、気に行った書斎で、
好きなタイミングでコーヒーを飲み、おやつを食べて頑張っている。。。
そうやってバランスを取っているのだろう思うのである。

なんとか、1週間、懸命に業務をこなし、
GWを迎えた。
GW,,,5/1-2に年休を取るので、9連休である。
初日は、自転車で走れた。

2日目は、雨なので走れないのだが、、
昔の会社の仲間に誘われて、キャンプに行ってきた。
キャンプ?
いやいや、驚くなかれ、
会社の仲間と?
そう、
私は会社の友人は、ほぼ皆無と言っていい。
(寂しいな)
しかも、今の部署の仲間ではない。。
4年ぐらい前のチームメートであるが、
キャンプ仲間が5/1仕事が入り、欠員になったので誘われたようだ。
(いや、、、そうだとしても、そっとしておこう)
今までは、誘われてたとしても、行かなかったのだが、
(だから、友達がいなかったのか)
(いや、友達がいなかったから、誘われなかったのかもしれない)
なぜか、「行くわ」と、回答していた。
ところが、いよいよその日が近づいてくると、気が進まない。
せっかく誘ってもらったのに、気が進まないというのが、申し訳ないが、
やはり、
普段とは違う事
をするのが、億劫だったのだ。
こうして、年を取ってしまうのだろう。
その反抗心もあって、行こうと思ったのだろうか?
(よく分からない)

電車を乗り継いで、3時間。。
今のすみかよりも、長野の実家に近いキャンプ場に行く。
電車の中で、長編の本を読んでいたのだが、
往復する間に読み切れた。
遠かった。。

友達と、自然の中でバーベキュー。。。
流行りでオシャレではないか。。
が、
30年前とは状況はかなり異なっていた。

友人たちは、車に満杯されている
キャンプ用品を、次から次に取り出して、
テントとかコンロとかランタンとか椅子とか、、、
いろいろな便利なものを効率よく取り出して、並べていく。
そして、
次々に料理を作り、酒を注いでくれて、
酒が飲めない私には、コーヒーやジュースを継いでくれる。
キャンプ場で何もできず、
ただ茫然と立ちつくす私は、役立たずという形容以外、
何と名付けるのだろう。。
230501_1.jpg
私が一番年長なので、気を使ってくれたのだろうが、
とても、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
230501_2.jpg
何も出来ないので、子供たちと遊ぶ役を仰せつかる。
体力だけはあるのから。。。

ところが、
追いかけっこで、中学校1年の女の子に追いつけない。。
かなり全力疾走したが、瞬発力がすでに負けている。。
こんなものなのかもしれないが、ちょっと残念だ。

たき火を見ながら、
そんなに盛り上がる話も積極的にすることも無く
ボーーーっとしながら、夜が更けていく。
こんなのでいいか?と思うのだが、
キャンパーの友人は
「こうしてまったりする時間を過ごすのがキャンプです」
といってくれたので、そのご厚意に身を委ねる。


春のキャンプは、子供が小さい時に、1回行ったことがあるが、
朝がメチャメチャ寒くて朝がつらかった記憶がある。
寒くて寝不足で、翌日がボロボロだった。
今回もそうかなぁ、、と
燃える炎を見ながら、寒くなる夜に小さな不安を覚える。

しかし、、キャンプ用品は、発展している。
そして、車で運べるので、かさばる小物も沢山持ってきてくれていた。
ふかふかのマット(銀マットじゃない)
寝袋の上からかける毛布。。。(シェラフカバーでもない)
さらに、
大型バッテリーや、電気毛布まである。。
(なんだこりゃぁ・・・)

コンロも3つも4つもある。
明かりも7つも持ってきたらしい。
なんて快適なテント泊だっただろうか。。。

朝までぐっすりと眠ることが出来た。
快適だった。
もしかしたら、自分の家の寝具よりも快適だったかもしれない。。
(いや、それはいろんな意味で困ったぞ)

キャンプしても、
大人の方は、環境や自然はあまり興味が無いらしい。
川で遊んだり、木に登ったり、、、は、大人はしないが、、、
酒を飲み、肉を食べるだけではなく、自然を楽しん欲しいなぁと思うのだけど、
子供の世話をしたり、食事を作ったり、テントを作ったり、
片付けたり、、、と、忙しくて、
それどころではないようだ。
大人人でボーっとした旅をしたら、そんなことも出来るのだろうが。

しかし、
大きくなってしまった我が子を見ると
(わが子は小さい頃は受験戦争、そして、今は口もきいてくれない)
身を削って、キャンプに連れ出すのは、正解だと思う。
やっとけばよかった事例の一つですな。

230501_3.jpg
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