一点集中

さて今日は、、、いろんなことをバラバラ。。めちゃめちゃに書くので、
多くの人は読まない事（被害者にならぬこと）を望んでやまぬ。

人間の能力は、、、
（なんよ、いきなり大きな話か？）
有限だと思う。
あれこれ何でもできる万能な人はいない。
レオナルドダビンチのように、科学も出来て絵も描けて、、等の人もいる。
いるが、
やはり、よっぽど限られた人だろうな。

私は、当然、万能ではない。
どころか、弱点ばかりだ。
ただ、
これは、多くの人がそうであるように、
人間として当たり前だと思うので、卑下することは無い。

体力はややある方だ。
トップランナーにはならないが、自転車のレースなど出ても、
真ん中より上、トップ集団より下、そんな感じだ。
ただ、短距離はめちゃめちゃ遅かった。
なんでこんなに足が遅いのか分からない。
長距離はかなり上の方だが、
短距離は、ビリか、ブービーだった。

学力も似たような感じか。
帝大に行くほど賢くない。
ただ、特定の問題は良く解ける。
一方で、英語とか国語とかの語学類はとても苦手だった。
言わなくても、このブログを見ればわかってもらえるだろう。

良いところもあれば、悪いところもある。
平均したら、みんなそんなに変わらないのじゃないか。
そう思いたい。


三国志のゲームで遊んでいた時に、
自分の創作した武将を登場させることが出来るものがあった。
初期値は平均値で、残りの数ポイントを自由に設定できるようになる。
武力、知力、統率力、人望・・・だったかな？
に振り分けるのである。
三国志の武将なので、やはり武力を高くしたいから、
一点集中で、武力にポイントを集める。
ただ、
武力だけにポイントを集めると、策略でコロッとやられてしまうので、
知力なども高くしなくてはいけない。
となると、人望が無かったり。。。と、難しい。

どこの才能を磨き、秀でさせるのか?
ゲームの中から、人生を考えたものだ。
（いいすぎた）

私は生まれも育ちも貧乏だったから、
あれこれ恵まれた環境にはなかった。
だから、多くを望むよりも、
少ないリソースを、どこに注ぎ込むのか?というのが
生きていくうえで重要事項だった。


例えば、娯楽。
親の教育が大きかったが、テレビは1週間で1時間半。
30分の番組を3本しか見られなかった。
だから、厳選して選ぶ。
見たテレビは、頭の中で繰り返し繰り返し振り返って味わった。
(当時はビデオもDVDも無い。自分の記憶しかない）

音楽も、いろいろなミュージックに触れ合う機会も無いから、
友達がテープにコピーしてくれた2本の音楽を
繰り返し、繰り返し聞き続けた。
勉強しているときには、ずっとその音楽が流れていた。

ラジオ？
ラジオ、、あるねぇ、、聴けば良かったが、
信じられない話だろうが、
田舎の山奥には、ラジオですら届く局が限られている。
しかも、FM波なのに、変動が大きい。
流行りのミュージックなんて聞ける余裕が無かった。

無かったのだが、
当時は、それが当たり前だと思っていたし、
不平に思うことも無かった。

だから、2本のテープを繰り返し繰り返し聞いて
ひたすらに受験勉強をしていた。
だけだった。

それだけ勉強していれば、
そりゃそこそこいい大学に行けるわ。
そう思う。

大学に入るのも、1点集中だった。
物理と数学と世界史。
ここに賭けていた。
試験を受けない科目の授業は、聞いていなかった。
高校3年の時の担任の先生が、化学だったにもかかわらず、
割り切って一切勉強せず、最後のテストは10点以下だった（100点満点でである）

自分の能力は限界があるから、
1点に集中して、他の事は一切やらない。
それが、最大効果を生むのだ。
という事実を、
どこかで学んで、そして実践していた。
あの時の自分を褒めてやりたい。

その後の人生も似たようなものだ。
余計なモノは一切買わない。
けど、欲しいモノ・投資すべきものには、ガンガンお金を費やす。

みすぼらしい身なりをして、、、
靴なんかボロボロ、ワイシャツやスーツも新入社員よりも安物なのだが、
こだわりのモノだけにお金を費やす。

今は、自分のモノにはお金を使わない。
（奥さんと呼ばれる人が、私のお金を無駄に使うのもあるが、
　子供にだけ残せばいいのだ）
もう、子供だけに一点集中である。


さて、疲れてきた。
他に、先週の出張中の出来事や、
読んだ本の話も書きたかった。
書く予定だった。

一点集中にしておこう。

次女と鎌倉駅。

そう言えば先日、鎌倉についてテレビで出ていたな。。。
鎌倉と言えば…
（徹底出来ないのが、私の生活でもある）