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走ることについて 続き [近況]

1月下旬から2月中旬までが、1年で一番寒い季節になる。
みなさん、風邪をひかないよう体調管理にご注意ください。

走ることについてブログを書いたが、続きを書きたくなった。
いわゆる続編である?
早朝の1時間だけなのに、書くことはたくさんある。

ブログで走ることを書いたので、
金曜日は、朝、ランニングをして在宅勤務もしてから、
空き時間に会社に行った。
リモート勤務だと、こういう事も出来るよなーーー、、、、と思っていたら、
なんと、その移動時間に、会社の執行役員から電話を頂く
(そんなことは初めてだ。しかも、秘書の方から「今電話していいですか?」っていう連絡をもらって、慌てて電車を降りて、お待ちすることになる。
うかうか移動している場合じゃなかったな。。と、
タイミングが実に悪い)

あ、走ることの続編を書きたかった。

その日、早朝ランニングをするべく、
雨戸をあけて、ガラス戸をあけた途端、
くしゃみ・鼻水が連発した。
・・・
なんと、もう、花粉が飛んでいるのではないだろうか?
いいのか?
これからますます寒くなるところなのに、スギの花粉は春の準備をはじめたのか?
ちょっと気持ちが早くないだろうか?
と、
庭先に目をやると、梅の花が咲き始めているようだった。
自然界は不思議だ。
暖かくなり始めてから、春の活動が始まるのが、
(気持ち的には)適正な順番だと思うのだが。

などと、思っている暇もなく
さっさと、暗闇の中に走りに行く。

寒い。
寒いから、厚着をしたいのだが、
走り出すと、体が熱くなるので、過剰な厚着は良くない。
私は、自転車に乗る時のウインドブレーカーを着て走る。
このウインドブレーカは、
薄くてシャリシャリなうえに、
背中が盛大に空いている。
こんなに薄手で、背中が空いているのは、
防寒対策にはならないだろう・・・
と、
思うのだが、意外と暖かいし、
走って汗をかくぐらいに体温が上昇しても、
背中が空いているせいか、適度な体温を維持できる。
人間工学なのか繊維化学の賜物なのか、
昔のアナログな感覚ではなく、意味も分からないが、ありがたい恩恵にあずかる。

ランニングには、手袋をはめる。
100均で買った、伸びる手袋。。。
しかも、親指と人差し指のところに穴が開いている。
構造的にもともと空いているのではなくて、、
たまたまその部分が破れただけである。
が、
実はちょうど良い。
走っているときには、手の全体をカバーしてくれる。
そして、
スマートフォンを取り出して操作する時には、
指の腹がむき出しになるので、ちょうど操作できるようになっている。
これは、、
何かわからない技術の恩恵ではなくて、
まぁ、適当さの賜物?である。

服装と言えば、モンベルのタイツを履きながら走っている。
冬だから、防寒にもなるのだ、
足を適切に圧迫してくれるので、心地よい。
長距離を走る時には、これが無いと、膝や太ももが痛くなるので、
手放せないツールである。

あとは、靴。
靴がちゃんとしていると、走るのが楽しい。
が、
今は、赤札・格安で買った靴なので、
値段相応の走り心地だ。
靴が壊れたら履き替えるのだが、
値段と走行距離は、必ずしも一致しないようだ。
何がいいのか、よく分からない。
先週、ふらりと寄ったワークマンでランニングシューズを買ってみた。
いつ履きかえるのか、分からないが、楽しみである。


どうでもよい内容ばかりだ。
申し訳ない。
(誰に謝る?)

最後に、ランニングコースだ。
(結局、話を続けるんだ…)
何度も書いていて恐縮だが、自然の多い恵まれた環境で走っている。

家の標高は60mの住宅地なので、走り始めは、一気に60mほどを駆け下りる。
私鉄の横のまっすぐな道(何もない)を走る。
鉄道工場があるので、早朝だけど、工場入っていく人が多い。
ご苦労様です。
そこから、干拓地の海岸線を走り、
野島公園という、海の上にプリンのように突き出た小山の周りを一周する。
休日の日中を走ると、多くの人がバーベキューをしているが、
平日の朝は、カラスと猫と老齢の散歩者しかいない。
ここには、伊藤博文の別荘があったところで、無料開放されている。(早朝は当然閉じられている)
和室と縁側の綺麗な家。
こういう趣のある家で静かに暮らせるとよいのだなぁ。
大日本国憲法をここで書き始めたけど、泥棒に入って場所を離島に変えた話があるが、
あの場所である。

そこからは、海の公園を走る。 
海 の 公園 ではなくて、 固有名詞で ”ウミノコウエン” である。
発音もちょっと違う。
表現方法が分からない。。

海の公園は、人工的に作られた海岸である。
遠浅の海岸と、大きな芝生が広がるので、市民の憩いの場所である。
遠浅の海岸は、夏は、小さな子供向けの海水浴場になるが、
湾内の水があまり巡廻しないので、水質は残念な感じである。

昨日のブログの、朝日の写真は、ここから撮ったもので、
景色はまずまずである。
早朝から深夜まで、多くの人が散歩している。
昼間は、砂浜でビーチバレーや、芝生でコンサートや、楽器の演奏をしている人もいる。
良い公園だ。

さらにその先に走っていくと、
今度は小柴自然公園という、長細い公園を走る。
早朝ランニングは、いくつもの公園を、縫うように走り続けているような感じである。
この、小柴自然公園、
もともと米軍の燃料貯蔵施設だったようだ。
さらにさかのぼると、戦中に日本軍の燃料貯蔵施設があった。
百田尚樹さんの「海賊と呼ばれた男」の話の中でも出てきた場所である。
大きな円形のタンクが、”地下”に何基も造られていた。
そして、
その上を鉄板で覆った状態になっていたそうで、
重機を走らせていた工員が落ちて亡くなってしまった事件も報じられたことがある。
いろいろ話題のあるつまった公園で
つい先日、オープンしたばかりである。
240120.jpg
何もない芝生がとてもいい。
気持ちよい。
オープンしたてなので、早朝は人も少ない。
通り抜けるのも1kmあるので、なかなかコースにしにくいのだろうか。

オープンしたと言っても、長細い区間のみで、
長辺は1km、短辺は100mの長細公園である。
将来的には長辺1km、短辺700mに拡張される予定であるそうだ。

もちろん子供向けの遊具や、
ラクビーやサッカー・野球も出来る多目的広場もある。
30万人が過ごす都市だから、公園が沢山あっていいのだけど、
こう、、、盛大な公園が3つもつながっていて、申し訳ない気もする。

なお、この公園の北端には、
野口英世のゆかりの施設である横浜検疫所の跡地があり、長浜ホールがある。
そこから道をはさみ、
また広大な長浜公園が続いていくのだが、
4つ目の大型公園を走ると、15km以上になってしまうので、早朝はその前で家に向かう。


3つの公園を走りぬいて、最後は、
小さな祠のある石段の山道を駆け上る。
朝から12km、体も暖まり、目も覚める。
朝から疲れるのだが、楽しい道。
これならば、ランニングに行きたくなる私の気持ちもご理解いただけよう。。

こんなところに居を構えられて、
ラッキーだったなと。


村上春樹氏は、あちこち居住地をかえて
あちこちで走るらしい。
それも、うらやましいと思う。
村上春樹氏は、さらに、ギリシャとかニューヨークとか、ハワイとか、
世界を股にかけて生活をする。
そんな人生も良いだろうな。

小市民は、そんなに居住地を代えられないし、
原則、日本国内なので、そういう事は、映画や小説だけの話である。
だから、
現状で満足できる自分は、
やっぱりとてもラッキーな気がする。

明日は雨らしい。
自転車に乗れないから、また走るんだろうな。

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